日本のGPS衛星「みちびき4号機」の打ち上げに成功しました。
良かったですね。
これで、来年から4機体制での利用が可能になります。
4機体制でも、従来のアメリカのGPS衛星と比較すると、精度は向上するみたいです。
「みちびき」の専用ウェブサイトもあります。
センチメータ級の精度を利用するには5機以上ないと駄目みたいなので、まだもう少し先の事になりますね。順次打ち上げていってますから。
問題の精度ですが、静止状態で6~12cm程度、移動体で12~24cm程度の精度みたいです。ウェブサイトの数字の見方が間違ってなければですが。(^^;
従来のメートル級の誤差から考えると、随分と精度が高いです。
「みちびき」の信号に対応したカーナビとかも、これからもっと精度が良くなっていくんでしょうね。
そうでないと、意味がないけど。
自動運転の技術に「みちびき」の信号(というか、GPSですね)を位置確認とかで使うみたいな話もありますが、長いトンネルの中とかの場合は、画像認識とかレーダーとかで判断するんでしょうか。というか、そうしないと、衛星の信号なんてトンネル内で受信出来ませんからね。
新神戸トンネルみたいにトンネル内で分岐とかがあるような場合は、衛星に頼らないで自立走行出来ないと駄目でしょうし。
さすがに、衛星だけに頼るような事はしないと思うけどね。
あと、衛星だけ精度が高くなっても駄目なんですよね。地図も精度を高くしないと。
いくら、衛星で正確な位置が分かっても、地図が駄目だと意味がないし。
しかし、地図作りに終わりはないんですよね。
さて、どうなることやら。
Posted at 2017/10/13 21:25:10 | |
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