購入候補になっていたグレイスハイブリッド。
担当氏に相談してみたところ、実車確認するために用意してくれる事になりました。
当初の予定では、試乗の際、担当氏も同乗するはずだったのですが、結局、いつも通り一人で好きなように乗ってきて下さいということに。(^^)
時間もじっくりとどうぞとのこと。
シビックハイブリッドの時もそうだったんですが、通勤コースを走らせてもらったのですよ。
今回はシビックハイブリッドより車高が高くなる事もあり、実際にガレージのゲートの高さの差を確認するために通勤コースを走るだけでなく、家のガレージにも入れてみたわけです。
そこから、通勤コースをいつものように往復で走り、さらに、峠道の走行も試してみた。
都合のいい事に、試乗で用意してくれたグレイスハイブリッドは購入候補と同じ、EX Honda SENSINGのグレードでした。
オプション関係は若干違いましたが。
ではまず燃費から。
通勤コースの往路。
ECONはONで、冷房は使用せず、送風のみ。

14.5km走って燃費は36.6km/L。
EXのJC08モード燃費は32.4km/Lなので、余裕でカタログ燃費を上回ってます。
うまく行き過ぎ。担当氏には「これはやりすぎ」と言われましたが。(^^;
別に誤魔化したわけではないので、本当に出た結果ではあるんですけどね。
まあ、バッテリーの容量が十分だったというのも、ありますかね。
次、通勤コース復路。

燃費計測は往路から継続しています。ですので、リセットはしていません。
往路と違うのは冷房を使用している事。
往復29.1km走って28.4km/Lの燃費。冷房を使用している事を考慮すると、悪くはない数字かと。
冷房を使ってなかったら、30km/L位行ってたかもしれません。
なお、往路と復路でコースが違います。
朝と夕方での混雑具合などを考慮してコースを変えているためです。
さて、往復なので、家に戻ってきたわけですが、今度はここから地元の峠道を走って隣県へ。その峠道からすぐ近くの隣県の道の駅まで行き、今度はそこからディーラーまでというコース。

32km走って、27.9km/Lという燃費。
冷房は適当に使用しています。
峠道の上りでは15km/L位でしたが、やはり、下りで燃費を取り返しています。
峠道の途中にある道の駅で小休止してからの燃費グラフは以下の通り。

40km/L位のグラフになってます。
その前のグラフは丁度、折り返し地点の道の駅から小休止した峠道途中の道の駅までになります。
ほとんど上りなのでやはり15km/L位のグラフになってますね。
さて、走行の感じや乗り心地、静粛性など、特に不満が出るほどのこともなく、比較的良好でした。
サスペンションが若干固いような感じがしたくらい。
自分の車ではないので、無理な事はしていませんが、やはりコーナリングはシビックハイブリッドの方がいいかも。
まあ、車幅もあるし、足周りの違いもあるだろうし、単純に同じようにはいかないわな。
i-DCDの癖もこれまでの試乗や代車での走行が役に立ちました。大体の癖は分かりましたので。
そうでなければ、あんな燃費は出なかったかと。
とはいえ、燃費性能に関しては十分合格点。
想定では20km/L台の後半、つまり、25~29km/L辺りの数字が平均的に出るようなら、十分だろうという判断でした。
ですので、27~30km/L辺りの数字が出たという事はまあ、燃費性能も大丈夫だろうと。
たしかに、36.6km/Lはやりすぎという気もしますがね。多分、ディーラーの普通のお客さんでは出ない数字かと。
担当氏や工場長の方に色々話を聞いてますが、私のような数字を出している人はいないようなので。
装備的にもシビックハイブリッドの時に無かったものが色々とあるし、結構贅沢な装備になってるので、あからさまな不満はないのですが、唯一残念だったのは、リバース連動ドアミラーの設定が無くなってた事ですね。
これ、グレイスだけでなく、フィットとかでも無かったみたいなので、本当に無くなったんですかね。
あれ、便利だったんですが。
しかし、さすがに新型ですね。燃費は素晴しい。(^^)
なんですが、このi-DCDももう終わりっぽい。今後はi-MMDの1.5L版に置き換わっていくようですし。
それと、今回購入を決断したのにはつまらない理由がまだあったりします。
車両接近通報装置の義務化です。
これ、モーター走行が出来るようなハイブリッド車とか電気自動車のような走行音が静かな車に現在装備されていると思います。
低速時に妙な音で車の接近をお知らせするという、あれです。
現在の装備ではOFFにする事が出来ます。初期状態はONですが。
それが、OFFに出来なくなるんですね。
私の場合、野鳥撮影での撮影現場近くになったら、モーター走行で静かに接近するなんてこともしたりするので、あの変な音が鳴るのは正直嫌なんですよね。
シビックハイブリッドでも、モーター走行を使って、接近する事もあるくらいなので。場所にもよりますが。
確か、2018年3月か4月以降に発売の新型車からOFFに出来ない装備が適用になっていたと思います。
それ以前に発売された継続生産車だと、設計の変更が必要になるので、2020年以降に適用だったかな。
つまり、合法的に音が消せるのは2020年までの継続生産車になるわけです。
もう一つの理由は消費税の増税が控えている事ですかね。
新車の値段なんて100万円単位ですから、これの10%が税金となると数字もでかいですし。
買い換えの切っ掛けは台風21号のせいではありますが、色々と末期的な条件も重なっての結果ですなあ。
いずれにせよ、納車の11月末までが長いなあ。あまり、売れていない(作られていない)車を選ぶとこういうことになるんでしょうな。