2020年09月08日
今日は予定を変更します。
実はネタは二つありまして、後は書くだけだったんですが、台風10号で九州の方で停電もあったようですし、おさらいの意味を込めて今回のネタを書いてみます。
こちらでも2018年の台風21号で停電になり、大変だったのですが、その際、ニュース等で携帯電話の充電の問題が報じられていました。
私の場合、あの停電の最中でも携帯電話に関しては普段以上に平気で使っていました。
停電なので、パソコンで調べるわけにもいかなかったですしね。ノートパソコンでしたから、バッテリーのある間はバッテリーで動かしましたが、結局、車に積んでいたインバーターを使って充電しましたけど。
以前書いたものを読んだ人なら分かると思いますが、私の場合、携帯電話の充電電力は太陽電池で発電した電力で賄っています。
こういう災害になる以前から実践していましたので、何の問題もなく、電池残量を気にすることもなく、余裕で使ってました。
太陽電池といっても、家の屋根に設置するような規模の大きいものではなくて、窓にぶら下げたりして使う、ポータブルソーラー発電機と呼ばれるものです。
これにモバイルバッテリーを組み合わせて、携帯電話用の充電電力とするわけです。
今回書こうと思ったのは、携帯電話を機種変更したこともあり、以前と状況が変わったためです。
実際に使用している太陽電池の発電性能は28W。この程度の物であれば、普通にアマゾンとかで多くの種類を売ってます。発電量が大きい方が勿論いいですが、窓の大きさも考慮に入れた方がいいでしょう。
逆に20W未満になると、充電に要する時間も発電量に応じて長くなると思われますので、20W以上のものを選ぶのが目安かな。
先に書いたように、発電量の大きい方がいいのは確かなんですが(60W級の物とか)、かなりでかいので、設置出来るかどうかも考慮した方がいいでしょう。
モバイルバッテリーは現在、20000mAhの物を二つ。
現在使用している携帯電話のバッテリー容量は1700mAhです。
以上の条件で、うちの場合、太陽電池は東側の窓に常時ぶら下げています。
理想としては南側の日当たりの良い窓にしたいところですが、それも出来ないので、東側の窓になっています。
モバイルバッテリーは一つを太陽電池に接続しての充電用。
充電の済んだもう一つを携帯電話の充電用に割り当てます。
携帯電話の充電に使用して電力が減ってしまったら、太陽電池で充電しているモバイルバッテリーと交換します。
これを繰り返して太陽電池で発電した電力を使用します。
モバイルバッテリーは出来れば、容量を%で表示出来るものがいいです。目安にしかなりませんけどね。
以前のPHS端末と比較すると、消費電力の大きい端末なんですが、それでも、モバイルバッテリーが満充電であれば、一週間以上もちます。
まあ、私の場合、動画を見たりとかしませんので。見るのは文章の記事とかがほとんどで、そんなに電力を使わないというのもあるでしょうけどね。
太陽電池での充電ですが、晴天であれば、一週間もあれば満充電になったかな。なんせ東側の窓なんで、実質、午前中だけですからね、発電効率がいいのは。
なので、日当たりのいい南側の窓とかの場所が確保出来るのであれば、もっと短い時間で充電出来ると思います。
前は10000mAhのバッテリーでした。携帯電話の機種変更に伴ってモバイルバッテリーも新しい物に更新したわけです。
10000mAhの時であれば、晴天時、3~4日程度で満充電になってたかな。
日当たりのいい窓なら、1~2日で満充電に出来るんじゃないですかね。
ただ、これはあくまで窓にぶら下げた状態での話です。
なので、太陽光線の当たる角度も最適ではないですし、窓ガラスを通る分、光も減っているでしょうから、発電効率も最適とはいえないでしょう。
実際、私はこの方法でずっと携帯電話を使ってますので、興味を持たれた方は、今回の台風を機に実践してみるのもいいかもしれません。
家庭の電力を丸ごと賄えるレベルの太陽電池を家の屋根に付けているとかであれば、特に必要ないでしょうが、一部でもこうして商用電力に頼らないのを実践出来れば、停電時に本当に役にたちます。
まあ、この方法は停電の時だけではなくて、キャンプとかのアウトドア活動の好きな人にも、利用出来るものです。
ここからは余談です。
こんな事を始めた切っ掛けがおかしいのですが、実際に役にたつ状況になるとは思ってもなかったですね。
そもそも、こんな事を始めた切っ掛けは、結局、野鳥撮影が関係しています。
基本的に乾電池駆動対応機器で色々としていますが、専用バッテリーだろうが、汎用のニッケル水素電池だろうが、屋外では充電出来ません。
コンセントが無いので当たり前ですが。(^^;
ましてや、野鳥撮影するような現場。池とか川とか山道とかですからね。
予備電池も持参して行くので、出先で電池が無くなってどうしようもなくなったという経験は、今のところ無いですけどね。
無いんですが、考えました。屋外で電力を調達する方法は無いものかと。
当時、色々と調べた結果、まず見つけたのが太陽電池。
次に見つかったのが風力発電機。ただし、これは本当に小さいもので、自転車に付けるようなおもちゃみたいなものでした。
実際に使えそうなのが、太陽電池しかなかったので、考えた通りにいくかどうかとにかく試しに運用してみようと。
そんなわけで、携帯電話の充電に実際に使ってみたわけです。
しかも、これがうまくいったと。
うまくいったので、じゃあ、携帯電話の充電電力はこれからこれでいいやん、というわけです。(^^)
安直ですが。
機材を揃えるのに、初期投資が必要になりますが(そんなに高いものではないですが)、よろしければお試しあれ。
Posted at 2020/09/08 21:14:38 | |
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