2023年09月08日
いろんなメーカーから空調服が発売されるようになりましたが…。
ほとんどのメーカーが風力を強くするためにでしょうが、駆動用の電池はリチウムイオン電池なんですよね。
それも、全部調べたわけではないですが、それぞれのメーカー専用品だったかと。
私が使っている空調服のメーカーは老舗の株式会社空調服ですが、ここもリチウムイオン電池は専用品なんですよね。
市販されているモバイルバッテリーなどの汎用品は使えないわけです。
ただ、ここの物は元々単3電池で動作させていて、現在も単3電池ケースは販売されています。
販売されていますが、手元にある物だけでも、仕様変更されて中身の異なる物が2種類。初期型と合わせると全部で3種類あるんですね。
長期間使っているとケーブルが痛むこともありますし、電池ケースのコネクタが接触不良になりやすかったんですよね。
特に現行品の電池ケースの方が接触不良になりやすいとか、なんでやねん、という感じ。
体を動かす方向によって、電源が切れたり付いたりするんですよね。
例えば、体をお辞儀をするように前に倒すと、電源が切れ、体を起こすと電源が入るというような感じです。毎回なるわけではないですが。
それと、現行品の電池ケースの弱の風量が少なすぎる変更がさらに問題で。
電池ケースの値段も高いし。(^^;
そこで考えたのが、新たなる単3電池対応化だったわけで。
前にUSB電源ケーブルを自作してるのですが、面倒なので、市販の変換ケーブルなどを組み合わせて、USB電源で単3電池対応にしてみました。
電源部分は単3電池4本のモバイルバッテリーを採用。最初は単純な単3電池4本ケースを使用するつもりだったのですが、予定を変更。
パナソニックのBH-BZ40Kを電源部に採用。
これだと、純正の電池ケースと大きさはほぼ同じ。若干厚みがあるくらい。
USB電源なので、ニッケル水素電池を使用しても、5V出る。
単3電池4本仕様のモバイルバッテリーなら各社からいろんな物が発売されてますが、この機種には珍しい機能がありまして。
種類の違う電池を混ぜて使うことが出来る、電池のごちゃ混ぜ機能があるんですね。
1本単位で電池を監視するので、劣化電池の判断がしやすいとか、良さそうだと。
今回の件以前から1個持ってたんで、動作試験もしてました。
動作はそのものは勿論、動作時間も大丈夫そうでした。
弱の風量も旧型の電池ケースと同等みたいな感じだったので、これならいいやと。
変換ケーブルと強・弱スイッチケーブルを組み合わせて、空調服の元々のファンケーブルはそのままに、電源部分の入れ替えを出来るように。
つまり、純正品と互換性を維持して、新たに単3電池対応化したというわけです。
改造や自作は一切なし。互換品や汎用品の組み合わせで。
予定外だったのはスイッチケーブルで。
密林で8月に発注したんですが、たまたま持っていたケーブルが1本だけだったので、予備を含めて3本発注したら、9月11日到着予定という。(T_T)
今季で使える日数が少なくなってしまうではないか。
本家、株式会社空調服の方もリチウムイオン電池が主流になってるみたいだし、単3電池はマイナーな扱いになっていくのかなあ。まあ、それもあって、電源部分をUSB端子化したわけですが。
専用のリチウムイオン電池って値段が高いんですよね。
囲い込み政策なんでしょうけど、なんだかなあ。
Posted at 2023/09/08 21:50:25 | |
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