
先日のツーリングにおける燃費を考察してみよう。
遠出なので、燃料は満タンで出発、快適性を優先させるためにエアコンなども勿論使用。
つまり、条件的にはよろしくないわけです。
今回は2カ所目の合流場所まではほぼ高速道路だけというコース。
南大阪からなので、阪神高速湾岸線を北上し、大浜で降りて堺線に乗り継ぎ、環状線に入って池田線。豊中JCで名神高速に入り、吹田SAで待ち合わせて、京都東ICへ。
しかも、今回はアダプティブクルーズコントロール(ACC)を使用。速度設定は90km/h程度に設定。状況に合わせて速度設定は変えてますが、燃費を考慮して控え目にしました。
なお、ACCを使用すると自分の足より燃費はよろしくないです。加速の制御がどうも速過ぎるので、アクセルを踏み過ぎになります。
それと、減速ですが、協調回生ブレーキではないような感じです。
発電量は自分の足でブレーキを踏んだ時より明らかに少ないです。
特に前走車が減速した時、シビハイが自分でブレーキをかけて減速させるんですが、人間の足でブレーキを踏んだ時と発電量が違うのがよく分かります。その辺でもちょっと損な感じがします。
さて、ツーリング時の写真にもある様に、24.2km/Lの燃費が出ていました。混雑・渋滞に合うまでは。
恐らく、混雑・渋滞が無ければ、経験上25km/L位はいっていたであろう、と考えています。
ちなみに、高速道路を走って、24km/Lというような燃費はやはり、速度を控え目にしないと出ません。
シビハイの場合、100km/hを超えると燃費は伸びなくなってきます。それどころか、速度が上がるにつれて燃費は悪化します。
へたをすると、20km/Lを維持するのもあやしくなってしまいます。
やはり、高速道路は80~90km/hあたりが一番燃費がいいみたいです。
もし、エアコンを使わないでいい時期だったら、25km/L程度は割と簡単に出たんではないかと。
空力もCd値0.27なので、いい方だと思いますが、空気抵抗も相当なものですからね。
それにしても、混雑・渋滞はダメです。いとも簡単に燃費が悪化してしまいます。
それでも、22km/L程度までの低下で済んだのでましではありますが、IMAの特性上、やはり、渋滞とかは苦手ですね。
モーターアシストがあてに出来ないですから。
もう一つ燃費が伸びなかった要因は峠道です。
坂道が長過ぎました。行きで、最初に峠に差しかかった段階で、電池残量が半分。登り始めて程なく電池が無くなり、充電モードに。
下りで取り返せるといっても、上りで余計に使った分まではなかなか取り返せませんので。
満充電状態でモーター走行すると、約2km走れますので、単純に考えると、満充電で上り坂でのモーターアシストも連続で2km程度と考えられます。つまり、それより長い坂道は確実に充電モードにならざるを得ないと言う事になります。
とはいえ、シビックハイブリッドという車は面白いです。
あの車体を1300ccのエンジンとモーターで引っ張り回して、こんな燃費が出るんですから。
Posted at 2012/08/28 22:04:38 | |
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