トヨタのミライが発売から1年経ったという記事があり、納車待ちが3~4年だそうで。
1日の生産台数が3台。熟練工の手作業での生産だそうで。(^^;
国内受注だけで3000台を越えたそうですが、この調子だとどうにもなりませんね。
トヨタは生産体制を強化して生産台数を引き上げる予定だそうですが、それでも年単位の時間がかかりそう。
一方のホンダですが、
クラリティのWEBサイトが出来上がっています。
ここでの情報によりますと、日本での正式な発表・発売は2016年3月を予定しているそうで。
まだ変更になるかもしれませんが。
あと三カ月弱といったところでしょうか。
初年度は官公庁などへのリース販売だけというのも少々引っかかるといえば引っかかる。
一般向けはさらにその1年後らしい。
766万円は確かに高いけど、高級車だと思えばそんな値段の車も普通にあるし、すんなり受注生産車でいいのではないかという気もする。
もっと問題なのは水素ステーションですよね。
車を買う事が出来ても、水素を補給出来るところがない事には、使いようがないですからね。
ちなみに、私の地元の南大阪では水素ステーションはありません。
厳密にはない事はないのですが、ある場所が関西空港島内になるんです。
なんで、水素を補給するためだけに、連絡橋料金を払わねばならんのだ、ということになってしまいます。(T_T)
あるといっても、そこが利用出来るのかどうか知りませんが。
もう一つの問題は水素をどうやって作るかです。
化石燃料から分解したりして作っていると、あまり意味がないんですよね。
そんなことをするなら、最初から石油からガソリンや軽油とかにして利用する方が効率的ですし。
理想は水から作る事ですけど、ホンダは高圧水電解システムというのを独自に開発しています。
ただ、水素の製造コストがまだ未公開なんですよね。
電気分解ですから、電気代がかかるわけですが、恐らくこのシステムの理想は太陽電池による電力の調達でしょう(もしかすると、風力発電もあるかも)。
エネルギーの地産地消とコンセプトが書かれていますので。
それにしても、少しずつ進んで行ってますね。登場が楽しみです。
Posted at 2015/12/16 21:10:49 | |
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