
シビックハイブリッドがリコールの対処でディーラーに行っている間、フィットハイブリッドを代車で乗ってみた。
試乗では分からない事が結構分かって面白いです。
やっぱり、試乗だと短距離しか走れないからね。
でもさすがです。新型だけの事はあります。
燃費いいですね。
カタログ燃費は33.6km/Lのモデルかな。
普通の売れ筋グレードですね。
タイトルの写真は日曜日に出かけた時のものですが、峠越えをして隣の県まで走ってきた数字です。帰ってきたら28.2km/L。
天気は雨。土砂降りではなかったですが、路面は濡れてる状態です。
走行条件を考えると、悪くはない数字ですね。
システム出力の大きさが違うので、当たり前ですが、シビックハイブリッドより速いです。踏み込んだらかなり行きますね。出力が大きい上に車体が軽いからね。
乗り心地は若干跳ねる感じがありますが、車格からしたら普通かと。
使い勝手とかその辺の事は多く語られている事でしょうから、割愛します。
一番気になるのはやはり燃費です。
運転はし易かったし、小回りもきくので、あまり困る事はなかったです。
i-DCDとIMAでは制御が全然違うので、最初はハイブリッドシステムの動作の癖が分からず、迷っていたのですが、乗っているうちに少しずつ分かってきました。
必要時以外のモーター走行を避けようと最初はするのですが、IMAのようにはうまくいかないんですよね。
IMAと比較すると、結構な頻度でモーター走行をします。
1モーター式ですので、電池が減ると充電モードへ移行します。この点はIMAも同じ。
ただ、リチウムイオン電池である事はさすがで、充電の回復も早いんです。
なので、充電モードが終わるのも早い。
充電モードが終わるとモーター走行がすぐに可能になる。
IMAとの違いは充電モードでの走行とモーター走行の頻度が多い感じがしました。
つまり、エンジンのモーターアシスト(エンジン+モーター)する走行頻度は少ない感じ。
市街地走行程度だと、エンジンだけの加速も割と多かった印象。
IMAだと電池残量がある限りモーターアシストが入るであろう場面でも、エンジンだけとか、そういう違いがあるように思えたわけです。
勿論、アクセルをそれなりに踏み込んで加速するような事をすれば、モーターアシストをしますが、普通にまったりと走っている分には、頻繁にモーターアシストはしてくれないみたいだという事ですね。
モーターだけでも加速は出来ますからね。
同じi-DCDでも車種によって味付けを変えているはずなので、フィットハイブリッドと違う車だとまた異なる挙動かもしれませんので、その辺は全く同じではないと思います。
充電モードに陥った時の瞬間燃費計の落ち幅はシビックハイブリッドより大きいので、いかに充電モードを早く終わらせられるかというのは影響が大きいです。
なので、回生ブレーキ(電動サーボブレーキ)とかでの電力回収はうまく出来るようにした方がいいわけです。
まあ、充電モードはシビックハイブリッドより時間は短いんですけどね。
そんなこんなで、ある程度癖が分かってきたところで、車を返しにディーラーへ。

10.3km走って、30.4km/Lとなり、30km/Lを超えました。(^^)
家からディーラーまでの移動だけです。
地元の街乗りだけですので、生活道路やら国道やら、信号諸々で、当然ながら燃費のいいコースというわけではないです。
ディーラーの担当氏には驚かれましたが。(^^)
30km/Lを超えた人を見た事がなかったそうで。(^^;
でも、普通に丁寧に乗っていれば、24km/L位という話を聞いていたので、30km/L位なら行けるんじゃないの? という感触はありました。
一応、E-CONはオンにしてましたが、あれでも十分な加速とかしてくれるので、あんまり不都合には思わなかったですね。
やっぱり、新型はさすがです。
Posted at 2016/09/19 22:11:20 | |
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