今日は天気予報が当たりまして、雨でした。なので、野鳥撮影は行ってません。
予報では昼から雨だったんですが、もう、朝のうちから降ってきてました。
行くのをやめて正解。(^^)
さて。
ラジオのAM放送の終息化の話がありますね。以前にもちらっと書いたかと思うけど。
というのも、来年の2023年が放送局の免許更新の年だからのようで。
まだ急に無くなるわけではないのですが、FM局に移行する準備段階に入る局も出てくるようです。免許更新のタイミングに合わせて実施していくわけです。
多くの局がFM局に移行することを考えているようです。
理由はAMの送信設備の維持管理が大変だから。
今やラジオ放送の売り上げ(?)は右肩下がり。設備の維持の費用が大変なんですな。まあ、テレビの方も広告宣伝費でネットに負けてきてますからね。
FMの場合、現在だとワイドFMの実施もあり、内容自体はAMと同じものをFMでも聞く事が出来ます。
全部の局がワイドFMでの同時放送をしているかどうかは知りませんが。
NHKはAM局を残すようですが、1波にするようです。現在は第1と第2の2波で放送していますが、これを1波にするということですね。
個人的にはAMは残してほしいのですが、まあ、時代の流れということもありましょう。
FMは中継局を増設しやすいようですが、利点ばかりではありません。
AMと比較すると、当然ながら色々と違いがあります。
AMは遠くまで電波が飛びますが、FMはAM程遠くまで届きません。直線的に飛ぶので見通しの悪い所には届きにくくなります。
AMの場合は、夜なんかがそうですが、電離層に反射するので相当遠くまで電波が飛びます。
なので、FMでAM並の受信範囲をカバーしようと思うと、中継局がかなり必要になります。なので、受信エリアが狭くなるのは仕方がないということのようです。
なので、特に北海道の放送局が頭を悩ませているようです。広いですからね。
AMと同等の範囲をFMでカバーしようとすると、かなりの中継局が必要になるということで。
なんだかなあ。(^^;
音質はFMの方がいいですね。周波数変調という方式を採用していることが大きいかな。
AMの場合は振幅変調という方法で電波に乗せて飛ばしています。
周波数変調はノイズに強いのですが、元の音声信号に戻すのが振幅変調より複雑です。
AMの振幅変調だと、極端な話、アンテナで受信した信号をダイオードで検波(片側の波を削る)してしまえば音声信号になりますからね。
昔の鉱石ラジオとかがそうですし。名称的に鉱石ラジオといってますが、実際にはゲルマニウムダイオードを使っているので鉱石ではないですが。
そのゲルマニウムダイオードも現在は製造していなかったと思うので、代替品としてはショットキーダイオードだった気がします。
まあ、どうでもいい話でしょうが。電子工作をする人くらいしか関係のない話かな。
AMだけですからね、電池無しで聞ける受信機を作れるのは。
FMはねえ、ロッドアンテナを伸ばさないとあまりよく聞こえないからねえ。送信所の近くならいいんでしょうけど。
それと比べるとAMの方が手軽なんだよね。フェライトバーアンテナ内蔵型がほとんどなので。
AM受信機で外部アンテナの物って、据え置き型のチューナーくらいでしょうし。
今だと
radikoとかでインターネット配信でラジオ放送も聞けるんですが、災害時とかの放送としては致命的な欠点があるんですね。
結構遅延があるんですよ。なので、地震速報等の緊急を要する伝達にはまるで使えません。当然ながら、時報等の音も無意味です。
さらに、インターネット回線なので通信が集中すると聞けなくなる可能性もありますね。ここが放送と違う所。
通信回線の容量というものがありますからね。物理的な回線の線が切れても駄目ですし。
受信側の端末も普通のラジオと比較すると、動作時間では勝てないでしょう。
恐らく停電になった場合、インターネット回線の利用はかなり電池等の容量、残量等を考えて使わないといけないでしょう。
充電難民なんて報道もあったくらいですからね。
まあ、私は停電でも関係無しに携帯電話でネットを使えてましたが。
個人的にはあんまりFMは聞いてないんだよな。勿論、ワイドFMを聞ける環境を整えてますけどね。
でも、もうここまでくると仕方がないでしょうね。
虚しいものです。
Posted at 2022/11/13 21:11:22 | |
トラックバック(0) |
ラジオ | 音楽/映画/テレビ