今更的なネタですが。
元々は北海道で猟友会が報酬が低すぎるなどの理由で、クマの駆除を辞退という報道を見てたら、関連ニュース的に出てきたものだったんですがね。
猟友会が辞退という報道も見たけど、確かにあれは酷いわ。辞退して当然という感じ。
安過ぎ。
だって、基本の日当が4800円だったかな。それに色々と加算されていくんだけど。それにしてもねえ。
で、基本の日当ですが、それって、労働基準法の最低賃金、それも北海道の最低賃金に照らし合わせても駄目なんじゃないの? って思いましたもん。
今の北海道の最低賃金は時給で960円だったかと。
ま、交渉は決裂ということだそうで、そりゃそうでしょ。
ということで、話を学校カメラマンに戻しますと、根っこは同じですね。
報酬が安過ぎるためのようでして。
プロのカメラマンとか、いろんな人が動画とかでも言及していましたが、自分なら10万でも受けないとか言ってましたね。
記事とかはこの辺。勿論、他にも色々と記事はありますよ。
https://dot.asahi.com/articles/-/220439?page=1
内容を見て絶句しますね。
1日に5000枚撮影して、1日20000円とか。
交通費とかも込みだそうですし、修学旅行とかも自腹で付いていかないといけないとか。
そりゃ無理でしょ。
当然、機材は自前です。
それで1日5000枚でしょ。
プロでしょうからカメラは1眼レフとかを使っているでしょうけど、シャッターって寿命があるんですよ。
機種によっても違うけど、10万回から30万回あたりかな。多少前後すると思うけど。
初級向けのモデルは回数が少なめみたいです。少ないと5万回位の物もあるようで。
仮に10万回だとしてもですよ。
20回撮影に行ったら、カメラの寿命が来てしまう可能性があるわけです。
1年の学校行事を思い出してみます。
まず、入学式と卒業式。
修学旅行。
運動会(体育祭)。
文化祭。
遠足。
簡単に思い付くものだけでも、こんな感じにありますよね。
複数の学校と契約していたら、その分、撮影回数(枚数)は増えるわけで。
3校分の撮影に行ったら、1年でカメラの寿命が来てしまいそうですよね。
コロナ禍で廃業した写真館とかが多かったせいもあるようですが。それにしても、安すぎなんでしょうね。
あと、技術的にも体力的にも大変みたいで。
モデルさんとかの撮影だと、撮影のやり直しとかも出来るでしょうが、学校行事の撮影となると、やり直しが利かないですからね。一発勝負。
運動会とかなんて、まさしく一発勝負の撮影ですよね。
ちなみに、私の場合、1日で撮影した枚数の一番多かった時で1000枚位です。
勿論、野鳥撮影でですが。午前と午後の両方で撮りまくった時ですね。
最近は割と少なくて、100枚もいかないです。
ほぼ午前だけしか行ってないし、何度も撮影してる種はあまり撮らないし。
直近の撮影枚数だと、50枚前後位かな。
一番最初に買った一眼レフカメラのK-50でシャッター回数は現在約46000枚です(2017年から)。
7年程かかって46000枚。まあ、使うカメラがK-3IIとK-50の2台で、交代で使うようになってるから、枚数の増え方が落ちてはいるけど。
さて、学校はどうするんでしょうね。
Posted at 2024/06/21 20:56:51 | |
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