looking back on Alfa 145

ツインスパーク・エンジンの快音。
自分が、145を一言で表すならこれに尽きるかと。
このSTEP-A型と呼ばれるTSエンジンは、後年のGH-937AB以降のTSエンジンと比べ、ドライバーが感じる「ろ」の音は粒も大きくワイルドで、且つ耳に届くのは「コォー」という甘い音色。
正に快音でありました。

アクセルワイヤーを介したペダルによるスロットル操作は、電子制御式とは違いダイレクトそのもの。

年式は、1999年式。
色は、ライトグレーメタリック。

フロントフェイスは猛禽類系。
好き・嫌いの分かれるアクの強さも、魅力のひとつかと。

フロント・ドアとウィンドウとの境のラインが２段になっているデザイン（わかります？）も素敵♪

リアシートからの風景で特徴的なのが、リア・ウィンドウ。
ガラスの“ハメごろし”ではなく、前側のヒンジを支点に後端が外側に浮き上って開く。
そんな方式のウィンドウもどこか愛おしいところ。

唯一の弱点は、・・・いや書くまい。
あまたの素敵な思い出を前に、重箱の隅をつつくようなことは止めよう。

初のサーキット走行、トリコロールデイ2011（阿蘇）等の忘れられない思い出と、日々の通勤や休日のレク等にその役割をこなしたビークルとしての思い出と。
所有期間は短いながらも、忘れられないクルマとなりました。