私の日常の相棒として、なかなかのクルマ。 - iQ

マイカー

私の日常の相棒として、なかなかのクルマ。

CT0630
トヨタ / iQ
130G“レザーパッケージ”(CVT_1.3) (2009年)
- レビュー日：2020年9月14日
- 乗車人数：２人
- 使用目的：通勤通学

おすすめ度： 4

デザイン：5
走行性能：4
乗り心地：3
積載性：3
燃費：3
価格：無

満足している点: 兎に角そのコンパクトな車体を利したキビキビ感と小回り性には、本当に驚かされます。
車内に張り巡らせられた9エアバックと、VSCが齎す安心感。
マンガの様な可愛らしいデザイン。
かなり満足度が高いです。
不満な点: キビキビ感とある程度トレードオフの、結構硬めの乗り味。
やはり2Mジャストのホイールベースの悪影響は、全く無い訳は無いですね。
よく跳ねるし(~_~;)
でもまぁ仕方ないでしょう。
又低速時のCVTの変速制御が、今時のクルマに比べて少しばかり粗いですね。
それから折角オーディオ、エアコン辺りのインパネデザインを頑張ったのですから、ドアハンドル廻りの内装の質感を、もう少し吟味して貰いたかったですね。
ツイーター付近と他の部分との質感に、乖離があり過ぎな様な。
後ルームランプなんか他車種使い回しので構わなかったのに、何でわざわざスポットランプをつけてんだよ。
まぁこれもルームランプを追加したから、不自由してないけど。
それからメーターパネルはやっぱり大事な部分だから、もう少し造り込んで欲しかったですね。
総評: 色々と足りない点、不満な点は確かに有りますが、私にとっては、全て許せる範囲のものでしか有りません。
他には例を見ない、唯一無二の希有な存在感が有ると国産車だと思います。

デザイン: 5; 外装は特に気に入っています。
古今東西、これ程原寸大チョロQを実現したデザインは無いでしょう。
内装は頑張っているのですが、今一歩質感を上げて欲しかったですね。
好き嫌いがハッキリと別れるデザインだと思いますが、わたしは大好きです。
走行性能: 4; 其れこそ良路ならオンザレールでしょう。
ステアリング操作と直結したかのような、抜群の旋回性は、他ではなかなか味わえない、このクルマならではの感覚です。
欠点としては極短ホイールベース故に仕方ないのでしょうが、限られたシチュエーション、例えば濡れた路面でスピードがのっている時の、ラフなスロットルオフからのブレーキとかは、確実に尻が滑りますから、一般ドライバーにはとっても危険。
如何にVSCがあろうとも、過信は厳禁。
安全運転第一ですよwww
この小さな軽量ボディに1.3L、100馬力近くのパワーは伊達では無く、可愛らしい外観から想像するより、かなりパワフル。
ストレスとは無縁な快適マシンです。
乗り心地: 3; 乗り味はハッキリと硬め。
そこら辺はある程度覚悟しておかないとならないかも？
ホイールベースが2mジャスト、全長がほぼ3mのディメンションで、一般ユーザーが日常使いで出喰わす、ありとあらゆる路面に対応しなければならない都合上、サスペンションは必然的に相当硬めです。
特にリア側の跳ねる感覚は、昔乗っていた丸目のトゥデイそっくり。
でもこのコンパクトさが気に入っているなら、多分許せるのではないでしょうか？

　
積載性: 3; ボディサイズからすれば、相当真面目に造り込んでいるのではないでしょうか？
聞くところによれば同年代のカムリと同レベルの室内幅が確保されているとのことですが、強ち与太話では無く、30プリウスより前席は広いとさえ思いま
す。
私の場合、いざと言う時に取り敢えず3人乗り出来れば良し！と言う使用環境で然も普段は後席を畳みっ放しですから、狭いという感覚は無く、結構使える室内スペースだと満足しています。
但しドリンクホルダーはセンターコンソールに最低二つは付けて欲しかったところでありますね。
燃費: 3; 街乗り、アイドリング長めで11〜13kmくらいでしょうか？
高速主体で長距離移動なら、恐らく20kmは固いと思います。
故障経験: エアコンユニットの排水不良による室内へのオーバーフロー現象。
対策部品がエアコンユニット製造メーカーであるデンソーから、出されています。
製造から何年経過しているかは関係無く、ちゃっかりと対策部品を用意している事からも判る様に、メーカー側に瑕疵が有るのは明白なので、当然トヨタにクレーム対応して頂きましょう。
後はアイドリング不調による、プラグ全交換を経験しました。