6/4 2日目
朝食前に早起きして五色沼を散策しようということで5時過ぎに起床。
画像では分かり難いですが、窓の外は木の向こうに檜原湖が見えます。
5:45から1時間ちょっと歩きましたが、快晴で思った以上に暖かく、気持ち良い散歩が出来ました。
ホテル前の駐車場から磐梯山が良く見えます。
歩いて5分で五色沼の入り口。
最初の柳沼↓ 色はが逆光で分かりません。
柳沼から次の沼に散策するコースが分かり難く、柳沼の周りを少しウロウロしてから、暫し森を歩いて次の青沼へ。朝日で一番青く見えました。
次のるり沼。光の加減でるり色に見えませんが、磐梯山をバックに癒される風景画を堪能出来ました。
次に弁天沼。こちらも美しい風景でした。
時間の都合で折り返し、宿には7時前に到着。
1時間の散歩は朝食前の良い運動でした。
朝食を摂り、駐車場で磐梯山をバックにパチリ。3年前の東北ロングツーリングで最終日5日目にここで一人で同じことをしていました。
今回は2台で、晴れてて磐梯山ももっとキレイ。
9時前にホテルを出発し、磐梯吾妻スカイラインへ。
何度か走っていますが、裏磐梯から福島市側へ走るのは初めてか…。楽しいワィンディングを快適に走れました。
途中の国見台で遠望を堪能。ホント快晴で気持ちの良い景色が広がっていて、次男も感動してました。
暫し走って浄土平へ到着。風が強くて、ゲートのおじさんに『ヘルメットとグローブは持って行ってください、風が強くて飛ばされますから。』と言われました。
やはり日曜で天気も良いので、バイクも多く来ていました。
トイレに行ってから、駐車場と反対側にある小高い丘を見ると、自分が次男に説明していた吾妻小富士の登り口があり、次男が珍しく自分から『ここまで折角来たので登ろう』というので、ちょっとキツソウでしたが、登ってみることにしました。
登り口から駐車場側を見る。この時はまだ余裕・・・。
で、100段位ある階段状の登山道を上って火口が見えるところへ到着。
当然ですが、登ると避けるものがなくなるので風が強くなります。
画像じゃ分かりませんが、気温も14℃位で風が強いので、バイクジャケットにグローブを着けていてちょうど良い位の寒さでした。
ちなみに、後で調べると吾妻小富士は1710mの標高で、浄土平から107mで頂上なのですが、この地点は40mくらい登った地点で、頂上自体はほぼ対面にあります。
富士山もそうですが、火口壁は遠くから見ると平に見えて、結構で起伏があるんですよね。
ここで戻るか次男と相談したところ、頂上まで登っている人影(↓の黄色の枠内)が見えたので登ろうということで、出発したのですが、かなり大変でした(汗。
お薦めは時計回りということで歩き始めて、斜面が急になる前は余裕で、キレイな景色を写真・動画に撮りながら歩いていましたが・・・
徐々に斜面が急になる前に、どんどん風が強くなって来て、登るスピードがどんどん落ちます。
地面が階段ではなく軽石などの火山岩の砕けた石ばかりなので、滑り易く、風に煽られて体がフラフラ。
火口の淵は2m位の幅があるので、風がなければ不安はないのですが、風で煽られると斜面に落ちそうになります。
より斜面が急な火口側から風が吹いているので、まだ恐怖心が少な目でしたが、若い人でも風が強く吹く瞬間(台風上陸時と同じ位の強さ)は、少し大きめの岩陰にうずくまらないと立ってられません。
実際、反対側から来た20代の男性は風に煽られて倒れていましたので・・・(汗。
で、若い次男も息が上がった状態で、何とか107m登って標高1710m頂上へ到着。
福島市内を見下ろす絶景が堪能出来ましたので、登った甲斐はありましたが。
下りは体力的には楽でしたが、絶壁なところもある(落ちたら確実に命を落としそうな)火口への急な傾斜側に風が強く吹いているので、足元も悪いし気を許せません。
結局、通常は1時間程度掛かるようですが、ちょうど30分で一周しました。
火口壁の駐車場へ降りていく階段ルートをパチリ。
下りは楽ですし、駐車場に着いたら強い風もそよ風に感じる位でしたので、人間の慣れは恐ろしいものです・・・(汗。
午前中でまだあまり走っていない時間、体力もあったので登りましたが、午後だったら登っていないでしょうね。
でもキツイ分、強い思い出になりました。
再度、出発前にトイレへ寄って愛機に戻る途中、フルパニア付けたCB1300SBSP30周年記念モデルが止まっていたので、自分とほぼ同年代のオーナーが戻って来た時に少し話しましたが、ほぼ同じ時期に発注して5月に納車、栃木の那須ナンバーの方でしたが、青森大間までロングツーリングに行ったりして現在3000km走行したとのことでした。
一緒の女性(娘さん?)が懐かしのシルバー・青のCB400NホークⅢに乗っていたので、お父さん の趣味かな・・・。
予定していなかった吾妻小富士登山をしたので、出発時間を30分過ぎていましたが、そのまま福島市まで下ってガス補給後、福島西ICから東北道で南下。
阿武隈PAで再度次男のトイレ休憩後、白河ICで降りて那須ロープウェイの山麓駅(標高1390m)へ。
ロープウェイは標高差約300mを4分で登りますが、吾妻小富士の登山で往復1800円が安く感じちゃいました・・・。
ロープウェイ登り右手に見える朝日岳(標高1896m)↓
山頂駅は標高1684m
少しだけ登山道を登って遠望を堪能。ただ、吾妻小富士の頂上で堪能した絶景と似た風景なので、感動が薄れてましたが・・・。
14時半を過ぎていて、茶臼岳頂上(標高1915m)まで標高差200m以上あるし、かなり傾斜がキツイので流石に登山準備してないと登れません・・・。
15時の下りロープウェイに乗り、15時半には山麓駅を後にして、本日最後の観光地、塩原ダムの森の駅もみじ谷大吊橋へ。
16時半に到着、人は少なくひっそりとしていましたが、一人200円払って橋を往復。
昨日まで地元に降っていた大雨がこちらでは全然降っていないのか、ダムの水位は意外と低かったですね。
17時前に出発し、宿(鬼怒川温泉)までは40km弱という感じで、次男も疲れて来たというので、当初予定していたハンターマウンテン塩原を通るワインディングを通らないで、少し遠回りですが、カーブの少ない道で向かうということにしました。
しかし、途中の分かれ道で『鬼怒川』という標識を見て、そちらに曲がってしまい、結局ハンターマウンテン塩原を通るワィンディングをは走ることに・・・(汗
結構、しつこい位にコーナーがあり、疲れてなければ面白いワィンディングですが、少しウンザリする位でした・・・。
でも、最短コースではあったので、宿(鬼怒川温泉ホテル御苑)到着は早まって17:40になったので、良かったですが。
部屋でマッタリ。
鬼怒川温泉に泊まるのは初めて。折角なので鬼怒川側に部屋を取りました。
一大温泉地ですが、コロナの影響もあってか錆びれた部分もあって廃墟のホテルも点在していましたね。
19時の夕食バイキングへ。
自分は食べませんでしたが、次男はカニも食べてました。
1泊目の裏磐梯レイクリゾートより品揃えが多く、料理も工夫があって、夕食はこちらの方が上かな・・・。
日曜宿泊なので、客が少な目で空いているかと思っていましたが、インバウンドの中国人団体だけでなく、日本人家族も結構いて、食事会場は80%以上(ホテルの室数は200ですから、結構大きいホテルです)の席が埋まっている感じでした。
大江戸温泉物語も初めて泊まりましたが、休み前でない日も集客力のあるホテルは違うんだな~と感心。
21時過ぎに風呂に入って22時半には就寝しました。
3日目に続く・・・