皆様、こんばんは(^^)/
自分の地方もコロナの影響により、非常事態宣言が出る最有力候補県(現状第3位の感染人数)であり、当分の間は人との接触を避ける為、職場と家の往復以外は極力自宅で行動を自粛しようと思っております。
(昼飯はコンビニで買っていますので仕方なく、病院通院はやむなしと思っていますが・・・)
本日珍しく月曜日が休みでした(^^ゞ
午前中は祖父の命日でしたのでお墓参りに行き、戻って午後からオーディオ機器を暖気運転し、夕方頃からレコードを本格的に聴き始めました(^^ゞ
車も同様と思いますが、1箇所を弄ると全てに絡んで来る場合がると思います。
オーディオも同様で、フォノイコライザーが変わったので、再度レコードカートリッジも聴き直しです。
これからレコードで気に入っているアルバムや、ドーナツ盤を192kHz/24Bitに変換し、Flacはハイレゾとして、WavはCD化をする目的もありますので、データー化をするのに最も良いものを選ぶ重要な試聴になりました。
これは自分だけではなく、お袋もCD化を密かに期待している様で、我が家は両親ともに仕事リタイアしておりますので、日中CDを聴いてゆっくりしたいとの願いを叶えてあげようとも思っております。
ですが、手持ちにあるカートリッジ全てを試聴するのはかなり厳しい状況ですので、レポートは10機種に絞りました。
他、手持ちのカートリッジを下記にまとめました。
Audio Technica
・AT-140E
・AT-14E
・AT-110E
・AT-51
Ortofon
・MC-20
STANTON
・500A
・600A
・600E
Pickering
・XV-15/625E
・XV-15/150DJ
ROTEL
・2RC-1
・2RC-3
・2RC-4
SHURE
・M-75G TypeⅡ
・M-75-6S
例えば、ROTEL 2RC-3/STANTON 500A・600A/Technica AT-110Eは、それぞれに特徴があり、素晴らしいカートリッジです。
ですが、今回は廉価品という事もあり、10機種から除外しております。
撮影使用機材
Sony α99
SONY Distagon T* 24mm F2 ZA SSM SAL24F20Z
MINOLTA AF MACRO 100mm F2.8
試聴機材
SP:B&W MATRIX801
パワーアンプ:ROTEL RB-1090
プリアンプ:ROTEL RC-1090 AO(フルチューン)
ADP:DENON DP-75改/MICRO MA-505
フォノケーブル:自作
フォノイコライザー:Furutech STRATOS
10位:DENON DL-103

量感に支えられた音質であるが、高域方向の抜けはイマイチ
今回の中で唯一の丸針
9位:EMPIRE 4000DⅢ

癖が少なく、非常に聴きやすい音質だが、量感に乏しく、恐らくトーンアームの相性があまり良くないとも推測されます
8位:STANTON 681EEE MK2

重心が低く、高域方向も4000D3より抜けるが、音質がレコードよりもデジタルに酷似しており、神経質な面もあります。
7位:Audio Technica AT-15E

低域の量感は多く、太い音質。
中域が8位・9位よりも充実しており、普通であれば充分メインを張れる音質です。
6位:STANTON 981LZS

ローインピーダンスハイエンドMMカートリッジ
音質は低域方向の量感というよりも伸びと立体感は素晴らしいが、我が家のフォノイコライザーではこのカートリッジを鳴らしきる能力が無く、ローインピーダンスであるが為に高域方向のノイズが乗る、その為にこの順位です。
5位:SHURE V-15 Type3

こちらは純正針・Jico SAS/楕円針を持っていますが、純正針にて試聴
低域の量感・伸びに関してはトップクラスだが、左右の広がりに制限があり、中域も若干細みになる傾向が・・・。
日本国内・海外での価値はほぼ同じ価格帯となっている様です。
4位:Pickering XSV/4000

立体的な音場構成が本機の特徴であり、その点は、1位と比較しても甲乙付けがたいレベルです。
ただ、解像度が若干不足するのと押し出しは若干不足し、これは5位のSHURE社に軍配が上がります。
3位:Audio technica AT-150E

解像度/分解能が10位~4位までとは全く異なり、且つ量感も多く極めて高度な音質のカートリッジです。
ですが、ヘッドシェルを相当選ぶ難しさがあり、Audio Craft社のヘッドシェルがベストであると言えます。
同社のヘッドシェルでは製品の良さは発揮しづらく、使用が非常に難しいカートリッジである為に3位としました。
2位:Audio technica AT-33E

音質で言うと3位と甲乙付けがたい部分がありますが、当機種の方が僅かにTechnica独特の高域のキャラクターが出にくい部分がありますので、2位としました。
尚、ヘッドシェルは吟味しましたが、最終的にはORSONIC社のヘッドシェルでベストな結果を出しました。
1位: STANTON 881S/CS-100

本来交換針のCS-100は同社最上位機種のW.O.S100に付属されるものですので、881Sに最高級針を付けた状態です。
10位~2位とは根本的な音質差が発生しております。
先ず、中域の充実さ、情報量に関してはまるで別次元となっており、寿命な短い可能性はあるものの、ルビーカンチレバー/ステレオヒドロン針は圧倒的な破壊力である。
低域は量感というよりも強烈なダンピングを効かせ、立体感に非常に優れた音質です。
尚、時と場合によっては国内では2諭吉程度で購入可能な場合もありますが、海外では15諭吉を超える場合もある高価品であり、我が家現時点で最も高価なカートリッジです。