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チューニングの最終目標である、フルコンを取り付けています。

去年の3月に購入してから、現実逃避を経て今年に入ってから取り付けを進めて、先日やっとエンジンがかかりました。

正直言って今まで積み上げてきたものを捨てて、やったことのない事にチャレンジするのは本当に怖かったです。でも沢山の方々に助けていただき、やっとスタートラインに立てました(エンジンかからなかったら、京都オフはお休みするつもりでした)。

まだまだやる事は多いし、わからないこと山盛りなので不安ですが、頑張ります。

以前はOS技研のマルチプレートクラッチを使っていましたが、エクセディのメタルクラッチに変更しました。長く使っていて、消耗品の交換時期に来ていたのもあり変更しました。

OSを入れた当初は、かなりパワーアップしても絶対に滑らないだろうと思い導入したのですが、特徴でもあるクラッチを切った時の「シャラシャラ」は車好きには「おおっいじってるな～」と言われ、バイク好きには「乾式ですか？」と言われ(笑)、それはそれで良かったのですが、知らないおばさま達には「あの車、壊れてるんやな」という目で見られるので、今回変更しました。

色々と気になる事もあったので、この際調べてみようと思いました。気になる事とは重量の話です。OSはフライホイールもセットで軽量のものという事と、ディスクは軽いのですが、部品点数が多いのでトータルでどうなるか？という疑問がありました。バネ測りで簡易的に測っているので誤差はあると思いますが、

・OS
フライホイール　4.6キロ
ディスク　0.65キロ
カバー　1.3キロ
プレッシャープレート　0.8キロ
合計7.35キロ　※中古なので新品よりは軽いと思います。

・エクセディ＋サイドウェイフライホイール
カバー　1.9キロ
ディスク　1.1キロ
フライホイール　3キロ
合計6キロ　※全て新品

でした。
トータルで考えるとOSは1.35キロも重い事になります。
ちなみにHA21Sのフライホイールは5.4キロ、HB21Sは6.8キロなのでOSは純正より軽いのは軽いですが、そんなに軽くは無い印象です。
スズキスポーツのフライホイールは
HA21S　5.4キロ→3.3キロ
HB21S　6.8キロ→3.7キロ
です。

現在の所、エクセディのメタルクラッチでも全く滑る気配が無いので、価格的にも重量的にもこちらのセットの方が良いと感じました。もしかしたらノンアスでも問題ないのかもしれませんが、激しく熱をもった時などの事を考えるとメタルの方が良いかな？

あと、OSはディスクにダンパー(バネ)が入っていないのでミッションへの負担が大きいかも？というのも変更の理由です。

以上、私個人の意見なので間違っている事もあるかもしれませんが、参考になれば幸いです。

今年もナビック様から新品ナビックオリジナルホイル4枚協賛いただきました。

これは超音波カッターと同様にじゃんけん大会に出品します。
※ツイッター等、拡散お願いします。


負けられない戦いが始まる(笑)

「イベント：アルト・ワークスミーティングin京都 2022」についての記事

※この記事はアルト・ワークスミーティングin京都 2022 について書いています。

最近タービンに凝ってます

自分の覚書のようなものなので興味のある方だけどうぞ(笑)

斜流タービンの事を色々と調べて、実際にもつけて見ました。過去からRHB31ハイフローや、HT07-4、５、6や4AのA/R12などポン付けタービンはほとんど付けました。

そこからRHF4にステップアップしたのですが、やはり大きいので6000回転以下は使い物にならず、2速から3速へのシフトでの落ち込みが気に入りませんでした。そこで付けているRHF4より小さいRHF4に変更しようと思い、オーバーホールした時に斜流タービンを知りました。結果取りつけると、例えば3速で5000回転回っていてアクセルを踏んでいるとすると、回転は上昇していないのにブーストが何故か上がることに気が付きました。これが斜流タービンの特性なのかな？

あと、ラジアルと斜流を比べて見たら、明らかにラジアルの羽が大きく重い。一度回りだしたら重い方が良さそうですが、立ち上がりやレスポンスは軽い方が有利です。あとラジアルの時はオーバーシュートと高回転でブーストが上がる症状がありましたが、斜流に変えるとブーストは安定しました。

何が言いたいねんと突っ込まれそうですが、要は凄く良いタービンですということです(笑)

最近、面白くてタービンの事色々勉強しています。

現在使用しているタービンは、IHIのRHF4タービンです。A/R10.5ですが、タービンが大きいのでインターセプトポイントはかなり高めで6000回転付近です。そこで斜流タービンなら低回転からブーストがかかると聞いたので色々調べてみました。

画像は排気ブレードの形なのですが、向かって左がラジアルタービン、右が斜流タービンです。斜めにカットした形にすることによって、排気ガスと触れる面積を大きくし、低回転からブーストを立ち上げようとしています。同じようなので排気ブレードのカットバックというのがありますが、これも同じ作用を狙っているようです。

しかし、斜流とラジアルではエキゾーストハウジングが違うので、斜流にするにはA/R12になってしまいます(私の使っているF4では)。下から立ち上がるのにA/Rが大きくなって下が無くなったら意味がないけれど、やってみないとわからないのでチャレンジしてみました。

今のタービンに対してエキゾースト側だけを変更して、どうなるか試してみました。

で、結果なのですが、これがなんとも難しい。イーマネのログや、ブースト計で見る限りでは、ほぼ同じ所でブーストが立ち上がっていきます。きも〜ち早いような？気もしますが大きくは変わりませんでした。しかし4000回転で0.3ほどしかブーストがかかっていないのに、何故かトルクがあってすごく乗りやすく感じます。

そしたらハイブーストはどうなるんだろう？シルビア とか普通車では、斜流タービンはブーストを上げていくと良くないと聞きます。ディーゼルの船とか、一定回転のエンジンで効率よく回すために開発されたので、回転が上がっていくエンジンには不向きとありました。

ブースト1キロから少しずつ上げていきました。1.4かけた所でちょっと怖いぐらいになり、最終1.64ピークまで上げたらかなりのトルクでオニ怖でした（笑）。難しい話はわかりませんし感覚になりますが、同じブーストでも、トルクがかなり上がった気がします。パワー的には同じ気がする。パワーチェックとかしないとわかりませんが、確実に良くなったと思います。結局タービンの大きさ的には、F5と同じになりました。最初からF5行っとけや（笑）