なんだか中身のないムネオ節

鈴木宗男氏　プーチン大統領演説で感じた決意「第三次世界大戦に進んでいくのではと危惧」

鈴木宗男議員（以下、ムネオと称する）はロシアのこと、プーチンのことをどこまで知っているのだろう？
オフィシャルブログにも目を通したが、「それってあなたの感想でしょ！」という域を出ていない。ただムネオの直感はあながち間違いだとは言えない。

小室氏は私の知る限り、核は使えない兵器だと一言も言っていない（使ったらアメリカに滅ぼされるとも言っていない）。この辺は経済学のゲーム理論等を使って説明できるものではなかったのか？
イランが核保有国になったらかなりやばい気がする。

北朝鮮が試しに核をソウルに撃ち込めば（北はこれまでさんざん、ソウルは火の海になると脅している）、当然アメリカが黙っていない（平壌が地上から消える）ということが想定されるため、金正恩はチキンなのだが、アメリカが無反応というシナリオはあるのだろうか（あるとしたらソウル核攻撃後、わが国に核攻撃すれば核で反撃すると直ちに宣言することか。アメリカは自国に核が撃ち込まれることを嫌って何もしない？）。
ちなみにソウルと書いたが、東京でも同じことだ。

プーチンは自分から手を出したら負けだと理解しているだろうが、北がソウルに核攻撃をするのを待つつもりなのか？そしてアメリカの出方をうかがっているのか？

EU向けのガスパイプラインが爆破されたり、チェチェン共和国のカディロフ首長が戦術核を使うよう進言したりと第三次大戦（後世の歴史家はすでに通常兵器では始まっていたと記述するかもしれない）に発展しそうな情勢だ。

思うにプーチンは併合した地域と引き換えにウクライナに核ミサイルをプレゼントしたらいい。あとはゼレンスキーがモスクワに向けてボタンを押すのを待つだけだ（そうすればプーチンには核使用の大義名分が生じる）。その核ミサイルがダミーだとか巡航中に勝手に向きを変えてキーウに向かうとか、その辺の話をすると長くなるからここでやめておこう。