１日警察署長ならぬ１日法務大臣の可能性

１日警察署長と言っても当然名ばかりで本来警察署長が行う職務をすることはできない。

では１日法務大臣は？
もし１日警察署長と違って死刑執行のハンコを１人分押してよいというなら、きっと応募が殺到するだろう（オークションで決めるか？）。もちろん、そんなことを認める総理大臣はいないが・・・。
少し脱線するが、総理大臣は法務大臣が死刑執行命令を全く下さないことを理由に更迭して、例えば就任後２週間以内にハンコを押せる人という条件で選ぶこともありだろう。われわれ一般国民としては、派閥の力学よりやるべきことをきちんとやる法務大臣を望んでいるのだ。何もしない法務大臣は１日警察署長のようなものだ。

就任当日に死刑執行を命じた法務大臣はいないはずだが、もしそれをやったら、サプライズで死刑執行命令を下された死刑囚に激震が走るだろう（実際には就任当日は何かと忙しいだろうから時間的にハンコを押せないが）。
だが、それだと死刑に反対する連中が今後さらに死刑が執行されると考え、山上のように法務大臣を射殺するかもしれない。その場合、結果的に１日法務大臣ということになる（さすがにそこまで過激な死刑反対派はいないと思うが）。もっともこの手の話では、不慮の事故や災害などで在任期間１日の可能性は誰にも起こりうる。