
前回のライフに続き、ホンダネタです。
既に新聞報道でご存じの方もいらっしゃるでしょうが、残念なお知らせとも言えます・・・。
「レジェンド、インスパイア生産中止へ ホンダの高級セダン」
産経新聞 6月16日(土)14時35分配信
ホンダが高級セダン「レジェンド」の生産を今月末、同「インスパイア」については来月末に、相次いで中止することが16日、わかった。
国内セダン需要の縮小に伴って販売が年間1000台を割り込む状況が続いているためで、エコカー補助金や減税の影響で販売が好調な小型車「フィット」や軽自動車に経営資源の集中を図る。
両車種とも埼玉製作所(埼玉県狭山市)で生産している。レジェンドは北米向けでは高級ブランド「アキュラ」で「RL」として、インスパイアは北米ではホンダブランドの「アコード」として販売されている。
初代レジェンドが登場したのが1985年。
当時はリトラの3代目アコード&2代目ビガーがその直前に発売され、2代目プレリュード、3代目「ワンダー」シビック&初代バラードCR-X、初代シティなどのヒットでホンダが活気づいていた時期です。
ホンダの旗艦として鳴り物入りでレジェンドは登場しました。
当時、英国ローバー社との提携でこれをベースにした「ローバー800」という姉妹車もありましたね。
レジェンドは当時の同クラスの国産高級車、クラウン(120系)、セドリック&グロリア(Y30系)などに比べ、ヨーロッパっぽさが濃かったですね。
これ出た当時、中学1年でした。
地元の図書館で「モーターファン」を借りて、この初代レジェンドで短期間で10万kmを走るという企画があって、楽しみに読んだことを思い出しました。(1985~86年)
一方、インスパイアは1989年、4代目アコードのFMCの際、姉妹車3代目ビガーの姉妹車として「アコード・インスパイア」として登場しました。
これは1992年のMCの際「ホンダ・インスパイア」と独立しました。
前も書きましたが、このMC後の2.5LのGi-SSの緑色、友人宅が乗っていて、横浜横須賀道路のICに出る際にスピンしそうになったことがあります。
(最近、数年ぶりにその友人に会い、もちろんこのことは覚えてました(笑))
現行レジェンドは2004年に「SH-AWD」というシステムを搭載して登場。
こだわりのシステムでしたが・・・国内ではマイナーな存在となりました。
一方、インスパイアの現行は2007年に登場。
こちらもアメリカではベストセラーでしたが、国内はさっぱりでした。
ホンダに限らず、どこのメーカーも車種整理が進んでいる昨今です。
今後、ホンダの旗艦はアコードになるでしょうが、レジェンド、インスパイアの功績を忘れてはならないと思います。
Posted at 2012/06/17 23:00:11 | |
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