
今日をもって「富士重工業」という企業名は終わり、明日(4月1日)より「スバル株式会社」となります。
過去、自動車メーカーで「東洋工業」が「マツダ株式会社」となり、「鈴木自動車」が「スズキ株式会社」となりました。
富士重工業は戦後、旧中島飛行機が分社したうちの、主に産業機械やバスの車体などから始まりました。
1958年、スバル360発売。
1966年、スバル1000発売。
スバル360は実に12年も作られ、また、スバル1000は水平対向エンジン搭載のFF車として好評でした。
さて、私自身が富士重工業製のクルマを知ったのは、まだ3歳ぐらいのときでした。
当時(1975年前後)うちの祖父母がガソリンスタンドで新車カタログを貰ってきて、それを合本にして、絵本代わりに読んでました。
今に至る相当なクルマ好きになったのはこれのおかげでもあります。
そんな合本カタログのなかに初代レオーネのクーペとバンがあったのです。
この茶色の妙に車高が高いバンと紺色のボディで白いストライプの入ったあくの強いクーペが幼年期の私に印象的でした。
それから数年後、小学生になり、ある日、友人宅に遊びに行った際、友人宅の茶色い軽の1BOXに乗せてもらって近所の裏山まで行きました。
その茶色い軽1BOXがサンバーの4WDだったのです。
4WD初体験でした。
ちょうど残雪があった時期でしたが、すいすいと走ってました。
そのころ、その友人と近所の車ディーラーによくカタログをもらいに行きました。
もちろん、スバルも。
この型のレックス、まじめに当時親に買わせたかったです(即座に却下されましたけど)。
時は進み、運転免許証を取得し、最初の愛車が富士重工業製のクルマでした。
今にして考えれば初心者にはかなり過激な1台でしたが、あのターボの感覚やダイレクト感は今も忘れません。
レガシィRS時代に友人の付き添いでこれやBG後期レガシィワゴンGT-Bなど(ほとんど助手席でしたけど)乗りました。
この2台が我が家にあったころはバブル期のスバル車を観察できました。
2000年を過ぎて、私も、家族も富士重工業製のクルマから離れました。
一時、これも考えたことがありました。
さて、現在のラインナップで私が気に入っているスバル車は。
いつか、また「スバル株式会社」製のクルマに乗ってみたいですね。
Posted at 2017/03/31 14:45:33 | |
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