2018年07月24日
降水確率60%の難しいコンデションの中の
ドイツGP決勝は順位変動も少なく
静かなスタートとなりました。
予選でのトラブルで今回は
ベッテルとのポイント差を最小限に抑えるのが
ミッションのハミルトンは
14周目にマグヌッセンをパスし
上位勢の後ろまでポジションを上げました。
これを見てフェラーリはライコネンをピットへ
ハミルトンの直前で復帰し牽制させます。
1ストップ戦略を取るマシンは
21周目マグヌッセンからピットへ…
その中ベッテルは26周目に入り
またしてもハミルトンの直前で戻り
やはり牽制を徹底させます。
ここまではフェラーリの戦略は
完璧だったんですが。。。
普通ならストラテジーの違う
フェラーリの2台はベッテルを
さっさと前に出さなければいけないのですが
結局ベッテルが前に出たのが
13周後…タイヤもタイムもかなりのロスです。
この間にPUを交換してペナルティを受けたはずの
リカルドがまたマシンをストップしリタイアです。
リバースストラテジーのハミルトンが
ピットへ入ったのは43周目
この数周前には雨の情報も流れていましたが
ちょっと距離が足りなかったです。。
44周目からコースの一部で雨が降り出し
数台がピットへ…
しかしコースの一部だったため
インターミディエイトではオーバーヒート
ソフト勢も温度が低すぎて
一番タイヤを機能させていたのが
唯一のウルトラソフトを履いていたハミルトン
1秒以上速いペースで追い上げていた中…
まさかのベッテルがコースアウト
ここに来てベッテルを
先に行かせかなったことが効きました。
そうすればペースのコントロールの幅ができたり
もしくはタイヤ交換の時間もあったりと
戦略に余裕があったのに〜です。
しかし混乱をしていたのはメルセデスも…
ベッテルのコースアウトによるSC導入直後
ボッタスもタイヤが用意されていなくて
ハミルトンがピットエントリーから
強引にコースへ復帰
当然レギュレーション違反なのですが
なぜか今回は戒告のみ。。
結局SC解除時点でメルセデスの1、2
レース再開後ボッタスが
ハミルトンに勝負をする場面もありましたが
チームがコントロールし
まさかのハミルトンの逆転勝利
荒れたコンディションでの
メルセデスって安定していますね〜。
サインツのSC中の追い越しによる
ペナルティでハートレイがポイントをゲット
マシンの戦闘力はまだまだですが
チームにとっては嬉しい1ポイントとなりました☆
そしてドライバーランキングも逆転し
今週末、前半戦最後のハンガリーです。
Posted at 2018/07/24 06:44:53 | |
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