ロードスターが我が家にやってきて2ヶ月近く経ちました。
まだ遠出のドライブはできていませんが、ほぼ毎日通勤に使っています。
徐々にロードスターの良いところ、気になるところなどが分かり始めてきました。
ここで、なぜ2台所有なのか?そしてなぜロードスターを選んだのか?記してみたいと思います。
少し長いですが、お付き合いいただければと思います。
■きっかけは知人が2台所有していたから
2台所有は、10年ほど前にシビックフェリオに乗っていたときにビートを2台目として迎え入れたのが始まりでした。
正直それまでは2台所有なんてしようと思いつきもしませんでしたし、できるとも思いませんでした。
きっかけは知り合いの方が2台所有していたのを知ったからです。しかもスポーツカー2台という羨ましい環境!
私もスポーツカーに乗ってみたい!しかし当時フェリオでTC1000を走っていて、このクルマで走りこみたい意識が強かったので、手放すつもりはありませんでした。
ならば自分も2台所有ができないだろうか?と思い立ち、収入と支出をざっくり計算したところ、軽自動車なら維持できそうだということが分かりました。
そこで以前から興味のあったビートに白羽の矢が立ちました。

購入したビートはフルノーマルで走行距離が短く、タコメーターが踊りだすというトラブル以外大きな故障もなく、維持費はそれほど多くかかりませんでした。
メンテで大きな出費といえば、経たった純正足から無限サスキットに交換、純正ロワーアーム一式交換ぐらいで、手間がかからない当たりのクルマでした。
2台所有してみて、維持費の大変さと楽しさ、喜びを比較したとき、圧倒的に後者でした!
まず、ビートという日本車の歴史の中でも稀有なスポーツカーを所有できた幸せ。普通車では味わえないキビキビとしたハンドリング、8000回転以上回る官能的なMTRECエンジン、そしてなんといってもオープン走行を楽しめるという、1粒で3度美味しいミッドシップアミューズメントカー。相棒はフェリオからインテR、ユーロR、今のシビックと変わり、最終的には引越しを機にビートを降りることになりましたが、今でも2台所有には理想的なクルマだったと思います。
■2台所有のメリット・デメリット
メリットはやはりクルマ選びの選択肢が増えることでしょうか。
家族がいれば1台はミニバン、もう1台はオープンカーやスポーツカーなどが選べます。また、普段の足とサーキット専用と使い分けることもできるでしょう。
1台にトラブルがあって修理などで乗れなくなっても、もう1台でやり過ごすことができます。
走行距離が多い場合はさらにメリットが大きくなります。
2台を乗り分けることによってお互いの走行距離を抑えることができ、そのぶんメンテ代が節約できるでしょう。そしてここが重要なのですが、
1台所有に比べてマンネリになることがありません。
日々乗り比べることによって、お互いのクルマの良いところ悪いところが明確になって、さらに愛着がわいてきます。
デメリットは駐車場を借りる場合は単純に2倍のコストがかかりますし、税金や保険代もばかになりません。必要に応じてナビやETCなどもコストがかかります。ここが最大の関門ですね。
ただ、ガソリン代や高速代は2倍かかりません。
限られた人生の中で豊かなカーライフを楽しむメリットに比較して、全体的なコストは単純に2倍とはならないのです。
■NCロードスターという選択

今のEKシビックは私にとって相性がピッタリの相棒でありまして、TC1000では楽しく鍛錬できて、日常の移動も楽しくドライブできちゃう素敵なクルマなのです。かっこかわいい外観は、ずっと眺めていても飽きないスタイリングです♪なので今後手放すつもりは全くないのですが、やっかいなことに、もう一台好きなクルマがあったのです。ロードスターです。
前述のビートを購入してからオープンカーの楽しさに目覚め、それをきっかけに発売当初からマツダの開発者の熱い拘りの塊であるロードスターに自然と興味を持っていったのです。
マツダ(ユーノス)ロードスターといえば、初代NA型が最もロードスターらしいと個人的には思っていますが、さすがに購入するにはそれなりの知識とメンテナンス代が必要になってきます。
2代目のNB型は軽量でありながらNA型の正常進化版というバランスの取れた感じで、一番購入意欲が高かったクルマでした。
ではなぜNC型を選んだのか?

・車高調を入れたシビックでは正直ドライブが辛い
・キビキビとした走りはシビックで実現できているのでNB型だとかぶるのではないか?
・NC型ロードスターはトルク重視のコンフォート・ドライブ志向
ということを熟考したら、自然とNC型に気持ちが傾いていったのです。
初期型は8年落ちですが、なんといっても現行車ですし、比較的新しいクルマにも乗ってみたいという気持ちが強かったためです。
維持費のかかるタイヤサイズや3ナンバーということを除けば、現代のスポーツカーとしては軽量コンパクトな部類の車体によってワインディングロードを楽しく走れ、オープンエアによるすがすがしい走りを堪能できる素晴らしいクルマであるということは間違いないです♪
■いつまで所有できるか分かりませんが…
引っ越してから正直2台所有は諦めていました。
都内の駐車場代はご存知の通り高額ですし、移動には首都高を使うことが多く、今のサラリーの大半をクルマ関係に費やすことになってしまいます。
しかし、
買わないことを後悔することよりも、無理のない範囲でなら買ってしまったほうが健全だという結論に至り、購入を決断しました。
はっきりいってとても恵まれている状況だと思いますが、素直に今に感謝して、サーキットではEKシビックを、ドライブではロードスターと使い分けて、来年も充実したカーライフを送りたいと思います!
長々と書き連ねてしまいましたが、最後までご拝読いただきましてありがとうございましたm(_ _)m
Posted at 2013/12/28 13:03:23 | |
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