Tamonのブログ一覧

◆生き甲斐篇◆

憧れのインテグラを手に入れ、セカンドカーとしてビートを迎い入れて、いつの間にか2台体制になっていた。


ビートは私にクルマ本来の楽しさを教えてくれた相棒だった。


一時、友人の誘いにも乗らずサーキットから離れていた時期があった。
なんだかモチベーションが上がらなかった。

そんなときもビートは私を楽しませてくれた。

サーキット走行の楽しみ方とはまた違う、肩の力を抜いた楽しさ。

ダイレクトな操舵感、一所懸命に回るエンジン、爽快なオープンドライブに、終始頬は緩みっぱなしになってしまう。

クルマって素晴らしい！素直にそう思った。心が豊かになった気がした。

ビートに出会ってから、これからずっとクルマを好きでいられると確信した。


サーキットはクルマの限界（自分の限界）を試す場所だ。
普段公道で抑圧されている心を開放する場でもあるだろう。

私はこの先も限界に挑戦していきたいと思っている。
多分それはこれからの生き甲斐になるだろう。


一方、屋根を開ければ心も解き放たれるオープンカーでのドライブは、
自分は今「生きているんだ！」ということを実感させてくれる。

自由気ままな爽快なドライブも私の生き甲斐になると信じている。


こんな素晴らしい趣味に出会えたことは本当に奇跡だ。

全ては免許を取りに行ったあの日から始まった。

無気力だった私を誘って（救って）くれた友人には、ただただ感謝である。

◆サーキットデビュー篇◆

インターネットがようやくダイヤルアップ接続から常時接続のADSLへと移行してきたので、早速申し込んだ。

パソコンの電源を入れて回線を繋いだ瞬間、何だこれは！と叫んだ。衝撃だった。

あらゆる情報がいとも簡単に手に入り、劇的に世界が広がった。

中古車検索も、今までのように分厚い雑誌をペラペラめくらなくても、ボタン一発でラクになった。

そんな文明の利器を活用して、関東一都三県の中から同じ店舗でDC2インテグラSiRとEK4シビックフェリオSiⅡを見つけた。

両方試乗して、一晩悩んで、なぜかフェリオに決めた。
フェリオのほうが安かったというのもあるが、どうやら純正ハイウィングを装着した4ドアセダンという「カタチ」に惹かれてしまったようだ。
ミーハーである。

外観は派手なハイウィング以外はノーマルだった。
かろうじて社外フォグランプ、SpoonのVTECコントラーとタナベのGパワーメダリオンのマフラーが付いていたくらいだ。

ついに憧れのVTEC搭載車を手に入れた。
4AG以上にレスポンスの良いB16Aに一発で虜になった。

しかし後で気づいたのだが、あまりにもレスポンスの良いエンジンだな～と感じていて、車検前点検で調べてもらったら、実は触媒の中身がくり抜かれていたのである！（時効なので許してください）

そんな車を売るショップも何だかな～という感じだが、気づかなかった自分もバカである。DIYの達者な知人に中古の触媒に交換してもらい、無事車検は通った。
次に買うときはディーラーにしようと誓った。


こんな素晴らしいエンジンを持ったクルマを公道だけで走らすのはもったいない。
レビンで実行できなかった「サーキット走行」をしてみたいと思うようになった。

当時入っていたCLUBの掲示板に何気なくそんなことを投稿したら、YRS（ユイレーシングスクール）のスタッフだったメンバーにスクールに誘われた。

そこから話しはトントン拍子に進んだ。

ほかのサーキット未経験のメンバーと共に筑波のスクールに申し込んだ。

齢三十。遅咲きのサーキットデビューである。

午前中にジムカーナ場で基礎練習、その後コース1000でサーキット走行というカリキュラムだった。

もちろん初めての経験で、心臓は終始バクバクだった。

いざサーキットを走り出すと、頭の中は走りのみに集中し、クルマを全開で走らせることはとても楽しい！と実感した。
と同時に、速く走らせることの難しさも痛感した。

その後そのスタッフにそそのかされ？、初心者にもかかわらずTC1000での草耐久レースやスプリントレースに参加した。

まだ走行会にも行っていないのに！

でも何とかなるもんです。

遅いなりに抜かせるタイミングを計ったり、抜く方はちゃんと相手の走行スペースを確保するようにと、レースの中で相手を思いやる気持ちをインストラクターから学んだ。
テクニック以上に、いかにお互いが気持ち良く走れるかを教わった気がする。


サーキットを走る前はいつも緊張していた。
走行会に行くたびに、来なきゃよかった！と思う日も多々あった。

しかし経験を積めば緊張感は減っていく。
長い年月がかかったが、今ではようやくスポーツ走行が心から「楽しい」と思えるようになってきた。

クルマにまったく興味の無かった男が、何の因果か分からないが、昔には想像もしていなかった趣味を楽しんでいる。

人生とは不思議なものだ。

◆免許取得篇◆

平成5年の春。

何故か私は教習所の前に立っていた。

それまで免許を取るつもりなんて微塵も無かった。


当時車に全く興味が無く、知っている車といえば丸目テールのスカイラインやクラウンといった有名どころぐらい。かろうじて親のサニーだけは知っていた。

今思えば馬鹿な話しだが、車を運転する人をどこか異次元のスーパーテクニックを持った人種だと思っていた。あんな鉄の塊を自在に操るなんて、天才の所業としか思えなかった。

小心者の典型な私は、畏れ多くて「鉄の塊」を自由に操ることができるパスポートに近づこうとすらしなかった。


学生時代、何に対しても無気力な若者だった。
口癖は「面倒くさい」。

ある日、高校時代の友人に「免許を取りに行こう」と誘われた。
内心面倒くさいと思った。

しかし唯一の友人からの誘いだったので、渋々近所の教習所へ行くことにした。

既にAT限定を選べる時代だったが、友人がMTで取るというので私もそれに倣った。
他人の後に付いていく典型的な人間だった。


今では考えられないが、教官たちはビシバシ系だった。
大声で怒鳴るおっかないおばちゃん教官や、教習コースで自分のS13シルビア（後で調べて知った）を猛スピードで振り回す、ナルシストでイッてる教官など、良く言えば個性的な面々だった。

坂道発進、縦列駐車、車庫入れと苦手項目は沢山あったが、路上教習を規定の2時間オーバーして何とか教習を修了した。
免許センターで自分の番号が呼ばれたときは、安堵したのを覚えている。

ちなみにその友人はユーノスプレッソの新車のATを購入、その後家族ができ、ついぞMT車に乗ることはなかったようだ。


車に縁のなかった若者が自由の「パスポート」を手に入れた。
これがあればどこでも好きな所に行ける。
そう思ったら、無性に車に興味がでてきた。

それからは車雑誌を買い漁って、どんどん知識を吸収していった。

ある日ふと手に取った雑誌に、DC2の丸目インテグラが載っていた。
私の目は釘付けになった。何だ、この格好いいクルマは！
毎日雑誌を眺めてはインテグラを手に入れた妄想をするようになっていた。


月日は流れ就職が決まり、ようやく自分で車を買うことができた。
中古車でローンだったが、前日の夜はワクワクして眠れなかったのを覚えている。

あこがれのインテグラはまだ高価で高嶺の花だったので、イージードライブを楽しむつもりでAE101（トイチ）トレノのATを選んだ。

しかし予想に反して、あまり楽しいと感じることはできなかった。
ＡＴだと自分の思うように車が動いてくれない…

免許取得後1年以上もペーパードライバーだったくせに、どうしてもMT車に乗りたくなり、9ヶ月で兄弟車のレビンに乗り換えた。

店頭での納車だったので、自宅までエンストしまくりながら帰宅したのは今となっては恥ずかしい思い出だ。きっと後続の車は怖かったに違いない。

レビン、というか、MT車は予想通り楽しかった！

それこそ自分で思い通りに操っていることを実感できた。

自分が求めていたのは「これだ！」と確信が持てた。

トイチは名機4AGを積んでいたが、ノーマルのままだと面白みに欠けていた。
車好きの若者の常で、いじりたい病にかかってしまう。

マフラーやエアクリ交換に始まり、フルバケ、ホイール、スーパーストラット用オリジナル車高調（28万！）、リアウィング、LSD、フルブッシュ、サイドシル発泡ウレタン補強に至るまで、行き着くところまで行った。

街乗りオンリーでここまでやる必要は全く無いことに気づくのに、そうは時間はかからなかった。

結局5年ほどでレビンを降りたが、一度もサーキットには行くことはなかった。
まさに、雑誌踊らされ症候群だった。
（このころはインターネットは普及していなかった。）

次に買う車は、ノーマルでも楽しそうなホンダのスポーツ車にしようと心に決めた。

こんばんは。

大雪が降り、まだまだ寒さが続いていますが、皆さんお変わりありませんか？


早いもので、私がみんカラに登録して次の日曜で1年が経ちます。

ほんの軽い気持ちで始めたみんカラですが、気がつけば結構なペースでブログを更新してきました。まさにどっぷりと浸かってきました。

おかげさまで色々な方たちと知り合うことができ、有意義な情報や刺激を得られました。


今だから言えますが、実を言うと登録するまでみんカラにあまり良いイメージを持っていませんでした。

でも知り合った方たちは皆さん本当に良い人ばかりで、イメージと違ったことにとても驚いたものです。


そんなみんカラですが、始めたときにあることを決めていました。
三日坊主にならなければ、1年経った時点でみんカラを卒業しようと。


SNSは初めての経験でしたが、皆さんとのやりとりや、イイね！を貰えることがこんなにも嬉しいものなのかと、SNSの楽しさを実感しました。

一方、次第にハマッていくことに怖さも覚えるようになりました。

休憩時間にスマホでチェックしたり、暇さえあればみんカラを徘徊、ブログの記事を書いたりしていました。

どこかで区切りをつけようと感じていました。


正直、今の状況を断ち切ることに数週間悩み続けました。

せっかく皆さんとお知り合いになれたのに心苦しいですが、
初志貫徹ということをご理解ください。


ブログ更新は2/16が最後になります。

それまで短い間ですが、お付き合いいただけると嬉しいです。


カーライフは相変わらず今まで同様にマイペースで楽しんでいくつもりです。

ブログは今後どこかでひっそりと書いているかもしれません…





それでは1年間お付き合いいただいた皆さん、どうもありがとうございました。

またどこかでお会いしましょう！

こんにちは。

東京では記録的な大雪だそうです。
27cm積もったのは45年振りとか。スゴイですね～。

1日中降り続いて夜になっても止む気配がなかったので、外出すら困難でした。

残念ながら週末のスポーツ走行の予定は土日ともキャンセルになりました。
ロードスターのデビューはお預けです。


駐車場の2/8から2/9にかけての様子です。

2/8の午前中
薄っすらと積もり始めました。
まるでケーキの上にかかっている白い粉（粉砂糖？）のようです。
シビックが美味しそう♪


2/8の午後
本格的に吹雪いてきました。ルーフには5、6cm積もっています。


2/9の朝
一夜明けて、雪は止んでいました。
気温が高いのか、バンパーから雪は溶けています。


ルーフには20cm以上積もっています。


凍結する前に雪かきをしました。

1時間かけて、ちりとりだけでここまで除雪しました。
厚着をしていたので汗だくです。
雪質は軽く、前回の除雪よりラクでした。しかし、量は過去最大ですね。


クルマの後ろは凄いことになっています。


今日は朝から気温が高めなので、前回の積雪のときより早く溶け始めています。


2/9朝の近所の様子です。

長靴は持っていないので、トレッキングシューズで歩きます。
車の往来が少ないところはまだ積もっていますが、予想していたより雪は少ないです。


バス通りでは頻繁に往来があるので、すでに路面が見えています。


W雪だるま？イヌの足跡にﾆﾔﾘ(^^)


ソチオリンピックが開幕しました。

大雪のニュースが気になって、集中して見られませんでしたが、ちょこっとだけ観戦。

■フィギュアの羽生結弦選手、演技、性格、ルックス3拍子揃っているので間違いなく女性に人気出そう。

■モーグルの上村愛子選手、惜しくも4位でしたが、完全燃焼・すがすがしい演技で感動しました。

そして…、

4輪ピック？

プロデューサーが逆切れしていたのが笑えましたw