東京○ィズニーランドでのバイト

フランソワは千葉の津田沼に住んでいたことがあります
大学生の時でした　日本一大きな大学の工学部だったのでオトコばかり
キャンパスは灰色　そんな硬派で潤いのない日を送っていたんです

ある日　友達が言いました「ウハウハだよ♪」と
カレは最近バイトを始めたんです　ウハウハな場所で
それは東京○ィズニーランド←○ィズニーシーとなる前の時代です
なんだか友達がいっぱい出来るそうなんですよ　それもオンノのコの！

そんなオイシイ話を聞いたからにはフランソワだって
ぱくっと飛びつきます
早速バイトの面接に行って　働くお店が決まりました
コーヒーメーカーがオーナーのレストランです
その当時の入り口からスグの場所にあるお店でした
茶色＆えんじ色の垢抜けない取り合わせのコスチューム
コーヒーの色のイメージなのだそうですが．．．
「いらっしゃいませ　ご注文はいかがなさいますか？」
蝶ネクタイを締めて　私の担当はイカすウエイターです

花火が良く見える場所で　エレクトリカルパレードが終わった後は
すぐに満席になってパニック・てんてこ舞いする
そんな楽しくも忙しい　賑やかな場所でした

このバイトの思い出は楽しいかったことでいっぱいです
終園までバイトして　コスチュームを着替えるロッカーまでの帰り道
こっそり寄り道をして真っ暗になった園内の探索　冒険の旅
園内を走っている線路の上を友達といっしょに歩いてプチ冒険ツアー
警備員に見つからないようにドキドコ・コソコソしながらも顔はほころんでいました

また　○ッキーとかド○ルド　グー○ーがバックステージを隊をなして歩いているんですが
後ろからどついて逃げたり　頭叩いたり
いやーなイジメッコしてたりしてました

お店の冷凍庫に忍び込んでケーキを試食
チーズケーキをいっぺんに２ケ　口に放り込み
ノドにくっついて窒息して焦ったこともありましたよ♪

そんなバイト友達と夏は花火　冬はスキーと楽しみました
もちろんオンナのコもいっぱいでしたよ～

この時アタックしてハートブレイクした数は両手の指の数くらい
これで高倉の健さんのようにタフになったフランソワです

この場所では２年半くらいバイトしました
で　レストランなので衛生チェックの為　定期的に検○の提出があったのですが
乙女でシャイな私にそんな恥ずかしいモノを人様に献上する勇気がなくて
中身のアレを入れずに空の容器で提出したんですね
そしたら「お前　仕事なめてんの？」って言われクビになりました
掻き入れ時　クリスマスの前でした
「空で提出しても全然大丈夫！」そんな友達の言葉　信用しただけなんですけど

気が付けば　あれからウン十年　みんなどうしているのでしょうかネ
そうそう　ココの正社員のサラリーは超安いです　バイトに負けます．．

フランソワの人生の中で一番オンナのコの友達がいた時代
眩しく煌いていた　そんな黄金時代のお話でした　川＾a＾ノ