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イイね!
2015年03月16日

【ハイオク】 燃焼速度はいっしょ! 【レギュラーガソリン】

みなさま お姉様 ごきげんよう♪

2007年といういささか昔の資料ではありますが ↓このような技術論文があります

吸排気バルブ表面を含むイオンプローブによる筒内噴射ガソリンエンジンにおける火炎 伝播計測とノッキング挙動解析


この中で検証されておりますが オクタン価90RONのレギュラーガソリンと100RONのハイオクで燃焼速度に違いはなかったそうですわ

オクタン価とは?

むはは笑いの○ドスタ界のビッグマウスのように 勘違いを通り越して レギュラーガソリンのほうが燃えやすい=エンジンフィールがよい などとオカルティックなことをまことしやかに言う輩がおります

信じてはダメ!!

ネットを調べれば簡単に出てきますが ハイオクはキツイ状況になった時に自己着火しにくい というモノです
ですから パフォーマンスを狙うなら 安全マージンをとる意味でも ハイオクを使用したほうが健全であると フランソワは思うのでした

また このようなコトも書かれておりました
○点火時期の違い・過給の有無にかかわらず レギュラーガソリンとハイオクの火炎伝播速度=燃焼速度に差異はない
○A/Fが14.5⇒10.5と濃くなるほど火炎伝播が速くなる
○ノッキング中レベルに合わせた点火時期にて A/F=10.5では ほぼ吸排方向に均等な火炎伝播になっているが それよりリーンなA/Fではちょっと排気側にシフトしたものとなる
○総じてA/Fリッチの方が燃焼は速く ノッキング発生タイミングも早い
 しかしノッキング中レベル点火時期としては A/F=12.5が最も遅角している
 これはA/F=10.5は、A/F=12.5に対し、燃焼は速いものの自着火は起きにくいことを示唆する
○吸気スキッシュ部の温度が A/Fが14.5から10.5へとリッチになるにつれ高くなる
 これはA/Fがリッチな運転条件ほど高温な燃焼ガスがスキッシュ部へ入り込み 温度が高くなったと推測される
○ノッキングはほとんどの例で 吸気スキッシュ部で発生している
 これは火炎がやや排気側に偏っており 最終的に可燃ガスが残るのが吸気側となることが要因と思われる
○エンジン冷却水温80~100℃の範囲では 燃焼速度に違いはなかった


前回のネタにもしましたが クルマ界に限らず トンデモ理論というものが世の中に蔓延しております
それを盲目的に信じてしまうことは 或る意味とっても幸せなことではあります...ネ♪

ちなみに↓の本によりますと

R32 GT-Rの場合 レギュラーガソリンを使うと点火時期&空燃比がアレされて
出力50PS トルク5キロのダウンだそうです
結構な値ですわね
ブログ一覧 | エンジンチューニング | クルマ
Posted at 2015/03/16 22:07:59

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