フランソワ・アルヌ～ル♪のブログ一覧

みなさま お姉様 ごきげんよう♪

フランソワは今　強く 強く 思っています



安西先生．．．


安西先生．．．！！


．．．．．．．．．


バカンスがしたいです．．．．．



今日はヘッドを載せて DVVT付きカムとターボをつけました　

そこで燃え尽きました．．．

海って青くて どこまでも広いのでしょうね


さてさて恒例のEF系エンジン豆知識

オイルポンプのプラグです
洗浄してオイルの切れたトロコイドポンプの空吸いを防ぐため
エンジンを組み立てた後にここからオイルを入れてあげてます
只ネジロックが塗ってあって 緩める時にエンジンがひっくり返りそうになって とっても固かったですわ


オイルポンプのプラグはここについています
ロドスタのエンジンも同じような位置にありますわ


ABA-L250S ミラアヴィのターボです
ぐぐっても詳細が出てこないということはごく普通のユニットなのでしょうね


ABA-L250S　EF-DETのインシェクター 12ホールでした　これは嬉しいです



落ちていたロドスタのインジェクターとの比較



L550S EF-VEのインジェクターも12ホールでした



さて

ということで棚上げしている不動エンジンクレーンの件ですが
そろそろ どげんかせんといかん ですわね

みなさま お姉様 ごきげんよう♪

フランソワは夏休み3日目です
みなさまは海へ　山へ　バカンスを存分に楽しんでいらっしゃるのかしら

フランソワは戦場におります
(青空ガレージに吹く容赦ない熱風) この風
(手に纏わり付く劣化オイルのぬらぬら) この肌触り
(ブローバイの酸えた臭い) この匂いこそ 戦場よ！

フランソワは夏休みの工作3日目です　まだ先は長い．．．ですわTﾍT

EF-VE と EF-DETの2機のエンジンのピストン取り出しまで進みました
エンジン分解が終わり　明日からやっと組み立てに進むことが出来ます

見たくなかったモノ↓

タービン排気側からオイル染み出して．．．います
幸いタービンの軸にガタは出ておりません


O2センサーがカーボンですすけておりますわ
ワイドバンドセンサーを付けたら　寿命がぐぐぐっと縮みそうですわね

タービンのトラブルシューティング
↑コレの「ブローバイ過多」だったら！
と ヘッドカバーのブローバイ通路を確認するも詰まってはいない模様．．．

↓EF系エンジン　まめ知識集　EF-VEとEF-DETのピストン比較（コンロッドは同じです）

上：EF-DET 下：EF-VE

ピストントップ比較　EF-DET：凹 　EF-VE：ちょっぴり凸

EF-DETとEF-VEはヘッドは同じもののようです







8万キロ走行のEF-DETシリンダー　回転方向側　当たりが強い部分がありますね
ピストンリングを新品としてヨシとします


同　反回転方向側　こちらにも磨耗がありますね


7万キロ走行のEF-VEのコンロッドのメタル 再利用します


EF-DETエンジンにVVT関係部品を追加・入れ替えするのは容易であると考えますわ

ちなみに指紋や指の皺に染み込んだしつこい黒ずみオイルは石鹸をつけた軽石でこすると容易にとれます

みなさま　お姉様　ごきげんよう♪

フルコン　MegaSquirt3+MS3X（拡張ボード）の設定です
ミラバンに載っているEF-SEエンジン(NA OHC 6バルブ)用ですわ

まずは基本設定


制御方法はスロットル開度とエンジン回転数を基本としたスロットルスピード（α-N）です
燃料噴射量に関してはそこに吸気圧X回転数のマップ値を乗算しています（Secondary Fuel Load）
燃料噴射と点火　それぞれのLoadの項目でエンジン負荷をどのように判別するか選べます
（スロットル開度センサー・吸気圧センサー・マスフローセンサーなど単体
　それらの途中切り替え　それらの複合など）
TPS：スロットルポジションセンサー　MPA：吸気圧センサー　MAF：マスフローセンサー
※EF-SEエンジンにはマスフローセンサーはありません


レブリミッター設定


ラジエターファンの制御　MS3のNitrous1ピンからファンON/OFF信号を出しています


エンジンが回っていることを検知するトリガーホイールとプラグ点火関係の設定
Coil On Plug：ダイレクトイグニッションのことです


点火時期マップ　縦軸：スロットル開度　横軸：回転数
レギュラーガソリンですが点火時期は早めていきました
ノック音（チリチリ・ガラガラ）に耳をそばだてます


空燃比センサー関係


目標空燃比マップ　　縦軸：スロットル開度　横軸：回転数


実際の空燃比が目標空燃比とズレていたときの補正割合（％）
縦軸：スロットル開度　横軸：回転数


燃料噴射量は　「マップその1 掛ける マップその2 の値」 となります
燃料噴射量マップその１　縦軸：スロットル開度　横軸：回転数


燃料噴射量マップその２　縦軸：吸気圧力　横軸：回転数


水温によって燃料噴射量を補正する割合（％）


吸気温度によって燃料噴射量を補正する割合（％）　MAT：吸気温度


エンジン始動（セルを回した時）の設定


アイドリング関係　EF-SEは四本配線のISC（アイドルスピードコントロールバルブ）式
値大＝開く　値小＝閉まる
スロットル開度が0％近くになるとアイドリング中と判定
Homing StepsはキーONした時にまずはそこへとISCが動くポシション


目標アイドル回転数　CLT：水温


エンジン始動（セルを回した時）のISC開度


アイドリング回転が安定するように自動補正するかしこい機能：クルーズループ設定
スロットル開度が設定値以上となると走行中と判定
ISCが閉まる＝Idol Valve Minimum Steps


スロットル開⇒スロットル全閉（約0％）となった時　ISCをどこまで開くか


燃料噴射量の加速補正などはまだ未着手なのですわ

ココ知りたい値がありますの よろしくて？ とコメントあれば追記しますわね

みなさま　お姉様　ごきげんよう♪

EF-VEにはVVT用にINカムの角度を知るための3本のトリガー歯がついています
と エンジン解説書に書いてあります



しかし その角度や形状の詳細は載っていませんでした
広大なネットを彷徨っても詳細は不明．．．

MS3+MS3XでダイハツのVVTが駆動出来るのでしょうか？
MSフォーラムにもしもしするために 現物確認してみました　



EF-VEのヘッドカバーってボルト1本がVVT駆動ソレノイドの影に隠れていて
ソレノイドを外さないとカバーが外せなかったです
念のためソレノイドが固着していないかも確認しておきました

ちなみにVVTで状況別にカム開度は細かくコントロールされているとのことですわ

↑の資料は○ヨタのVVTiです

みなさま　お姉様　ごきげんよう

本日EF-VEとEV-DETをフランソワ家に引き取ってきました
金原くん　助太刀ありがとうございます

さてこれで夏休みの工作の大物は揃いました♪

が．．．．

エンジンクレーンが．．．アームが上がりません．．．
永年にわたりR-Junkieのエンジン積み替えライフを支えていたエンジンクレーン
前回稼動してからほぼ８年間ほったらかしノーメンテ

くくく．．．　そう　きましたよ



いきなりのハードモードからのスタート！
これもフランソワが生まれもった宿命（と書いてさだめと読む）なのかしらね

予期せぬ波乱から始まった夏休み　スタートです