• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

フランソワ・アルヌ~ル♪のブログ一覧

2016年08月18日 イイね!

【己への戒め】 3km 人力でミラバンを押してみた話 【EF-VE+EF-DET エンジンブローの末路】

みなさま お姉様 ごきげんよう♪

昨年の夏前 フランソワは会社からの帰宅中に冷却水不足によるエンジンブローをやらかしておりますの


定時に会社を上がって いつものテストロードな堤防で全開いっぱつ フル加速
7,000回転辺りまでひっぱって 減速のためのアクセルオフ

おふぅ 良い加速をしますわねー なんて自画自賛するも
次のアクセルオンでエンジンがついてきません 全く吹け上がりません
クラッチ切ったらエンジンがすこんと停止

んむぅ これはやっちゃまった!?ってことかしら

幸い後続車との距離はかなり離れていたので クラッチを切り
惰性で走り続けて 脇道になんとかエスケイプ
安全な場所で停止と同時に100℃近くまで水温がぐんぐん上昇
キーを何度も捻るもセルは全く回りませんの

これは焼き付いたってヤツですわね
はてさて どうしたもんじゃろのー とちょいと思案
JAFを呼ぶにも 友達にエンジンブローなう するにもちょっと恥ずかしい


ふと見上げた夕暮れ空 トンビがぴ~ひょろ~ と輪を描きます(ウソ)
「本田宗一郎さんは天にいまし、すべて世は事もなし」
ふっと息を吐き フランソワは心を決めたのでした

己の至らなさによる またまたのエンジンブロー

その戒めを己の体と心に刻み込まなければなりませんわね

そんな理由から 自走出来なくなったミラバンを自宅まで押して帰るという選択肢を選んだフランソワ
運転席側の窓を開け ドア越しにハンドルを押すと 車重700kg強のミラバンは意外と簡単に動き始めました


フランソワ亭までは約3キロ
己との戦い 耐久試練のスタートです
灰色ブレインを総駆使しての押し歩きルート選択 クルマに引かれたらコワいですからネ
他車に迷惑を掛けぬよう クルマ通りの無い裏道とミラバンを押して歩ける広い歩道のある田舎道をチョイス
遠くの工場より聞こえるおじさんからのがんばれの声
フランソワは熱い想いと複雑な気持ちを胸に ミラバンを押し続けたのでした

さてさてさて 意外と順調にミラバンを押し歩き続けていたフランソワでありましたが
自宅まで500メートルを切った地点で大きな問題が立ちはだかりました

フランソワの心臓破りの坂
※この時フランソワが命名

この難局的存在をすっかり忘れておりました



ふふん このフランソワにとってこの程度の傾斜 大したものではありませんわ とタカをくくってミラバンを押すのですが・・・・・・・ごめんなさい フランソワ 増長しておりました
ミラバンのハンドルとドアの窓枠を満身の力を込め ロケットダッシュ的超前傾姿勢で押すのですが ミラバンはジリジリとしか坂を登ってくれません

ミラバンを全力で50センチ押し上げます
ぜいぜいと息も荒く アキレス腱からは悲鳴が聞こえます
次の一歩を踏み出すことなど ノット ポシブルです I can’t do it. です

これはイロイロとヤバい 危ない レッドゾーン 赤信号です
フランソワ脳の血管が確実に切れる
ぷちっっ♪と切れる


あわててサイドブレーキを引き 坂を下がり始めたミラバンを止めます

フランソワの中のヒトは50代 モヤシっ子です 無理は出来ません

千里の道も一歩から 塵も積もればゴミになる
ここはじっくりヤルしかありません

ぜいぜいとした息を整え ミラバンを全力で・・・・
ぜいぜいとした息を整え ミラバンを全力で・・・・ (リピート)

30分かけてなんとかあてくしは車重700kg強のミラバンを フランソワの心臓破りの坂の上へと押し上げたのです

全世界の屈強のクルマ弄ラー達でもこんな莫迦げたコトをヤッてみたのは ほんの一握りでしょうね と
本田宗一郎さま あてくしは少しは貴兄に近づけたのかしら と思うフランソワでした

エンジンブローの原因は水漏れによる冷却水不足によるオーバーヒート
樹脂製インマニの劣化によってシリンダーヘッド水路蓋部分が破損しておりましたわ


さてさて明けて翌日 エンジンチェックです

インマニ&インタークーラー内にオイル吹いちゃっておりますわね


カム周りには損害は無いようです


2気筒目のプラグ碍子が割れておりました


中華製シリンダーリークダウンテスター怪(色々手直ししないと使えませんでした)を使って漏れ具合をチェック
1気筒目

2気筒目 圧縮無くなっておりますわね TヘT

3気筒目


ちなみにリークダウンテスターを購入するのであれば↓がよろしいかと思いますわ
OTC 5609 Cylinder Leakage Tester Kit

さてさてヘッドを下ろして2番ピストンをチェックです




あいたたたー

1&3気筒目のシリンダーは無事なようです


2気筒目のピストン めちゃ溶けておりましたわ






1&3番ピストンには損傷無く 再利用いたしました

2番シリンダーにはがっつり深いキズが入り このシリンダーブロックは使用不能と相成りました

シリンダーヘッドの燃焼室もチェック



2気筒目にはピストン破片による凹みキズが

只 ピストンが溶ける程の高温になったのに ヘビィノッキングによる損傷は無いようです



1気筒目は無傷なようです



3気筒目も同様に無事でありました
※余談ではありますが 燃焼室 鏡面で検索するととってもキレイな燃焼室がいっぱい出てきますネ
しかし フランソワはこのところ燃焼室は磨いたことはありません
キレイキレイにしてもブローバイで半年もせずに黒くなってしまうんじゃないかしら?
そんな理由からですわ
この時のヘッドもバラして燃焼室掃除してから数ヶ月も経っておりません・・・・


さてさてやらかしてしまったワケではありますが なんとしても通勤車両のエンジンは直さねばならないのが世の常ですわね
ストック部品を掻き集め どうにかミラバンのEF-VE+DETエンジンは再走出来るようにでっちあげられて一安心

この後も ぽんぽん♪とピストンを壊す日々が続くとは この時のフランソワは露とも思っても見なかったのでした

自戒の意味は無かった・・・・ようですネ☆
Posted at 2016/08/18 15:57:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミラ | クルマ
2016年08月18日 イイね!

【十年もの】 NB8C 6速ミッションの組み立て 【ロドスタ】

みなさま お姉様 ごきげんよう♪
夏休みの工作は進んでおりますでしょうか☆

フランソワはロドスタ弄りのリハビリとして長年にわたって分解放置プレイであったNB8Cの6速ミッションの組み立てを行いました

なんというか 暑さのせいもありますが ミッション素組みってモチベーションがあがらないなー と思いましたわ
歯車がホントいっぱいあって ガシガシ変速したりして メカ好きには堪らないアイテムであるハズなのに・・・・
簡単にギヤを組み替えたりするコトが出来ないのが一因なのかなと 思いました

バラバラになっていたミッションを組むにあたっては昔のHPを参考にしましたわ
「こんなコトもあろうかと」 ですわね

そうそう すっかり失念していたのですが↓ココのリングを外さないと オカマからシャフトは抜けませんことよ



気づかずに汗だくになってシャフトを引っこ抜こうとしたコトは☆ヒミツ☆ ですわ
Posted at 2016/08/18 00:36:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロドスタ製作記 | クルマ
2016年08月17日 イイね!

【台湾のオイルクーラーキット サーモ付き】 オトコ汁 だだ漏れ手直し報告 【そこそこ安価・・・が そこはかとなくの不安】

みなさま お姉様 ごきげんよう♪

通勤車両なミラバンのEF系エンジンはオイルの量がそんなに多くはないのです
ターボ過給による熱量増加の不安を解消すべくオイルクーラーをつけてみたのですわ



エンジンにとって大切なモノであるところのオイル
その経路はちゃんと流れて 決して漏れたりしてはイケませんネ


んんん??・・・・・
期待に違わずの○国 MADE ですわネ





Made in Japan マジックワード ですわね

しかしフランソワはア○ババで台湾販売なオイルクーラー(サーモスタット付き) US $ 101.31(送料込み)を買いました・・・・ ヒト柱はいつの時代でも必要であるのですから
(不安であったナイロン網で包まれているオイルホースはちゃんと鉄芯線入りでした)

結論から言いますと 締め付け部分の精度が悪くて 素組みではちょいとしたあちこちの隙間から漏れまくりますネ♪
見た目の具合はなかなか良いモノではあるのですけれど


耐油ゴム板を用いてパッキンを自作して さらにNBRなOリングを追加したり テフロンテープを巻いたり・・・・なケアが必要でしたわ

オイルホースのジョイントにはちゃんと漏れ防止のOリングが付いているワケですが 相手側のネジ穴入り口のC面取りが大きすぎて Oリングが圧縮されていないのだと思われます


元から付いていたオイルクーラーのそれなりに格好いい黒いフィッティングも漏れないようにと ぎゅーっ♪と締めたら 首振り部分がにゅるんと抜けて再起不可なオシャカと相成りました


そんなワケでアマ○ンでとーっても安価な中華製フィッティングを調達して 難を凌いでみました


路上環境を汚さないケアをしなければオトコ汁をたらりたらりと垂れ流す中○製オイルクーラーキット
Mな殿方にはオススメの品でありますわ
Posted at 2016/08/17 23:53:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミラ | クルマ
2016年08月17日 イイね!

【EF-VE&EF-DET ブローしたピストンとタービン】 ハカイダーの代価 【フルコン+ミラバン】

みなさま お姉様 ごきげんようTヘT

ミラバン EF-VE+DET フルコンなメガスク制御 プチミラーサイクル
この二年間で壊したEF-VEピストンとRHF3タービンです♪


・・・・・TヘT



ピストンはすべて1stリングのランドが割れておりますわ

ランド割れしたピストン(EF-VE用前期&後期) 全部で12個ありました・・・・

VVTを用いてのインテークカムの位相制御による圧縮比コントロールって 難しいですわネ
アクセルを多めに踏むと ピストンがぽんぽこぽん♪とブロー ・・・・な結果となりました 現状では

結果として手持ちのEF-VEピストンが底を付きましたので
今は慎ましくEF-DETピストンを入れて 通勤しております

フランソワのやらかし報告~♪
6/25(土) ○フオク落札VQ29タービンが白煙モクモクなオイルリーク&インテークインペラーブロー(前記)

6/26(日)手持ちのVQ29タービンを3コイチにして なんとか翌日通勤出来るようにでっちあげ

7/1(金)VVT設定の確認のため 会社帰りに自宅近くで7000rpm辺りまで回す
ピストンブロー
白煙ぼうぼうでアイドリングしなくなる

7/2(土)&(日)リークテスターで2気筒目の圧縮が殆ど無い事を確認

エンジンをばらし 3気筒全てのピストンを目視 → 2気筒目のピストンの1stランド割れによる圧縮漏れ → ストックしてあったEF-VEピストンに交換
エンジン復活!→ 翌日よりあまり踏まないように心掛けての通勤開始

7/8(金) 会社帰り いい感じのグイっとくる加速に酔ってちょっと多めにアクセルを踏む
ピストン♪ブローで お約束のバックミラーに白煙モクモク とにかくスロットル開けてないと走らない・エンジン止まる状態となる

7/9(土)&10(日)&11(月)
リークテスターチェックで1&2気筒目の圧縮殆ど無し
エンジンばらし → 1&2気筒目のピストンの1stランド割れ
シリンダにもちょい傷あり → ス○レートのシリンダーホーニングツールで傷取り
もう手持ちのEF-VEピストンが無いので 三気筒ともEF-DETピストンに交換
エンジン復活!

EF-VEピストンからEF-DETピストンに交換したことでの膨張比が低くなったワケですが 意外と2000回転辺りのトルクも低下せず トコトコ走れることに感心しつつ 首を捻りつつ通勤しておりますわ

そんなワケでEF-VEピストンを使ったトライはお財布的な事情により一旦休止といたしました
実験に使っているミラバンは通勤車両なので コワれても次週には直しておかないと会社にイケなくなってしまいますので

しばらくは反省エンジンで通勤中に壊さないエンジンというものを勉強いたします
Posted at 2016/08/17 22:41:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | ミラ | クルマ

プロフィール

「首都高SPL ゼロ(1) 4月18日発売予定」
何シテル?   03/28 22:17
みなさま お姉様 ごきげんよう♪ パリジェンヌのフランソワです 川^a^ノ ロドスタクラブR-Junkieの会長代行しています 本名は鈴木”角(かく)”っ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/8 >>

 123456
78910111213
141516 17 181920
21222324252627
28293031   

愛車一覧

スズキ Kei スズキ Kei
K6AのDIYチューニングにチャレンジ!すべく 18万キロ 21年落ちを購入しましたわ ...
その他 モータースポーツ関連 その他 モータースポーツ関連
フルコンMegaSquirt-III EMS System with MS3X V3.5 ...
ダイハツ ミラ ダイハツ ミラ
DVVT+ターボ+プチミラーサイクル+プチリーンバーンをフルコンMegaSquirt3+ ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
平成元年発表のロドスタを先行予約して購入しました 面白さにどっぷりとハマってます 色んな ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation