蜩ノ記

朝から雨が降ったり止んだりの不安定な天気。

嫁さんも今日は休みということで映画を見に行くことに。

嫁さんが観たいという”蜩ノ記”です。

平日の朝一番の上映、ガラガラかと思ったのですが．．．

チケット売り場には普段目にしない高齢の方々が並んでいました。

案の定管内に入っても結構席が埋まっています。

見た感じ、自分達が一番若かったようです。

撮影の多くは岩手は遠野で撮影されたということもあるかもしれません。

確かに、若い人が観るにはるろうに剣心の様な戦闘シーンは全く無く、静かに展開していく物語。

物足りなく感じるかもしれません。

それでも、当時の武士の生き様、武士道を貫き通す、役所広司演じる戸田秋谷と岡田准一演じる

檀野庄三郎に惹かれていきます。

この映画、デジタル全盛の現代ですが、フィルムで撮影されたそうです。

最後のフィルム邦画になるかもしれないそうです。

遠野の四季が綺麗に描かれています。

たまにはこういう映画を観るのもいいものです。

岡田准一主演の映画、ハズレが無いですね。



映画の帰り。

冷たい風が強く、冬が来たという感じです。

自宅に帰ると台風19合でも大丈夫だった鉢植えが飛ばされていました。