
昨夜
風呂に入る際にシャワーヘッドを交換した。
既存ヘッドを外すのに些か時間が掛かったものの、無事換装完了
で、シャワーを浴びたのだが・・・
と言うわけで零です。
今日は所用で有給休暇!
午後からおでかけします。
母がコロナだったもんで・・・
さて、
シャワーヘッドですが・・・
やっぱり似て非なるものでした(w
特にミストはこんなんじゃ無かったよな
って感じでした。
が、まぁこれはこれで・・・
と言うことで良しとしました
なんか乾かした髪がサラサラにった気がする。。。(プラセボ
さて、
昨日到着装着したナノバブル発生器
どんな原理で洗濯に効果があるのか・・・
説明文を読むと。。。
要は泡が出来て、それがマイナス電荷を有し、汚れにあるプラス電荷と結合して汚れを包み込む
だから汚れが布類から剥がれる
ということらしい。
つまり・・・
ナノバブル発生器を通過した水は電解質水になるから汚れが落ちる
と言うことですね。
なるほど・・・
原理はおk
アルカリ電解質水が汚れを落とすのはよく知られており、特に私やジェイズサポーターの方は
経験済みだと思います。
それは・・・
ジェイズさんで取り扱っていた
魔法の水
パワーウォーターS-126
これ!
ヤニ汚れなんかに吹きかけると、溶けるように茶色い水が流れ出てきてみるみるヤニ汚れが落ちます。
と、経験的に汚れが落ちることは分かりますので、電解質が汚れを落とすと言われれば納得も出来ますし、
いろんなところで電解質水が汚れを落とすことを説明されてます。
じゃあ分かった、電解質がキモなんだね
というのは良いとして・・・
それとナノバブルの関係は?!
と、思いますよね
これも論文などがいろいろ出てました。
要約すると水中で泡が発生するとマイナスの電荷を帯びる
と言うことのようです。
まぁそれは識者がその現象を論じてるわけですからひとまずは信じることとしましょう。
さて、
ここからが核心
泡が出来るときマイナス電荷を帯びる。このマイナスに帯電した泡が汚れを落とす
ここまでは良しとして・・・
実際にナノバブルは発生してるのか?!
と言うことになりますよね
で、適当にググってみると・・・
要はキャビテーションによって泡が生成される。
とのこと
キャビテーション
軍ヲタのお仲間なら聞いたことありますよね。
キャビテーションノイズとか
キャビテーション。
軍ヲタ界では潜水艦とセットで聞く言葉です。
キャビテーションとは・・・
スクリューがある一定程度の速度で回ると、スクリュー表面から泡が発生する
というものです。
余談ですが、キャビテーションノイズは、その泡が消滅する際に発生する衝撃波のことで
その音(突発音のかたまり)が敵に聞かれると位置がバレちゃうので、
昔からキャビテーションについては研究されていた・・・
と言うわけです。
では何故キャビテーションが発生するのか・・・
これはお湯の沸騰にも似ていて・・・
水が沸騰すると水中から泡がぶくぶくと上がってきますよね。
別に水中にある空気が上がってきてるわけでは無く、生成されて泡となって現出してます。
これは何が生成されてるのか。
それは水蒸気。
水は・・・
氷になったり液体になったり気体になったりしますよね
そのほかに超臨界流体なんていう液体でもない気体でもない様態も温度・圧力によっては生成しますが
超臨界流体については今回は説明しません。
興味のある方は「超臨界流体」でググってください。
ちなみに・・・
私の卒論の研究テーマが「超臨界流体」でした(笑
さて、
水蒸気=気体が発生するのは・・・
温度が沸点に達したからに他なりません。
水で言えば1気圧下で100度ですね。
水で居られなくなったから気体になった。と言うわけ。
1気圧下で
というのが重要で、通常我々が生活する地上において気圧は概ね1気圧なわけですが、
その状態で100度以上なら気体になる。
と言うわけです。
では1気圧で無ければ?!
例えば・・・
山登りしていて、山頂で即席麺を美味しく食べよう。
若しくは・・・
山頂で美味しいご飯を炊いて景色の良いところで白米食べよう!
と言うときに、生煮えだったりすることが有ります。
これは・・・
地上に比べて気圧が低いためです。
気圧が低くなると・・・
沸点も低くなります。
一説では富士山山頂でお湯を沸かすと80度くらいで沸騰するそうな。。。
逆に・・・
原子炉なんかを通常運転時に冷却するのは、高圧の水を使います。
原子炉内の冷却水は炉にも依りますが300~400度の水が冷却に使われてると言われてます。
身近なところでは・・・
ラジエータキャップ
あのキャップはただ蓋してあるだけで無く、1.15kgfとか1.3kgfに耐えるようになってます。
つまり、
エンジンが熱せられ、冷却に用いられるクーラントも熱くなる。
普通の水なら100度で沸騰しちゃうけど・・・
気体になったら冷却効果が著しく低くなるので、できるだけ液体で居て貰いたい
だから1気圧以上になるように耐圧性能を備える。
と言うのがラジエータキャップ。
だから・・・
クルマにあと付けで水温計とか着けてる方なら分かるかと思いますが、ガンガン回すと105度とかに水温上がりますよね
とどのつまり・・・
気圧が上がれば液体で居られる温度が上がり、気圧が下がれば水で居られる温度も下がる
と言うわけです。
さて、
ここで今一度ナノバブル発生装置の形状を見てみましょう
途中で流路が狭められてますよね。
これは
学会の資料に詳しく載ってますが・・・
流路が途中で狭められると、その狭隘なルートでは圧が上がり、そこを過ぎると一気に圧が下がる
つまり、低圧な状況が出来るわけで、その際にキャビテーションが発生してる!
と言うことになります。
上記の資料や、
その前に掲示させていただいた資料でも分かるとおり、これはなにも大きなスクリューをものすごいスピードで回さなくても普通のホースで普通の水流でも発生します。
(↑直リンできませんでしたが、「YouTubeで見る」をクリックすると動作原理を見ることができます)
つまり、ナノバブル発生をうたう小さなアダプタでもキャビテーションを起こすことは十分に可能と言えます。
いやー良かった良かった!
・・・と、言いたいことろですが。。。
では実際にナノレベルの泡を生成してるのか?!
こればかりは分かりません(をい
なにせナノレベルの泡は目視できませんから。。。
いや、百歩譲ってキャビテーションは起きてるとしましょう
ただそれが目に見えるほどの大きさの泡なのか、ナノレベルのものなのか
それは分かりません。
泡は、小さくなればなるほど、泡は液体内にとどまり、浮力で起き上がることも、破裂することも少なくなると言われてます。
まぁデカい方が割れやすいからすぐに消泡するよね
ってハナシです。
そしてすぐに消えるような泡ではそれが帯電していたとしても洗濯に効果があるのか・・・
疑問ですよね。
だもんで。。。
結論。
しっかりした研究を行ってる製品ならナノレベルの泡を生成することも出来るかもしれないね。
という感じ。
形だけまねてる製品は、電解質水を有効に使えないので無いか・・・
と、思います。
まぁ・・・
それを見誤らないことが一番難しいのですが・・・
以上、拙(つたな)い解説。
失礼しました!!!!!!!
さて、出かけてこよう・・・
Posted at 2024/06/26 11:57:08 | |
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