沖縄県選出参院議員の島尻氏は昨年10月の閣僚就任以降、沖縄県への公務は計9回もある一方で、北方領土関連の出張は1回しかない。
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「未曾有」を「みぞゆう」と読んだのは麻生さん。
小生などは早い話、無教養が洋服を着ているようなものだから、読み間違いは日常茶飯事。それに加えて、思い違い・覚え違いというのもあり、他人様のことをとやかく言えるような立場ではない。
特に小さい頃に覚えた歌の文句などは、そもそもの意味も知らずにただ歌っていたものだから、恥ずかしいような思い違いがある。
お若い方はご存じないだろうが、例えば、浪曲子守唄。
サビの部分で、「ひとつ聴かそうか、ねんころり♪」
という詩がある。
これは女房に逃げられた男が、乳飲み子を寝かしつける際、子守歌は知らないので、その代わりに得意の浪曲でも聴かせてやろう・・・という趣旨の歌詩だ。
小生はこれを、
「ひと月貸そうか、ねんころり♪」
と7~8歳の頃、勘違いして覚えた。そして、赤ん坊をひと月も他人に貸して金を取るなんて、ひどい親がいるものだ・・・と本気で思った。
ちなみに、間違いに気づいたのは、社会人になってスナックでカラオケの歌詞カードを開いた時である(モニターに歌詞が映るずっと前の話です)。
しかし、島尻大臣の場合、「未曾有」や「浪曲子守唄」のような勘違いでは済まされない。
流氷が退くと小島がある・・・という意味のアイヌ語「ハ・アプ・オマ・イ」がその語源だそうだが、いずれにせよ「歯舞」を読めない北方担当大臣は、ブレーキのしくみがわからない自動車整備士と同じだ。
恐らく色丹・国後・択捉も読めないのだろうし、その歴史や文化などを勉強する気もさらさらないのだろうから、国益を守るためにも一刻も早くご退席願いたい。
それにしても、沖縄選出の議員だからといって沖縄・北方担当大臣に据えるというのはあまりにも安易。いくら何でももう少しましなのがいるでしょうに・・・。
まぁ、最近のお笑いも似たり寄ったりの人材不足だから、
「資料は『歯』と『舞』の間で行が変わっていて、読みにくかった」
とフォローした政府関係者のコメントには、大いに笑わせて頂きましたけどね。
さて、発狂文はこれくらいにして、昨日トヨタとアウディをはしごしてみた。
トヨタのディーラーには、1か月点検の相談。
試乗用新型プリウスが鎮座していた
相談内容はエスクァイア号のブレーキパッドのこと。
初期制動が不満なので、摩擦係数の大きなものに交換したいと伝える。
エスクァイア号にガソリンを入れ、帰宅。
S4号に乗り換え、Audi練馬を目指す。
日産セレナの背後に迫る不気味な影・・・
14時45分、トウチャコ。身障者用スペースに止めさせて頂く
了解を得て、相変わらず下手な写真を撮る
お尻6連発
営業スタッフのIさんが小生のことを覚えていて下さった。
与太話にお付き合い願う。
どこの店でもRS7はよく見かけるのに、なぜRS6はないのか尋ねてみる。
6のシリーズの主力はあくまでA6なので、A6が優先され、RS6と並べて展示することは稀なのではないか・・・とのIさんの話である。
Iさん、お忙しいところありがとうございました。約束守りましたよ!
16時15分、帰宅する。
私の輝かしい主君へ
(前略)
1.私には軽くて強くて持ち運び可能な橋のアイデアがあります。これは敵から逃れる際に使える上に、安全で火やその他の攻撃にも耐え、簡単・便利に持ち運び設置することができます。逆に私は敵の橋を燃やしたり、破壊したりする方法も知っています。
2.敵に包囲された場合には、陣地の周囲の堀から水を抜き、多くの橋や梯子などの脱出に必要なものを用意する必要があるが、その方法も知っています。
3.斜面の高さ、地盤の強さ、その他の状況などが原因で敵への攻撃が不可能な場合には、それに適した戦術を考案しなくてはいませんが、私はあらゆる要塞を破壊する方法を知っています。たとえ岩などが土台の砦であっても。
4.私は簡便で持ち運び可能なカノン砲のアイデアも持っています。これを使えば小さな石を雨あられのように投げることができます。また、砲撃によって生じる煙で的に恐怖を与え、損害と混乱をもたらします。
5.私は隠密行動の方法も知っています。堀や川を越えなくてはいけない場合にも、無音で目的地までたどりつきます。
6.私はカバーで覆った馬車もつくれます。これは安全で攻撃不可能な馬車で、敵陣に攻め込むことができます。破壊されても後ろには無傷な兵を引き連れていくことができます。
7.一般的なタイプはもちろんのことながら、必要があれば、カノン砲や大型銃など、美しく役立つ鋳型を作ります。
8.カノン砲が効果的でない場合でも、カタパルトや投石器など、一般的でなくとも効果的な武器を考案します。要約すると、あらゆる状況において、攻撃・防御の手法をいくつも考え出すことができます。
9.戦場が海であっても、攻防共に最適な装備の例を持っています。砲弾や煙幕による攻撃にも耐えうる船舶も作れます。
10.平和な時代には、他のどのような建築にも負けない建造物を、公用・私用問わず建てて、ご満足を差し上げます。また、水を引く工事もできます。
さらに、大理石、ブロンズ、粘土で彫刻をつくれます。絵画でも他の誰にも負けないあらゆる表現が出来ます。
(中略)
以上の事柄について、誰か実現不可能なものがございましたら、私が大公様のご庭園でもどのような場所でも駆けつけて、実際にデモンストレーションを披露し、謙虚にご説明いたします。
この履歴書の文面だけからでもダ・ヴィンチの驚くべき才能の数々を垣間見ることができるだろう。「軍師官兵衛」も真っ青の多才っぷりである。ヴェロッキオの工房時代などの過去の経歴は記載されず、ミラノ公のために自分が何を出来るかということが淡々と書き連ねられている点が特徴的である。
実際にダ・ヴィンチは、ミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァに取り立てられた後、彼から様々な企画を命じられた。その中には特別な日に使用する山車とパレードの準備、ミラノ大聖堂円屋根の設計、スフォルツァ家の初代ミラノ公フランチェスコ・スフォルツァの巨大な騎馬像の制作などがあったという。
これらの仕事をこなす一方で、ダ・ヴィンチはミラノ公国滞在時に『岩窟の聖母』や『最後の晩餐』といった代表作を完成させた。
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この記事を見たら、矢も楯もたまらず江戸東京博物館に行きたくなった。
1月16日から4月10日までの間、日本とイタリアの国交樹立150周年を記念し、ダ・ヴィンチの展覧会が開催されているからである。
そこで昨日、輸送機を転がし行ってみた。
10時50分、自宅を出発。首都高の向島で下り、11時40分トウチャコである。
身障者用スペースに止めさせて頂く
腹が減っては戦もできず、7階で国技館の屋根を見ながら
取りあえずそばをたぐる
今回の展覧会の目玉その1は、日本初公開の絵画 「糸巻きの聖母」(バクルー・リビング・ヘリテージ・トラスト)。
これは、イギリスの貴族バクルー公爵家が所蔵し、ダ・ヴィンチの故郷イタリア、作品のあるイギリス以外の場所では初めて出品されることになったもので、2009年にようやく、スコットランド・ナショナル・ギャラリーで一般公開されることになった至宝との由。
目玉その2は、自然観察を通じて真理に近づこうとした取組みである、「鳥の飛翔に関する手稿」(トリノ王立図書館)だ。
展示場に入ってみる。
作品保護のためか、やたらと暗く寒い。
まずは、美形ダ・ヴィンチの肖像画が10点ほど。自画像ではなく、他の作家が描いたもの。
お断りしておくが、70数点ある作品の中でダ・ヴィンチ本人が描いたものは、「糸巻きの聖母」と「鳥の飛翔に関する手稿」を含めて8点だけで、あとの作品はいわゆるレオナルド派といわれる人たちや、ダ・ヴィンチ作品に基く縁の深い作家のものである。
次の部屋に進むと、花や動物、人間の子どもの顔と足のスケッチが目に留まる。
そして、「鳥の飛翔に関する手稿」だが、これはもう生物学者がノートに記録した観察結果だ。
人間が空を飛ぶことを前提とした研究に、まず間違いなかろう。
いよいよメインの「糸巻きの聖母」。
屋外に座る聖母マリアが、かせとり棒と呼ばれる糸車の糸巻きを見つめている幼児キリストを抱いている構図である。
十字のかせとり棒は、将来キリストが磔刑に処せられる聖十字架の暗示となっている。
マリアは息子を襲う未来の苦悶におびえながらも、その未来を受け入れることしかできない諦めの表情を浮かべている。
ちなみにこの作品は、元々バクルー公爵居城であるドラムランリグ城に収蔵されていたが、2003年、旅行者を装った二人組によって同城から盗み出されたいわく付きの代物だそうだ。
ひととおり展示場をまわり、72点の絵画と8点の模型を堪能する。
なおフロイトが、
「ダ・ヴィンチの同性愛的傾向が色濃く出ている」
と分析する2枚の絵画、「洗礼者ヨハネ」と「聖アンナと聖母子」・・・。
小生が生きているうちに近くに来れば、是非拝みたいものである。
根を詰めて観たためか、目の奥が少し痛くなる。
気分転換に、6階と5階をブラブラしてみる。
一部の特別展示を除き、写真OKだったので、相変わらず下手なのを撮る。
5階では、天璋院の用箪笥という企画展が催されていた。
篤姫さんが達筆なのには驚いた。
16時15分、下宿の聖母のもとに帰る。
小雨の降る中、キャパシティ600名の某市民会館は立錐の余地もない超満員で、立ち見客(正確にいえば別フロアの「立ち聞き客」)も100名余に及ぶという大人気ぶりであった。
なお、主催者から録画・録音・速記記録・写真撮影の類は固く禁ずるとのお達しがあったため、極めて不確かな記憶の糸をたどりながらの再現であること、ならびに以下は、2014年6月14~16日付の拙ブログの再掲であることを予めお断りしておく。
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(前略)
そんな中、ボクも中学生になりました。
野球では敵がいませんでした。
ボクの球をヒットにできる中学生がいないんです。速球はかすりもしません。投げれば勝ちます。
で、目標にしていたPL学園に入学が決まります。
ある日、PLの監督さんから連絡がありました。
「入学前に是非会っておいてほしい生徒がいるので、学校まで来なさい。」
皆さん、ここで問題です。会ってほしい生徒とは一体誰のことでしょうか?
(会場の観客はいっせいに挙手)
では、真ん中の列の眼鏡をかけたそこの男性の方。
「清原選手です!」
はい。正解です。色紙を差し上げますので前のほうにどうぞ。
ボクがPLに着くと、清原君は既にソファに座っていました。
桑田ですと挨拶すると、清原君はソファから立ち上がったんです。
ボクはびっくりしました。こんな大きな中学生がいるんかなぁと・・・。
もう目線が全然違うわけなんですよ。彼は190センチ近いし、ボクは170センチですから。
で、監督が言うんです。これからのPLを清原君と桑田君で引っ張っていってほしいと・・・。
ボクと清原君は全くの初対面でした。お互いに名前すら知りませんでした。
同じ大阪なのに皆さん不思議に思われるでしょうが、所属していたリーグが違ったからなんですね。
話を聞くと、どうやら清原君もボクと同じくピッチャーで四番らしい。
そうこうしているうちに、監督が「せっかくだから、お互いにバッティングを披露しなさい。」と言います。
早速グラウンドに出て、バッティングマシーン相手に一人10球ずつ打つことになりました。
どっちが先に打つ?・・・と聞かれたので、「清原君からどうぞ」とボクは言いました。
大きい奴はドン臭いのが多いので、どうせたいしたことないやろ・・・と実は内心高をくくっていたんですね。
そうしたら、1球目、ガシャ!・・・と今までに聞いたことのない音がしたんです。
ネットの上をはるかに越える場外ホームランです。
2球目もガシャ!・・・また場外です。
結局清原君は、10本中8本場外ホームランを打ちました。
10本中8本ホームランですよ・・・。それも皆場外ですよ・・・。
ボクはあの日のことを一生忘れません。
(中略)
話はじめてから1時間が経ちました。
皆さんそろそろ飽きてきた頃じゃないですか? ホントは眠いんじゃありませんか?
なので、ちょっと気分転換しましょうか。
それでは、5人の方に壇上に上がっていただいて、ボクのお手伝いをしてもらいましょう。
勇気のある方、どんどん手を挙げて下さい。
(30人以上の手が挙がる。結果、男子児童2人・女性2人・男性1人が登壇する)
はい。ようこそいらっしゃいました。勇気ありますね~。
で、何を手伝ってほしいかというと、ボク今1時間喋りましたよね。
実は、あと持ち時間が30分残ってるんです。
そこで、この5人の方に6分ずつ喋っていただいて、残りの時間を埋めてほしいんですね。
はい。何事も体験することが大事なんです。テーマは自由です。何でもいいですよ。
(子ども2人はポカンとした表情。大人3人は苦笑したり、首を振ったり・・・)
(大きいほうの子どもの肩を抱きながら)ねぇ、ボク。こんなに大勢の前で喋ったことある?
皆さんはどうですか?
桑田は楽でいいなぁ。適当なこと喋ってお金貰ってるんだろうなぁ・・・って、そう思っていませんか。
そこで、大勢の前で喋ることがどの位大変か、ここの5人に体験していただきましょう。
じゃぁ、順番にどうぞ・・・。
って・・・ウソですよ(笑)。そんなことはさせません。でも、手伝ってもらうのは本当です。
まず、大きなほうのボク(小4位か・・・)から手伝ってね。じゃぁ、これをはめてみて・・・。
はい。このグラブは、パイレーツ時代にヤンキースタジアムで登板したときのグラブです(会場歓声と拍手)。
この時は嬉しかったですね~。夢が叶った瞬間でした。
ねぇ、ボク、このグラブほしい?
それでは記念に差し上げます(会場ウォ~っと大歓声!)。
って、これもウソですよ。でも15分位なら着けててもいいよ。
あとで必ず返してね(笑)。
はい。じゃぁ次は女性の方にしましょう。
これを着てみて下さい(と、袖を通してあげる)。
PL時代のユニフォームです。あとで回収しますから、それまで着ていて下さいね。
次も女性の方にしましょうか。
では、これをどうぞ(と、袖を通してあげる)。
ジャイアンツのユニフォームです。思い出がいっぱい詰まってます。
さて、次はどちらにしようかな・・・。
小さいほうのボク(小2位か・・・)、君退屈そうだね。
あれ、君ボール持ってきたの?・・・ダメだよ、サインはしないからね(笑)。
じゃぁ君は最後にします。世の中には年功序列っていうのがあってね。
よく覚えておくんだよ。
というわけで、そちらの男性にはこれを着てもらいましょう(と、袖を通してあげる)。
パイレーツのユニフォームです。アメリカのユニフォームって分厚くてゴワゴワしてるんですよ。日本のは薄くて動きやすいんですけど。
だからロッカールームのハンガーに掛かっているパイレーツのユニフォームを触ってみて、これ本物かな?って思いました。
ちなみに、クリーニングされたユニフォームは、日本ではきちんとたたまれてビニール袋に入ったまま渡されるんですが、アメリカではロッカールームのハンガーに掛けてあるんですよね。
さぁ、小さいほうのボク、お待たせしました。
君には是非これを着てほしくて、今まで待ってもらいました。
はい。これをどうぞ(と、着させてあげる)。
これはジャイアンツの清原君のユニフォームです(会場大歓声)。
大きいでしょう。ボクのユニフォームと比べてみて下さい。こんなに違うんです。
これで皆さんおわかりになったでしょう。
清原君は力で野球をしてました。ボクは頭で野球をしてました。
でもそれで正しいと思うんです。力がある人は力で野球をやるべきなんです。
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栄枯盛衰は世の習いといえば身も蓋もない。
しかし、スポーツ界や芸能界ではよく見る光景・・・というのは言い過ぎだろうか。
いずれにしろ、清原本人が決着をつけることに異論はないのだが、そのことを承知で敢えて言うなら、西武で監督をしていた森氏の教育にもいくばくかの問題があったのではと思うのだ。
そもそも、18~19歳の若造が億近い契約金を手に入れ、ファンやらマスメディアからチヤホヤされれば、脳ミソの調子が悪くなって当たり前。
古人曰く鉄は熱いうちに打て・・・。
野球選手なんて、野球を辞めてからの人生の方が圧倒的に長いのだから、人気がなくなった後にどのように生きていくべきかということを、入団直後に噛んで含めるように繰り返し教育していく必要がある。
それをしないと、脳ミソの調子が悪いままずっと生きていかなければならないという悲惨なことになる。
新人研修の時だけ、それもたかだか半日位コンプライアンスの重要性を説いてみても、そんなものはナンセンスの極み。
四六時中いっしょにいて、選手の変化に目を配る現場の最高責任者は、何といっても監督だ。
だからこそ、森元監督の責任は重いのだと思う。
ワイドショーでは、またぞろ、
「野球少年に与える影響が大きい」
などと、聞いていてこちらが恥ずかしくなるようなことを平気で言うのだろうが、子どもはそれほどバカではない。
しょせん堅気の商売につけない者がプロ野球選手になることを、賢い子どもは見抜いているのだ。
話は大きく変わって、我が家の掃除ロボットは1週間も使用しないと、
「たまには動かしてよね~♪」と叫ぶようにセットされている。
で、最近トンと動かしていないS4号のことを思い出し、昨日久しぶりにエンジンに火を入れてみた。
12時40分、自宅を出発。
ホンダN-BOX Customの背後に迫る不気味な影・・・。
圏央道を転がす
3か月前に新しくできた菖蒲PAを覗いてみたくなった
トウチャコである。身障者用スペースに止めさせて頂く
中に入ってみる
菖蒲PAは上下線集約型。施設も共用で、中央には通路がある。
通路には自動販売機コーナー、イロドリカフェのテイクアウトコーナー、トイレと商業施設への入り口が配置されている。
まずは商業施設を探検。
内装は木を基調とした和風のつくりで、落ち着いた雰囲気である。
ちなみに、内装の監修は新国立競技場の設計者である隅研吾氏とのことに、祝新国立競技場と小さめな紙が貼り出されていた。
自動ドアを入ると、すぐ右手にこれまたイロドリカフェ。いきなり焼き立てパンとコーヒーの芳しい香りに包まれる。奥には「頑者ラーメン」と「菖蒲のごはん屋さん」があり、食券購入のセルフ式。
そして、その間には4つのコーナーに分かれた売店がある。
売店では、埼玉地元のサイボクハムや花園フォレストのバームクーヘンは当然のこととして、栃木や茨城の名産品も数多く売られていた。
次に多目的トイレに潜入。
多目的トイレは男女それぞれ1基ずつある。
引き戸を開け入ると、すぐ右手にこのようなスイッチがあったので押してみた
いきなりスピーカーから日本語と英語で以下の音声が流れる。
➀ドアの取っ手の上部にカギがあること
②便器は左奥にあること
③便器に座り15秒ほどすると、さらに音声案内があること
なるほど、視覚障害者の方には親切な機能である。
今や当たり前となったオムツ交換スペース
日本語・英語・中国語・韓国語で表記
左手の方が使いやすい人のために、左側の手すりにもペーパーを設置
鏡の中の人が男前なので、カミソリを送られても困るから消してみた
手洗いの脇にある心遣いが嬉しい
この多目的トイレが、東京オリンピック・パラリンピックのスタンダード・モデルになるのかなという印象を受ける。
とはいえ、これにより小生の頻尿問題が根本的に解決されるわけではないので、地道にノコギリヤシの薬でも飲むしかなさそうである。
八王子JCT→中央道→首都高→東北道と無駄にガソリンを使って、16時20分帰宅。
紀元前のローマの喜劇作家プラウトゥスはこう言った。
「たくさんの友人の中で、人が本当に信頼できる友人というものは極めて少ない。」
小生のようないい加減で取り柄のない人間でも、年に一度、忙しい合間をぬってわざわざ遊んでくれる二人の男がいる。昭和57年に同期入社したS氏とT氏だ。
いつもなら年末か正月に会うのだが、不覚にも小生がインフルエンザに罹患したため昨日とあいなった。
戦闘機のS4号には、一昨年すでに二人とも搭乗済である。
そこで、今回はお披露目の意味も兼ね、輸送機エスクァイア号を出動させることとした。
10時50分、自宅を出発。
定刻より15分遅刻の12時15分、小田急線某駅の斜め前に位置するT氏の自宅ビルにトウチャコ。
輸送機エスクァイア号にS氏とT氏が乗り込み、世田谷美術館を目指す。
フリオ・ゴンザレスの彫刻・絵画、小林敬生の木版画、北大路魯山人の焼物などをサラッと見た後、館内のレストランで食事しながら近況報告&昔話に花を咲かせようというプランである。
ここで、愛車フェラーリのエンジンをぶっ壊したT氏より提案あり。
どんな提案かと思えば、
➀輸送機のハッチを開け ②リフトを降ろし
③車いすで乗車 ④固定装置にドッキング
⑤リフトを格納 ⑥ハッチを閉める
までの一連の動作中、周囲に聞こえるように大音量でサンダーバードの音楽を流せ!・・・との仰せである。
さすがはT氏。フェラーリのエンジンを破壊しても、まだAMGとBMWとNSXの3台持っている男の言うことは違う。
そして、ガンダムではなくサンダーバードと言うあたりで歳がバレるのである。
そうこうしているうちに、世田谷美術館にトウチャコ。
美術館は砧公園の中にある
運搬用車両の駐車場に止めさせて頂く。S氏とT氏がエスクァイア号をのぞき込む
館内1階では、スペイン出身で「鉄彫刻の父」フリオ・ゴンザレスの展示が行われていた。
日曜かつ最終日のわりには空いていて、とても見やすい。
ピカソに影響を与え、またピカソからも影響を受けた話は有名だが、ゴンザレスがフランスにいたとき、ブローニュにあるルノーの工場で溶接工として労働していたことは昨日初めて知った次第。
ガス溶接は、後の彼の作品群に絶対活かされていたはずである。
やはりアートとクルマは直結していたのだ・・・と思うと、右脳がこそばゆくなるような前衛的な作品まで愛おしく見えてくる。
2階の展示では、小林敬生の木口木版画が印象に残る。
木口木版画とは、黄楊や椿のような極めて堅い樹木を輪切りにした(これを木口という)ものを版材とするらしい。
で、彫刻刀を使用すると思いきや、銅版画に用いるビュランという道具を使う。
ビュランも展示されており、丸い木の部分から太い針状の金属が出ている形状をしていた。
この丸い木の部分を親指と人差し指の間で持ち、針のような金属で前に押して刻み込むよう彫版するとのこと。用途に応じて5~6本使い分けている様子で、断面は長方形や菱型などいろいろな形があった。また、金属部分も太い釘くらいのものから、藤枝梅安が殺しのときに使う仕掛け針ほどの細さのものまである。
そして、何といっても驚くのがそのシャープな刻線。鳥や魚、虫や植物が実に細密に描かれていて、見方によってはグロテスクと思えるほど生命の息吹を感じた。
三人とも空腹に襲われ、館内にあるレストランのル・ジャルダンへ。
満員御礼の垂れ幕が下がっており、20分ほど待たされる。
話に夢中だったのと、腹が減っていたため、下手な写真撮影を忘れてしまう。
とにかく魚のコースでした・・・。
互いに近況報告。
そして、楽しい楽しい昔話。
16時に世田谷美術館を出て、再開発なった二子玉川へと三人でドライブ。
ここはみなとみらいか・・・と、あまりの変わりように唖然呆然とする。
40階クラスの高層ビルが6~7本、ニョキニョキとそびえ立っている。
赤信号で止まったら、楽天本社のビルがすぐ右側に見える。
立派な公園もできそうだ。
「玉堤通りはどこらへん・・・?」
と尋ねたら、
「今走ってる道だよ!」
とT氏に言われてしまった。
玉堤通りが何で2車線なんだ・・・!?
小生だけが浦島太郎の楽しいドライブも程なく終了。
小田急線某駅でS氏とT氏を落っことす。
19時20分、帰宅する。
「オヤジ、楽しかったか?」とタロウが出迎えてくれる。
「新しい友は新しい酒と同じで、古くなったら楽しく飲めるであろう。」
聖書より
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