社会勉強

帰宅途中の18：00過ぎ（ﾜｹあって終業は16：30という仕事してます）。

暗闇の中、信じられないものが視界に入った・・・・。

それは、ヒッチハイカー。

「こいつ、何考えてるんだ？！」と思いつつ乗っけてやった。

と、いうのも私の仕事場は岩手県で有数の豪雪地帯となる人里離れた

山村が点在する少し寂しい地域。夜間もそろそろ生死に関わる気温へと下がる。

で、乗っけたヒッチハイカーは、

・30手前位の男性。
・富山から実家のある函館に向かっていた。旅行ではない。
・途中、電車で寝ていた時に財布をすられ無一文。
・その後３日目で今まで不眠でヒッチハイクと徒歩で岩手に入った。
・とりあえず今夜は一晩過ごせると聞いた道の駅まで行きたい。
・携帯電話は持った事もない。
・函館に渡る事は今後考える。

と、無一文なわりに不安げな様子も見せずに、こっちの心配もよそに・・・・・

だってなぁ、無一文になってからどうやってスケッチブックとマジックを

入手したのかと・・・・・。

降車後もケロッとした感じで会釈の一つもみせずに不安な様子は殆ど無く、

聞いた状況の中に嘘が混じっていてもおかしくないわなとも感じた。

とはいえ、あのまま俺が拾わずにいたら・・・・とも思うので

間違った行動ではなかったと思いたい。