日本の国道の起点（日本国道路元標）

先日、日本橋にある日本国道路元標を見たことがないことに気付き、朝早く日本橋へ行ってみました。
1911年（明治44年）に現在の日本橋の架橋時に橋の中央に「東京市道路元標」が設置された。
その後、昭和47年の道路改修で日本橋の北西詰にある「元標の広場」に移設された。
東京市道路元標があった場所には新たに50cm四方の「日本国道路元標」が埋め込まれた。
文字は時の総理大臣・佐藤栄作の書とのこと。


東京市道路元標（国の重要文化財）


日本国道路元標の複製


本物は、日本橋の中央に今もある。


何とも言えない重々しさを感じるプレート。（足で踏んだら罰が当たりそうです）


日本国道路元標の直上の首都高速の高架橋上にも、東京市道路元標に似せたモニュメント（道路元標地点碑）が設置されている。


道路元標のモニュメントの麒麟（前後の麒麟は、開口と閉口の違いがあります）


獅子の下の橋銘”日本橋”という文字は、最後の将軍徳川慶喜の書。


こちらの平仮名も徳川慶喜の書。


全国につながる道路の起点と思うと凄い場所であることを痛感した。