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青と緑の稜線のブログ一覧

2018年11月28日 イイね!

つれづれ日記 ~ お車・音楽に関する love ♡ favorite ☆ like

つれづれ日記 ~ お車・音楽に関する love ♡ favorite ☆ like
先週末に、初雪が降りました。

急いで冬タイヤに履き替えましたが、その後は降らず、昨日はずいぶんと暖かい一日でした。



二台目のゴルフワゴン、100,000㎞走りました。

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快調です (゚∀゚)ノ



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その理由のひとつが、ガソリンタンクに入れた、この魔法の薬。

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ノッキングや不安定さが解消され、燃費がUPした感まであります。


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この冬も、事故なく安全に快適にお車生活を楽しみたいと思います。


大切な相棒、わたしの愛車に関しては、今のところ何の不満もなく、快調そのもの。
ありがたいことです +。:.゚ヽ(*´∀)ノ゚.:。+゚





ところで。

「お車界隈」で気になっていることといえば、やっぱり、アレです。

強欲なゴーン氏の逮捕と、日産とルノーの関係の行方です。

大会社の社長さん、・・・いくら外国人とはいえ、法外な報酬や世界各地のマンションや旅行代、
損失の穴埋め、退職後の役員報酬の約束・・・、巨額の脱税、
中小企業のワンマンしゃっちょさんのような(今どき、いないか?)、
元東京都知事の舛添氏のような、みっともない卑しさ全開の行状には、呆れてしまいます。

そして、それを黙認?放置?なすすべもなかった?日産の体制にも、驚いてしまう。


赤字経営になり過ぎて、外国人社長にメスを入れさせるしか再生の道がなかったかつての日産。

旧経営者のしがらみや義理人情に引きづられた経営センスのなさが一番の原因ですが、
あんなにステキな、カッコいいお車を作っていた会社が、
だまって外国に売られていく様を見ているのは、悔しくてつらい。

でも、今、もう一度、日本人の手で日本の会社として再出発できるチャンスがあるのなら、
なんとか知恵をしぼって、ものにしてほしい。

あ~、もしもわたしが大金持ちだったら、日産をルノーから買い戻すのに・・・。

年末ジャンボが当たっても、10億円。
わが家の田んぼに珍しい隕石が降ってきたら・・・。
レアアースや良質の原油が見つかったら・・・。
わが家の敷地がプルサーマルの候補地になったら・・・。
アラブの大富豪に見初められて4000~8000円、ではなく(笑)億円くらい投資してもらえたら・・・。


そしたら、たいした工業製品も作っていない農業国おフランスとの関係はばっさりと断ち、
新生日産が誕生! 三菱はどうしよう・・・。とりあえず一緒かな。

まず第一に、健全な経営を進めるための日本人の優秀な経営陣と、
心から車が好きで、いい車、カッコいい車をつくりたい技術者を招集する。

お役所がする無駄に厳しい安全基準とかで車体デザインの再現ができない日本ではなく、
アメリカと手を組んでもう一度スカイライン(R30~34。まずは32と34から)を新車として生産して、
日本に逆輸入する。

旧車でもどうしてもカッコいいスカイラインに乗りたいアメリカ人と、
大事に乗っているけどそろそろボディの限界に近づいている日本人オーナーさん。

現地で生産して雇用を確保したいアメリカ(トランプさん)と、
高性能な技術や部品で支援できる「技術の日産」と下請け企業さん。

どうしても乗りたい車がないとお嘆きのお車好きな人、
車に興味が湧かない、購買意欲の乏しい若い人。

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スポーツカーが好きな人には、G-TR。
おしゃれでハイセンスなお車に乗りたい人にはGTSなど、お値打ちなシリーズも。
長く大切に乗りたい方には、さまざまなパーツ、部品の交換も廉価に。


いいモノはいい。
カッコいいモノは、カッコいい。

それが、日産のスカイライン。


そう、 映画『ボヘミアン・ラプソディ』で再評価、注目されているQUEENとその楽曲のように!






映画『ボヘミアン・ラプソディ』の公式サイトにて、クイーン楽曲総選挙が発表☆

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Queen Perform Live at LIVE AID on 13 July 1985 [ORIGINAL]





映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観た人に読んでほしいクイーンの話
デスモスチルスの白昼夢 さんのブログ
2018-11-22



すばらしい! 良記事です!
フレディが亡くなる後にファンのなったお若い方のブログです。
QUEENメンバーや楽曲に対する熱い、しかし理知的にフラットに語る思いに、感動しました。

20,000字のボリュームがありながら、挿入されているYouTubeの楽曲と共に、感動しながら一気に読み進んでしまいました。

以下、勉強になった章を引用させていただきます。


☆*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・☆*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・


2:多彩すぎて模倣不可能な独自性

ドラマやCMで使われた曲を知っている程度の一般の方々は、Queenに対してどんなイメージを持っているのでしょうか?

"Bohemian Rhapsody"や"We Are The Champions"のようなオペラティックでドラマティックなイメージ、あるいは”We Will Rock You”や”Keep Yourself Alive”のようなロックなイメージ、はたまた"Don't Stop Me Now"や"I Was Born To Love You"のようなキャッチーでコマーシャルなイメージでしょうか。

Queenファンである私にとってQueenは、聴けば聴くほど「掴みどころがない」という印象が増していく不思議なバンドです。それは以下のような複合的な理由によります。

・約20年以上のキャリアがある
・15のオリジナルアルバムをリリースしている
・時代とともに音楽性を変えている
・全然違うタイプの曲でも代表曲になっている
・メンバーが別々に作曲している
それ故にアルバムの中でも楽曲の振り幅が広い

Queenのアルバムをすべて聴けば、ロックを基調としながらも、クラシック、オペラ、ブルース、ジャズ、ファンク、ワルツ、ラテン、カントリー、プログレ、メタル、ピアノロック、アコースティックギター、映画音楽から国家のカバーと、本当に様々なタイプの楽曲に挑戦していたことが分かります。

このような掴みどころのなさは、彼らの個性になると同時に、特定のシーンに属さず、サブジャンルも作らず、明確なフォロワーもいないという現象にも繋がっています。

通常、Queenほどの成功を収めたバンドが出てくると似たようなスタイルのバンドが登場し、新しいシーンやサブジャンルが形成されます。

"Bohemian Rhapsody"が9週連続全英No.1という歴史的なヒットを記録したのなら、その影響を受けてオペラ風の曲を演奏したり、『A Night At The Opera』のようなアルバムを作ったりするフォロワーが出てきてもおかしくありません。Queenを中心としたムーブメントが起こり、シーンを形成し、サブジャンル化するのが、ロックの世界でよくある光景です。しかしQueenの場合、そうはなりませんでした。

例えば50年代のロックンロールに強く影響を受けた似たような音楽性でほぼ同時期に登場したThe BeatlesやThe Rolling Stones、The Whoなどは、ブリティッシュ・インヴェイジョンというムーブメントとして括られ、その影響力の大きさから数多くのフォロワーを生み出しました。例えば初期Cheap TrickはThe Beatlesのフォロワー、初期AerosmithはThe Rolling Stonesのフォロワーという存在でした。また60年にアメリカで勃興したガレージロックのムーブメントも、ブリティッシュ・インヴェイジョンに憧れた若者たちによって作られたものです。そのガレージロックが、パンクのルーツとなっていきます。

このような現象はロックの生態系を作る基本的なメカニズムです。ブリティッシュ・インヴェイジョンに限らず、ロックの創成から現代に至るまで繰り返し発生してきたことです。

Led ZeppelinやBlack Sabbathはブリティッシュ・ハードロックとして括られてハードロックやヘヴィメタルの始祖となりました。デヴィッド・ボウイとともにグラムロックは発展しました。Pink FloydやKing Crimsonによってプログレッシブロックというジャンルが勃興しました。Sex PistolsやThe Clashがパンクのトレンドを起こし、イギリスのロックシーンを変貌させました。Judas PriestやIron Maidenがハードロックをヘヴィメタルとして再定義しました。The Stone Rosesがマンチェスタームーブメントの中心となり、後続バンドであるOasisやBlurがブリットポップ旋風を巻き起こしました。NirvanaやPearl Jamがグランジの時代を作り、ロックシーンの風景を一変させました。Kornがオルタナティブとメタルの橋渡しをするニューメタルというサブジャンルを作り出しました。ニューメタルに人々が飽き始めたころ、The StrokesやWhite Stripesがシンプルなロックンロールを提示し、ロックンロールリバイバルを先導しました。

いずれも、中心的なバンドがシーンを形成し、フォロワーを引き連れてサブジャンルやムーブメントを作るというメカニズムの中で起こった現象です。

しかしQueenは、このようなロック進化論に組み込まれていない突然変異種であり、関わり合うムーブメントや、Queenに連なる系譜、サブジャンルが存在しません。その最大の理由が、音楽的に掴みどころがなく、そのスタイルが模倣しにくかったからでしょう。

後述するように、Queenに影響を受けたアーティストはジャンルを超えて多岐に渡り、楽曲単位ではQueenのいずれかの曲に似せた曲を作ることは可能です。そしてそれは、これまでも数多く行われてきました。

しかし、音楽性の核が曖昧で、フレディの声、ブライアンのギター、4人のコーラスだけがQueenの個性だったという特性故に、Queenのエッセンスを取り入れることはできても、Queenと似た音楽スタイルを作ることは非常に難しいのです。

90年代になって70年代の音楽を再評価する機運が高まり、アメリカのJellyfishやオランダのValensiaのような、明らかにQueenを意識したアーティストも登場するようになりました。しかし彼らも、Queenのエッセンスを取り込んでいるだけで、スタイルそのものがQueenっぽいというわけでもありません。

Queenの成功や影響力を考えると、現在に至るまでのフォロワーの少なさは異常です。しかしどのシーンにも属さず、フォロアーがほとんど存在しないからこそ、Queenは今も唯一無二の孤高の存在になっているように思います。

掴みどころがないことは彼らの強みです。だからこそ色々な切り取り方が可能になり、その結果ジャンルを超えた人気に繋がります。また、音楽性に明確な軸がないからこそ、マンネリズムとは無縁で、才能が枯渇するような音楽的なスランプも起こりにくく、キャリアを通じて安定して代表曲といえる楽曲を生み出すことができたのかもしれません。



3:メンバー全員がヒットメイカー

映画はフレディを主役にしているため、当然映画の主な視点はフレディとその他3人という構図になっています。劇中ではフレディがメンバーと対立した際に「俺がいなかったらお前らはミュージシャンになっていなかった」といった類の発言をするシーンがありますが、実際のQueenはフレディの独裁的なバンドではなかったようです。

初期においてサウンドの主導権を握っていたのは主にフレディとブライアンであり、事実上2頭体制のバンドだったといえます。ブライアンに関しては、Queenのキャリアを通じてギター以外にリードヴォーカルも積極的に取っています。

映画の中では4人それぞれが曲を作っていたシーンも描かれていますが、フレディとブライアンの後を追いかけるように、ベーシストのジョン・ディーコンとドラマーのロジャー・テイラーもメキメキとソングライターとしての頭角を現していきました。

劇中でも出てくるアメリカにおけるQueen最大のヒット曲”Another One Bites The Dust”はジョンの曲です。そして劇中のライブエイドで演奏され、レディー・ガガのアーティストネームの由来となった"Radio Ga Ga"はロジャーの曲です。

実は、このように4人バラバラに作曲してそれぞれが代表曲を持っているというのは、ロックバンドとしては珍しいケースといえます。

例えばThe Beatlesは、レノン/マッカートニー以外にも、ジョージ・ハリスンが"While My Guitar Gently Weeps"、"Here Comes the Sun"という人気曲を作っています。しかし全体の傾向としては寡作です。さらにリンゴ・スターに関しては5曲くらいしか作っていません。彼の代表曲として"Octopus's Garden"をすぐに思い出せる人は少ないでしょう。やはりThe Beatlesは事実上、レノン/マッカートニーによる強力な2頭体制のバンドだったといえます。

The Rolling Stonesもほぼジャガー/リチャードの2頭体制のバンドです。一方、Led Zeppelinのクレジットにはペイジ/プラント以外に、ジョン・ボーナムやジョン・ポール・ジョーンズの名前も出てきます。しかし彼らの場合、それぞれがバラバラに曲を作るというより、共作して作っていることが多かったようです。

後年のバンドではGuns N' Rosesが複数のメンバーがそれぞれ曲作りを行いそれぞれ代表曲があるという比較的Queenに近い作曲スタイルでしたが、メンバーの移り変わりが激しく、曲作りに参加していないメンバーもいたりするので、単純にQueenと比較しにくいところがあります。

このように考えていくと、多くのロックバンドは中核となる1~2名のメンバーが曲を作る編成であるのに対して、Queenのように4人全員がバラバラで作曲し、それぞれがそれなりの数の曲を作り、しかもバンドを代表するヒット曲を持っている、さらに言えばフレディ存命中のキャリアを通じてメンバーチェンジが一切なかった、というのはやはり他に例を見ない珍しいパターンと言えます。

劇中では、1985年のライブエイド出演を決める直前のメンバー間の和解条件として、クレジットを4人にすることが提案されていました。しかし実際には、ライブエイド後にリリースされた"One Vison"という曲でこれが実践され、アルバム単位では1989年の『The Miracle』からQueen名義になります。



Queen - One Vision (Extended) 1985 [Official Video]

ちなみにこれ以前に4人の名前がクレジットされている曲には3rd『Sheer Heart Attack』収録の"Stone Cold Crazy"、Queen名義となっている曲にはデヴィッド・ボウイとのジャムセッションから生まれた"Under Pressure"があり、まったく前例がないわけではありません。

それはともかく、実際には楽曲ごとに原案を作ったメンバーがいるにも関わらずクレジットをQueen名義にしたのは、それぞれのメンバーが高い作曲能力を持ち、十分な実績を残し、お互いを認め合っていたため、もはや自分のクレジットに固執する必要がなかった、ということも大きな理由としてあったのでしょう。

劇中のセリフにも出てきましたが、それ以前は、クレジットによって印税の分配で対立したり、自分が作った曲じゃないと積極的に関わらない傾向があったりしたとも言われています。長いキャリアの中で彼らも成長し、成熟していったことが「全員クレジット」という事柄一つからも想像できます。

ちなみに私がソングライターとして最も好きなのは、実はジョン・ディーコンです。

Queenに最後に参加したメンバーであり、劇中でもフレディがメンバーと対立した際、ブライアンやロジャーには強い口調で非難しながら、ジョンにはあまり強く言わなかったシーンが出てきますが、メンバーの中で最も穏やかで、メンバーの緩衝材にもなった人物と言われています。彼に関してはベースのテクニックというより、穏やかな人格で採用されたという逸話もあります。

このようなエピソードを知るとますますジョンは天才たちに囲まれた中にいる凡人のように思えるかもしれませんが、遅ればせながら開花した彼の作曲センスからは、フレディやブライアン、ロジャーとは異質の天才性を感じ取ることができます。

大ヒットした"Another One Bites The Dust"や"I Want To Break Free"はもちろんのこと、それだけでなく、"You're My Best Friend"、"Spread Your Wings"、"Need Your Loving Tonight"、"I Want to Break Free"、"You And I"、"Who Needs You"、"If You Can't Beat Them"、"In Only Seven Days "、"My Life Has Been Saved"、"Friends Will be Friends(フレディとの共作)"など、彼が作った楽曲群は、穏やかなキャラクターが滲みでた優しいメロディが光る隠れた名曲の宝庫です。


Queen - Spread Your Wings (Official Video)


Queen - Friends Will Be Friends (Official Video)

彼だけヴォーカルを取れなかったなどの理由もあり、フレディ 、ブライアン、ロジャーと違って、ジョンはソロアルバムを出していません。また彼はフレディが亡くなった後、その喪失感から事実上引退してしまい、表舞台には出てこなくなりました。ポール・ロジャースやアダム・ランバートを擁したツアーにもジョン・ディーコンは参加していません。あまり自己主張をしない穏やかなジョンが頑なに拒み続けるほど、フレディの死はショックだったのかもしれません。

このような経緯やキャラクターもあって、どうしても影が薄い存在になってしまうジョン・ディーコンですが、私としては、ソングライターとしての彼の非凡な才能にもっとスポットライトが当たったらなぁ、などと思ったりします。


<以上、転載 了>

☆*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・☆*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・☆゜・*:.。.。.:*・




ロックの系譜、QUEENのメンバーと楽曲の推移など、教科書のように事実を時系列で追いながらまとめてあり、すっきりと頭に入りました。

サイト主様の、
>ちなみに私がソングライターとして最も好きなのは、実はジョン・ディーコンです。

・・・泣けてきます。

ニコ生で再生されていたQUEENの動画を見て、息子たちは「このベースの人が好き」と意見が一致していました。
子供たちからみても、人柄の良さが一目でわかるようです。

映画の中で、メンバーが喧嘩したとき、フレディが
「オレがいなかったら、お前たちは何をしていた」とまくしたてるシーンがありました。

ロジャーは歯医者で週末に演奏、ブライアンは誰も読まないような本を書く天文学者と、
フレディはきっぱりと言い放つのに、
ジョンには「おまえは、・・・?」と。
それに対して、「電気工学を勉強したけど、・・・ダメだったかな」と控えめに応えるジョン。

ライブエイドのステージで、フレディ中心、ブライアンのギターソロUPが多めのカメラワークで、
ほとんどクローズアップされないけれど、穏やかな笑顔で楽しそうに演奏しつづけたジョン。

フレディ亡き後、「QUEEN」としての活動を続ける二人のメンバーとは対照的に、
フレディ追悼コンサートのあと、引退してしまうジョン。

それほどに、フレディの喪失感が大きすぎたのでしょうね。





さて。
今日は、二度目の鑑賞に行く予定です。

「感動の21分間のラストシーン」と宣伝に歌われるライブエイドの再現シーン。

たしか、持ち時間が20分、ライブエイドの動画も23分くらいだったはずなのに、なんで21分なのか。
直前のシーンは、一分だけが大事なシーンではなかったはず。

ラスト21分間はどこなのか、もう一度観てきたい。


前回はいつの間にかはじまっていた、映画の冒頭の20世紀フォックスのファンファーレ。
30分も勘違いして家を出たため、暗闇の映画館の一番後ろを回って、ようやく開演時間に間に合うように着席。
だから、ゆっくり聴けなかったブライアンとロジャーが演奏したファンファーレをしっかり聴いてくる。


そして、前回、泣きすぎて魂が抜けてしまったエンドロール。
ライブエイドのあとのフレディの発病、闘病。
再びメンバーが一つになり精力的なレコーディング活動をしている描写にふさわしい、
大好きな曲『Don't Stop Me Now』。

しかし、2曲目のイントロが始まった時、わたしは泣くのを堪え切れませんでした。
ここで、この曲・・・ (´;Д;`)
会場の灯りがついて、お客さんが出口へ向かっても、立ち上がることができず、
を止めることもできなかった。

『The Show Must Go On』

この圧倒的迫力の声量、キーの高さ。
これが、死の直前を迎えている人が歌える曲だとは、とても信じられない。

でも、どうしてもフレディは歌い遂げたかった。

  ショウを続けなくてはならない
  ショウは続くんだ
  笑みを浮かべて立ち向かう
  決して負けない
  このショウとともに
  僕は主役を演じるだろう
  そして徹底的にやるだろう
  ショウを続ける意思を見つけなければならない
  ショウのはじまりだ
  ショウは続くんだ

 The Show Must Go On






どれだけ、生きて、歌を作り、歌い続けることを願っただろう。
どれだけ、湧き出してくる音楽を紡ぎ続けていきたかっただろう。

愛する人に守られて、ファンの思いに包まれて、家族でもあるバンドメンバーと信頼しあえる日々を
もっとずっと、
もう少しだけ、
せめて・・・・・。




わたしも、自分が生きている証を、日々を大切にしながら刻んでいきたい。
誰かの、何かに役に立つような小さなことを重ねられたら、きっと本望。




Posted at 2018/11/28 10:35:27 | コメント(4) | トラックバック(0) | 所感・雑感 | 日記
2018年11月24日 イイね!

頭の中で、クイーンの曲が鳴りやまない…。

頭の中で、クイーンの曲が鳴りやまない…。
2018/11/23(金) 24:00開始
これが伝説のバンド【 QUEEN 】だ!! 映画『ボヘミアン・ラプソディ』大ヒット記念24時間特番


世間の常識を打ち破る革新的な音楽で数々の名曲を生み出した伝説のロックバンド「QUEEN」。

そのリード・ヴォーカルにして史上最高のエンターテイナーと讃えられたフレディ・マーキュリーの生きざまを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が、11月9日より劇場公開され、その週末3日間(11/9~11/11)で累計動員338,299人、興行収入4億8,698万円 を達成し、堂々日本No.1チャンピオンとなりました。

 本番組では同作の公開と大ヒットを記念し、45歳の若さで亡くなったフレディ・マーキュリーの命日である11月24日(土)0時から、「QUEEN」の57曲分のMusic Videoと過去ライブ映像を24時間にわたって繰り返し生放送します!!


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\│  ただいま、絶賛 生放送中 ~ ♪ http://live2.nicovideo.jp/watch/lv316973593
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 ̄ ̄~



ニコ生の休憩のあとに流れる動画が、はじめてみる「ちょっと感動映像」だったので、
紹介します!


クイーンゆかりの地イギリス・ヒースロー空港でもお祝いダンス/映画『ボヘミアン・ラプソディ』ヒースロー空港映像



大阪桐蔭高校吹奏楽部が<クイーン>とコラボ/映画『ボヘミアン・ラプソディ』特別映像




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■QUEEN プロフィール

過剰になんでも詰め込むことをよしとしていた時代、Queenは中でも最高の地位を極めていた。イギリスのこの4人組の作り出す音楽は、神話のごときテーマから、けばけばしいボードビリアンの幕間狂言風なナンバーまで、枠も制限もなかった。フロントマンのFreddie Mercuryは、伝統的にストレートな男性優位のハードロックの世界に、驚くほどホモセクシュアル的な表現を見事に取り入れていた。それは、まるで自らの性的嗜好を見せびらかすかのように。

Freddieは演芸ホールからアートロックにいたる、ありとあらゆるイギリスの大衆音楽の歴史を取り入れていたが、それを恥じるということもなかった。Queenは、その荒々しいロックのパワーに加えて、様々なスタイルの音楽を取り入れていた。『News Of The World』に収録されている“My Melancholy Blues”のようなブルーズから、“Crazy Little Thing Called Love”のようなロカビリーまで、そのスタイルは実に幅の広いものだった。

Queenにとって最初の大ヒットとなったシングル“Killer Queen”は、耳に残るギターと奇妙でキャッチーな歌詞が、メロディの魅力をさらに増幅させる作りとなっていた。かと思えば、Queen流の大傑作“Bohemian Rhapsody”に至っては、オペラとヘヴィメタルとメロドラマのようなポップスが均等に取り入れられており、“Stairway To Heaven”のようなロックの叙事詩となっている。

''70年代を通して、Queenは世界最高のロックバンドという地位を守り通した。しかし、''80年代になると彼らはスタイル面で危機的状況に直面する。''80年にリリースされたアルバム『The Game』は、ロカビリーからプロトファンクまで、不思議な組み合わせがその中身を埋めていた。そして、長年にわたってシンセサイザーを使わないことを宣伝していた彼らが、突然ディスコ調の『Hot Space』を出したりしたのである。常にプログレッシブな姿勢を貫いた結果でもあり、自らの音楽性を貫いた姿勢の現れでもある。

Queenはその後も国際的なその地位を維持し続けた。特に、地元のイギリスでは、''91年にFreddie Mercuryが45歳でAIDSにより突然の死を迎えるまで、その人気は続いていた。しかし、ころころと変わるスタイルに面食らったアメリカの観客達は違った。『Hot Space』に収録されたDavid Bowieとのデュエット“Under Pressure”はヒットしたが、''90年代のアメリカにQueenのための場所はなかった。

とはいえ当然ながら例外は常に存在する。映画『Wayne''s World』の中で、WayneとGarthが友達と一緒に車の中で、“Bohemian Rhapsody”を歌ったり騒いだりする場面を覚えている人も多いだろう。アメリカのど真ん中に位置する中部の街をAMC-Pacerに乗ってドライヴするこの場面。Freddieにとっては、''92年4月にウェンブリースタジアムで豪華な顔ぶれを揃えて行われた記念追悼コンサートと並んで、何よりのはなむけとなっただろう。


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科学的に、論理的に、フレディ・マーキュリーの歌声の魅力を分析、解説している動画です。

理屈はいらない、ただ耳にするだけで好きになり、歌いだしたくなるんだけど、
それにはちゃんと裏付けがあり、意識的または無意識に紡がれた楽曲、歌唱の素晴らしさの秘密がわかりました。


フレディ・マーキュリー 伝説的歌声の秘密









今日はフレディ・マーキュリーの命日。――クイーン映画『ボヘミアン・ラプソディ』によせて
rockin'on 編集部日記



映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見てから、頭の中でクイーンの曲が鳴りやまないと、ほとんどの人が口をそろえて言う。
初めてクイーンの音楽をちゃんと意識して聴いた、という若いリスナーも多い。そんな中には、まだバンドが続いていることを知らない人もいるのかもしれない。

今日でフレディ・マーキュリーが亡くなってから27年が経つ。
でも、クイーンは現役でライブをやり続けている。
2016年、フレディの生誕70年目に行われた武道館公演では、アダム・ランバートがボーカリストを見事につとめたが、フレディとジョン・ディーコン不在の喪失感はなく、まるで彼らがそこにいるような圧倒的な祝福感があった。
なぜそんな魔法のようなことが起きるのか?

それは、クイーンの曲が他のどのバンドも創造できなかったオリジナリティやエモーション、完成度を持っていることはもちろん、
その前身バンド=スマイルから一緒だった(そしてフレディをボーカリストとしてバンドに招き入れた)ブライアン・メイとロジャー・テイラーが、ものすごく健全にクイーンの楽曲と向き合い、バンドを自分たちの所有物ではなく世界中のファンのものとして開放しているからだろう。

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映画でも描かれているように、クイーンはとにかく前しか向いていない。フレディがメンバーに病気を告げるシーンも、ライヴエイドのステージ出る直前のぞくぞくする興奮と緊張感も。
歌詞にもとてもよく表れている。“炎のロックンロール”も、“ドント・ストップ・ミー・ナウ”も、“ボヘミアン・ラプソディ”ですら「いいこともあれば 悪いこともある 僕にはたいしたことじゃない どっちにしても風は吹くのさ」と人生を受け止める。

曲を聴いていると、そしてまた映画が観たくなった。このループが止まらない。
まだの方は、上映しているうちに絶対に映画館で観てほしい。(井上貴子)


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>映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見てから、頭の中でクイーンの曲が鳴りやまないと、ほとんどの人が口をそろえて言う。


久しぶりの自由な時間ができて、今日は半日、ニコニコ生放送のQUEENのミュージックビデオやLIVE映像を見ながら、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の余韻に浸っています。

わたしだけでなく、日本中のQUEENファン(おそらく、世界のQUEENファン)もいっしょに、フレディの早すぎる短かすぎる半生を惜しみ、哀しみつつ、QUEENの音楽の魅力を味わっているのが、なんとも言えない一体感というか連帯感というか・・・

素晴らしいモノ、美しいモノ、魅力的なモノには心動かされ、魅入られてしまうことを再認識しています。


QUEENを知って、聴いて、大好きになって、幸せでした。



Queen - The Show Must Go On (Official Video)




クイーン 来日時の写真を含むオフショット集




SONGS QUEENヒストリー


↑ 消されてしまう前に、未見の方、どうぞ~♪

Posted at 2018/11/24 17:16:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽・QUEEN | 日記
2018年11月24日 イイね!

ニコ生『これが伝説のバンドQUEENだ!! 映画「ボヘミアン・ラプソディ」大ヒット記念24時間特番』

ニコ生『これが伝説のバンドQUEENだ!! 映画「ボヘミアン・ラプソディ」大ヒット記念24時間特番』ちょっと、おくさま!
ご存知?

フレディの命日の今日一日、ニコニコ生放送で、クイーンのミュージック・ビデオ57曲分と過去のライブ映像が、
絶賛繰り返し放送中なんですって!!



わたくしも、家事公務とサンズ&フレンズのおやつ作りの合間に
ちら観しながら聴いてるんですけど、
とってもよろしくてよ。

ぜひ、おすすめするわ!

あと、10時間ほど放送してるようですから、
お時間があったら、ぜひどうぞ~ +.゚(´▽`人)゚+.゚ィィ!!



これが伝説のバンド【 QUEEN 】だ!! 映画『ボヘミアン・ラプソディ』大ヒット記念24時間特番
映画『ボヘミアン・ラプソディ』大ヒット記念特番



フレディ・マーキュリーの命日、11月24日に
「QUEEN」のMV&ライブ映像24時間一挙放送決定!!





クイーンのニコ生24時間特番、フレディの命日に放送
BARKS



映画『ボヘミアン・ラプソディ』の公開と大ヒットを記念した特別番組が、ニコニコ生放送で11月24日0時から24時間にわたって放送される。



フレディ・マーキュリーの命日に合わせて配信される同番組では、『これが伝説のバンドQUEENだ!! 映画「ボヘミアン・ラプソディ」大ヒット記念24時間特番』と題して、クイーンのミュージック・ビデオ57曲分と過去のライブ映像が繰り返し生放送されるという。

11月9日に日本公開を迎えた『ボヘミアン・ラプソディ』は、同週末3日間(11月9日~11月11日)で累計動員338,299人、興行収入4億8,698万円を達成。翌週もその勢いは止まらず、2週連続ナンバー1に輝くヒットを記録している。


『これが伝説のバンドQUEENだ!! 映画「ボヘミアン・ラプソディ」大ヒット記念24時間特番』
放送日時: 2018年11月24日(土)0:00~11月25日(日)00:00
視聴URL: http://live.nicovideo.jp/watch/lv316973593



Posted at 2018/11/24 13:41:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽・QUEEN | 日記
2018年11月18日 イイね!

QUEENな日々。

QUEENな日々。
「咳をしても、ひとり」

「何を見ても、QUEEN」




ばあばの暖かいズボンを買いに行った「 ファッション衣料 ☆ カネタ 」で、
チョッキ(ベスト)をみても、シャッポ(毛糸の帽子)を見ても、どれもフレディが着そうな気がして。

羽生結弦くんの衣装や、キスクラで肉厚のコーチ二人(ひとりはホモw)に密着されて挟まれている様を見ても。


どこにでもフレディやQUEENが現れて、頭の中で歌い出す。



単なるビョーキですか、これ? (爆)



そんな毎日を送っているわたしですが、映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観賞されてきたみなさま、
いかがお過ごしでしょうか(笑)





そうそう。

昨夜、NHK「SONGS」クイーン特集、ご覧になりましたか?

 - 見てない? ・・・ ええ、観てなくてもいいんですよ~ (^-^;)


観てた方、どうでした?



大泉 洋は要らない?

 - わたしも毎回少しずつ、そう思いますわ。


映像を細切れでなく、全部写せ?

 - 30分番組ですから、仕方ないですかね~。


ミュージックライフ編集者の東郷かおる子氏のインタビューは圧巻だった?

 - おっしゃる通りです。 「クイーン」人気の生みの母、育ての母ですものね。

 >「QUEENの魅力は、なんと言っても『曲』」。

 >「男性ファンは女性ファンを揶揄するところがあるが、女性ファンは顔だけで好きなわけじゃない。
  ファッション、発言や態度、表現力、様々な関門を突破した上での"好き"なのだ」



岡崎体育のお母さんがロジャー・テイラーの追っかけだった?

 - (笑)(笑)やっぱり、母親の影響って、強いものなのですね~。


女優の杏の印象に残る一曲は「Save Me」?

 - 両親の影響で聴いていたって言ってたけど、ほら、両親てばアレだったしねえ。


古田新太は当時QUEENを好きなのは女性ばかりで、ファンを公言しにくい雰囲気があったから、とりあえず「KISS」のファンだと言ってた?

 - とりあえず「KISS」(爆)。 かくれファンは、つらかったんですね~。
  古田新太さん、フレディの影響をモロに受けてますよね。舞台とか衣裳とか。
  デートで「フラッシュ・ゴードン」を見に行って、彼女に思い切り引かれてたというのは草www
 


   ♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪~~♪




岡崎体育さんが、「フレディの振りは独特で、研究してよく真似してた」というのに大いにうなづいてしまったわ。

そうなのね。
「MTV」とか「ベストヒットUSA」とかで、音楽は聴くだけではなくて、PVとして観て楽しめることができるようになって、その中でもQUEENは独特の存在感を放っていた。

 ひげに女装、ショートパンツ、パツンパツンの服、半裸にスカーフ、マイクスタンド、ピアノ・・・。

 独特すぎるファッションと、絶妙な身体の反らし、硬直した腕の振りおろし・・・。


真似をせずにはいられない。

だから、わたしも真似してた。
教室の片隅で、ほうきをマイク代わりにして。
道場の片隅で、竹刀をスタンドマイクにして。

曲はめちゃめちゃキャッチーで、力強く、気高く、美しい。

パフォーマンスはいつも全身全霊全力で、バカバカしくて、美しく。


真面目なファンではなくて申し訳ないと思っていたけど、それもまた正解・・・、
ということにできるのかなと、ちょっと救われた気がしました。



最後に東郷かおる子氏が好きな曲に挙げていた、あの名曲。

PVの走りだったことは、知っていました。
イントロから嬉しくて嬉しくて、笑ってしまう。

グッチさんの「ハッチポッチステーション」のパロディが自動再生されてしまう。
グッチさんの深い深い敬愛の念が感じられて、共感して、爆笑してしまう、あの映像と替え歌。

今回の映画のタイトルにもなり誕生の過程が丁寧に描かれた、「長すぎる」「歌詞が意味不明」「ラジオではかけられない」という理由で、最初はA面シングルカットされなかった、あの名曲。

やっぱり、日本語訳を読んでも、よくわからない。
映画を観賞したら、「細かいことは気にするな、魂で感じろ!」ということが少しだけわかったような。



素晴らしい解釈をされている方のブログを紹介させていただきます。

深い深い教養と知識がないと、やっぱり理解できないのだとわかりました。





Queen - Bohemian Rhapsody (Official Video)





 以下、転載させていただきます。


ボヘミアン・ラプソディー(Bohemian Rhapsody)の歌詞とその意味
2018年6月4日



クイーンの有名な曲「ボヘミアン・ラプソディー」(Bohemian Rhapsody)の歌詞を知り、鑑賞するうえでの関連情報を書いておきます。
「ボヘミアン・ラプソディー」については、作者のフレディ・マーキュリーは何も語らず世を去りましたので、全ては聴く人に委ねられています。人それぞれの解釈が可能なのですが、フレディ・マーキュリーが歌詞に込めた意味合いに知的好奇心が湧き、尚一層楽しめると思います。

「ボヘミアン・ラプソディー」の歌詞はオペラの一幕を模して、プロットが進行するように書かれており、その場面展開に沿って曲調が変化します。始まりはモノローグでも曲の途中から対話調へと変化します。これは、異なる曲調をパズルのように組み合わせ、また既成のメロディを引用することで、一見すると脈絡が無いようでありながら、全体としては観客、聴衆に曲のテーマとイメージを伝える技巧でもあります。



まず、曲の内容を見てゆきます。簡単なプロットとしては、貧しい独りの少年が拳銃で一人の男性を殺害し、その結果拷問を受け、最後には死を覚悟して裁きの場に出るというものです。
曲の題名と歌詞の一部から、この少年はボヘミアン(Bohemian)であることも分ります。ボヘミアンとは元々は中欧のボヘミヤ地方の人たちを指しますが、その意が転じて、旅に暮らすジプシーや自由気ままに生きる人たちを意味するようになりました。中世ヨーロッパではこうした路上民が多くいたことは知られています。そしてその頃はこの歌にあるような犯罪も数多くあったとも推測されます。ちなみにラプソディというのは、19世紀に生まれた楽曲の形式で、日本語では狂詩曲という言葉で訳されています。幻想的な発想で生み出された、自由奔放な形式で民族的、叙事的な内容を表現したものです。
曲名、プロットだけでも、この曲の凡その意味が分かりますが、そう簡単にはいかないのがこの曲の魅力でもあります。

そこで次に、この曲に出てくる固有名詞について書きます。
イタリアの即興喜劇(コンメディア・デラルテ)の登場人物であるスカラムーシュ(Scaramouche)が出てきたり、ガリレオ、フィガロという人名が出てくることから、この舞台はイタリアであることが分ります。またフィガロという名前はモーツァルトの「セビリアの理髪師」「フィガロの結婚」を連想させ、スカラムーシュという言葉とともに、この曲がオペラを意識したものであることも分ります。更にガリレオという名前、フィガロという名前を知る人にとっては、「地動説」で宗教裁判に遭ったガリレオ・ガリレイと、カロン・ド・ボーマルシェの戯曲三部作「セビリアの理髪師」「フィガロの結婚」「罪の母」の登場人物のフィガロを連想させます。この二人のどちらの人物に共通する点は反権力的な人物像です。これに続く言葉「マニフィコ」 (magnifico)は「とても立派な」という意味の言葉で、ガリレオ、フィガロは偉大な人物だと主人公は尊敬していることになります。「マニフィコ」 に関連しては「マニフィカト」(Magnificat)、日々の暮らしに感謝する夕べの祈りの歌という言葉もあります。
次に、「ビスミラ」(Bismillah)という言葉が出てきます。イスラム教の「慈悲深く慈愛あまねき神の御名において」という意味の慣用句ですが、中世イタリアの裁判で発せられる言葉としては少し奇妙です。これは、主人公の少年が異教徒あるいは異端者ということを端的に云い現わすために使われています。この節の最後に新約聖書にある「ベルゼブブ」(Beelzebub)元は「気高き主」「高き館の主」という言葉をヘブライ人が邪教神としてなじり、もじった「蝿の王」という言葉が出てきます。ノーベル賞受賞作家、ウィリアム・ゴールディングの「蝿の王」はこの言葉から題名を採っています。「蝿の王-剣を持つものは剣によって滅ぼされるであろう」、小説「蝿の王」を読んだ人ならば気付くと思いますが、人間が理性を保つことの困難さ、悪に堕ち易い人間の倫理感の脆さという暗喩が「ベルゼブブ」という言葉から読みとれます。また、近代では「ベルゼブブ」は人の体に入り込む悪魔祓いの対象となった、邪悪なるもの・悪魔として広く信じられました。

そこでこの歌詞の部分部分が暗喩していることをまとめてみると、この歌の主人公の少年は、その心の脆さから悪魔にとり憑つかれて人間性を失い、殺人を犯した。そして、挙句には悪魔からも見放されるという、全体の悲劇的な物語が理解できると思います。

この一曲を考えても、フレディ・マーキュリーが音楽的な才能とともに、深い教養と文学的な素養があったことが分ると思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Bohemian Rhapsody

Is this the real life-
Is this just fantasy-
Caught in a landslide-
No escape from reality-
Open your eyes
Look up to the skies and see-
Im just a poor boy,i need no sympathy-
Because Im easy come,easy go,
A little high,little low,
Anyway the wind blows,doesnt really matter to me,
To me

Mama,just killed a man,
Put a gun against his head,
Pulled my trigger,now hes dead,
Mama,life had just begun,
But now Ive gone and thrown it all away-
Mama ooo,
Didnt mean to make you cry-
If Im not back again this time tomorrow-
Carry on,carry on,as if nothing really matters-

Too late,my time has come,
Sends shivers down my spine-
Bodys aching all the time,
Goodbye everybody-Ive got to go-
Gotta leave you all behind and face the truth-
Mama ooo- (any way the wind blows)
I dont want to die,
I sometimes wish Id never been born at all-

I see a little silhouetto of a man,
Scaramouche,scaramouche will you do the fandango-
Thunderbolt and lightning-very very frightening me-
Galileo,galileo,
Galileo galileo
Galileo figaro-magnifico-
But Im just a poor boy and nobody loves me-
Hes just a poor boy from a poor family-
Spare him his life from this monstrosity-
Easy come easy go-,will you let me go-
Bismillah! no-,we will not let you go-let him go-
Bismillah! we will not let you go-let him go
Bismillah! we will not let you go-let me go
Will not let you go-let me go
Will not let you go let me go
No,no,no,no,no,no,no-
Mama mia,mama mia,mama mia let me go-
Beelzebub has a devil put aside for me,for me,for me-

So you think you can stone me and spit in my eye-
So you think you can love me and leave me to die-
Oh baby-cant do this to me baby-
Just gotta get out-just gotta get right outta here-

Nothing really matters,
Anyone can see,
Nothing really matters-,nothing really matters to me,

Any way the wind blows….

ボヘミアン・ラプソディー」(意訳)

これは現実の人生?
これはただの幻想?
地滑りに捕まって
現実からまるで逃げられない
君の目を開いて
空模様を見上げて見ろよ
僕はただの哀れな少年、同情なんて必要ない
だって僕は気分次第に生きているから
少しご機嫌、少し駄目
どちらのせよ風は吹くけど、僕には本当に大したことないのさ、僕には

ママ、人を殺してしまった
彼の頭に銃を突き付けて
引き金を引いた、そしたら彼は死んだ
ママ、人生は始まったばかり
なのに今僕はやってしまって全てを放り投げてしまった
ママ、ううう
あなたを泣かせるつもりじゃなかった
もし僕が明日のこのときに戻らなくても
やっていって、やっていって、何んにも問題ないように

もう遅すぎる、僕の番が来た
背筋がゾクゾクして
ずっと体が痛む
みんなさようなら – 僕は行かなくちゃ
あなたたちをを残して真実に向き合わなければならない
ママ、ううう (どちらのせよ風は吹くけど)
僕は死にたくない
僕は時々願うんだ、僕なんて生まれてこなければと

一人の男の小さな影が見える
スカラムーシュ、スカラムーシュ、ファンダンゴを踊ってくれる?
稲妻と閃光 なんてなんて怖いんだ

ガリレオ、ガリレオ、
ガリレオ、ガリレオ、
ガリレオ フィガロ とてもりっぱな人

でも僕はただの哀れな少年で誰も愛してくれない
彼は貧しい家柄のただの哀れな少年
彼の奇怪さから命をみのがしてやろう
気分次第で あなたは僕を行かせてくれますか
神の御名において!だめだ お前を行かせるものか 彼を行かせてやれ
神の御名において! お前を行かせるものか 彼を行かせてやれ
神の御名において! お前を行かせるものか 彼を行かせてやれ
お前を行かせるものか 僕を行かせて(だめだ)
けしてお前を行かせるものか 僕を行かせて
けしてお前を行かせるものか ううう

やだ、やだ、やだ、やだ、やだ
おかあちゃん、おかあちゃん、おかあちゃん僕を行かせて
ベルゼブブ 僕のために悪魔をかたづけて
僕のために
僕のために
僕のために

では僕を石打ち、目につばを吐きかけるつもりか
では僕を愛して死なせるつもりか
ああ君は、僕にこんなことはできないだろ
すぐに逃げ出さなくちゃ すぐにこんなとこから逃げ出さなくちゃ

うぅそうさ、うぅそうさ
何も心配ないさ
誰でも知っている
何も心配ないさ 僕には本当に大したことないのさ
どんなふうに風は吹こうとも



 以上、転載 了


  *:.。..。.:+・゚ ゜゚・*:.。..。.:+・゚ ゜゚・*:.。..。.:+・゚ ゜゚・*:.。..。.:・*:.。..。.:+・゚*:.。..。.:+・゚





↓ これ、何回でも貼らせてもらいますわ。大好きなんです♪


犬のおまわりさん with QUEEN




  ↓ タイトルをクリックすると 動画が再生できます

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Posted at 2018/11/18 19:17:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽・QUEEN | 日記
2018年11月15日 イイね!

『ボヘミアン・ラプソディ』観てきました~( ;∀;)

『ボヘミアン・ラプソディ』観てきました~( ;∀;)
「おか―さんの休暇」をもらって、観に行ってきました。

上演時間を30分も勘違いして家を出ていたことに途中で気づき、仕事で立ち寄った場所から、急いで移動!

チケットとポップコーン(めんたいマヨネーズ味)を購入し、
なんとか、予告と「NO MORE 映画泥棒」をやってる間に、席に着きました。





♪Bohemian Rhapsody
  変ロ長調(Bフラットメジャー)




           ♪               ♪
               ♪                ♪
        ♪               ♪     
  ♪   ♪           ♪  ♪

    ♪               ♪

  ド ソ ド ミ ラ   ソ   ド ソ ド ミ ラ   ソ
    -                 -
  
 


とてもよかったです。
映画館の大画面、そして、大音響。
ここでQUEENの楽曲を思い切り浴びて、全身で感じて、最高~!


※以下、ネタバレを含みますので、フラットな状態で映画鑑賞を希望される方はご退場ください。




QUEENは、こんな風に誕生して、こんな風に大きくなっていったのか~。
メンバーの個性や性格、考え方、素敵なところがよくわかるわ~。
この曲は、こんな風に誕生したんだ~。
フレディにはこんな素敵な「美の女神」「生涯の親友」がいたのね~。


厳格な父親、優しい母親、ゾロアスター教、移民・・・というか流民、女装、出っ歯、パキスタン人呼ばわり、アイデンティティ、女性も男性も好き、バイセクシャル・・・、
偏見、差別、葛藤、孤独、お酒、乱交、そしてエイズ。

圧巻だったのは、最後のLIVE。
その直前のメンバーへのカミングアウトから、わたしの涙腺は決壊。
嗚咽にならないように、周囲の人に迷惑にならないように堪えて、あのLIVE音源へ。



映画に描かれるフレディの生涯については、知っていたような気がしていた。

エイズ(当時は、免疫不全症候群)について知ったのは、少女漫画から。
秋里 和国さんの「眠れる森の美男」「Tomoi」。
週刊少女コミック連載、1985年ころ、衝撃の作品だった。
ヒゲの天才外科医の流転の人生。NY、感染、そして戦場アフガニスタンへ。
ホモ。男同士の性交。感染ルート。

だから、フレディがエイズで死んでしまったことを知った時・・・。
悲しいのと同じくらい、悔しいと思った。
「ソレは危ない」という知識があれば。
治療方法が確立されて、治癒できる時代まで生きていてくれたら。

今、HIV感染症・エイズについて、知識と正しい予防法を身につけることで感染を防ぐことは可能になった。
フレディが果たした役割は、大きい。
でも、やっぱり、生きていてほしかった。




あのライブエイドでの伝説の20分間。

なぜ、わたしの、わたしたちの心をあんなにも掴んで離さなかったのか。
なぜ、あんなにも魂が震えたのか。
なぜ、あんなにも何度も何度も聴きたくなり、観たくなるのか。

その理由がわかりました。

わたしは、この映画を見てこのエビソードを知るために、映画館に行くことになっていたんだと。

あのライブエイドの生中継を見て、ビデオに録画して、なぜかQUEENの演奏ばかり、
何度も何度も見ていたのか、それは必然だったのだと。



alt



そうなんです。
不思議なくらい、繰り返し再生して見ていたんです。

今みたいに、YouTubeなんてないし、DVDだってない、パソコンでなんて見られない。
VHSのビデオデッキをテレビにつないでいないと、録画を見ることはできなかった時代。

放課後の教室で、休日や夏休みに出勤して教室で仕事をしながら、
CDも聴いていたけど、やっぱりときどき、LIVE映像を見たくなるんです。

なぜ、あんなにも心を揺さぶられ、やる気が湧き、熱くなってくるのか。

あのときのクイーンのメンバーの思い、見事としか言えない演奏とパフォーマンスに、
理屈ではなく、魂が引き付けられたのだと思うのです。

わたしだけでなく、世界中の人たちが。
当時の映像を見ていない人も、最近QUEENを知った人も、
きっと、目を見張ると思うのです。


音楽には力がある。魂が宿る。

思い、願い、希望、望み。

音の重なりと響きと叫び。


やっぱり、音楽は素晴らしい。

そして、生きていること、今を生きていられることも素晴らしい。



ホモも、バイセクシャルも、否定しません。
個人の嗜好は、他人がとやかく言うものではないから。

でも、危険な行為には気をつけなくてはいけない。
自分の命も、大切な人の命もまもるためには、正しい知識と処方箋が必要ね。



フレディ役の方をはじめ、メンバーにそっくりな素晴らしい俳優さんたちの演技と演奏に拍手!
ドキュメンタリーでもファンタジーでもミュージカルでもない、難しくも面白い映画を製作してくれた方々に感謝!


観に行って、よかったです。
Posted at 2018/11/15 01:13:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽・QUEEN | 日記

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