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次は内装を見ていきたいと思います。

当車は営業車最上級グレードですが、最上級の割には飾り気が無く、実用重視の内装となっています。

カスタムパッケージを選択すると多少豪華になりますが、内装に関してはウッドパネルが装備されるだけで他の部分は変わりません。

ドアトリムはGLXがセミファブリックで、GL以下がビニールです。

パワーウインドウはGLXのみ全席で、パワードアロックがセット装着されます。

GL以下は運転席と後席左のサンクスパワーウインドウのみ設定で、GLが標準、E-L以下がオプションです。
パワードアロックはGL以下だと設定自体ありません。

スピーカーは2スピーカー仕様でフロントドアに装備されています。

インパネは曲線を多用し、セドリックのタクシーインストと比べ乗用車的ですが、タクシー用装備の取り付けに特化した構造になっています。

仕様によって細部が異なりますが、基本的な形状は1種類のみです。

ステアリングは2002年以降、4本スポークが標準です。
エアバッグは非装備が標準ですが、当車は自家用上がりのためかオプション装着されています。

営業車のハザードスイッチはウインカーレバー先端に装備されています。

その右には電動リモコンフェンダーミラースイッチ、LPG燃料カットスイッチ、ヘッドライトレベライザー、日報灯スイッチが装備されており、各種スイッチ類の上にはペン立ても装備されています。

ヒューズボックスは上半分のみ開く構造になっており、完全に外すには下側のネジを外す必要があります。

アクセルペダルは吊り下げ式です。
フットレストは全車に装備されています。

リアデフォッガー、ピュアトロン、エンジンヒートアップスイッチです。

メーターパネルです。

GLXはタコメーター付きで、GL以下はタコメーターが非装備な代わりにタコグラフ装着スペースが確保されています。
また、GLはタコメーターも選択可能なほか、タコメーター非装着車はタコグラフ装着スペースにデジタル時計をオプション装着することも可能です。

インパネ中央上部には料金メーター収納スペースが装備されていますが、奥行きが無いため自家用では使い道に困ります。
現在はカーナビのスタンドを曲げて装着しています。

GL以上はその下にリッド付きコンソールボックスが装備されて、E-L以下は盲蓋でタクシー用機器装着スペースとなっています。

エアコンはGLXのみオートエアコンで、GL以下がマニュアルエアコンです。
GLXはライバルであるコンフォートのSGと比べ装備面でかなり劣っている印象ですが、オートエアコンはコンフォートには無い装備です。

オーディオスペースは1DIN+1DINで、基本的に2DIN機器は入りません。
フェイスパネルは上部3本のネジを外すだけで簡単に脱着できます。

オーディオはGLXがAM/FMラジオカセットで、GL、E-LがAM/FMラジオ、Eはオーディオレスです。
AM/FMラジオカセットはGL以下でもディーラーオプションで装着可能です。

オーディスペース下段にはディーラーオプションのMDデッキが装着されていますが、クルーのそれも営業車でこれを選ぶ人はどれだけいたのでしょうか。