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コンフォートをドアサッシブラックアウトで整備工場に預けたので代車を借りました。

今回の代車は、2003年式K12マーチです。

前期型で、グレードは12c 70thです。

同グレードは2003年に日産創立70周年を記念して設定された特別仕様車で、12cをベースにオートライト、インテリジェントキー、電動格納式ドアミラー、分割可倒式リアシート、ETCが装備されています。

ただし、ETCは撤去されたのか見当たりませんでした。

当車は中古車ですが、新車時そのままのナンバーが装着されており、自社で買い取った車両を代車に転用されたと思われます。

外装は傷だらけで売り物にするには少々厳しいレベルでしたが、代車は多少傷がある方がかえって運転するのが気楽です。

通常の12cは無塗装ドアハンドルですが、インテリジェントキー装着車はカラードタイプとなります。

ナンバー灯は少し独特で、下から照らす1灯式です。

バックドアのロックは左右ドアのロックと連動しており、ドアロック解除時のみバックドアハンドルに装備された電磁スイッチを押すと開けられるようになっています。

外装はボロボロですが、内装は傷こそあるものの、綺麗に清掃されており使用感がありませんでした。

走行距離は8万km台で、15年落ちの割には低走行です。
あれ、2003年ってそんな前でしたっけ?

インテリジェントキーは初期の物なので、プッシュスタートではなく、ツマミを回してエンジンを始動します。

リモコンをポケットに入れると認識に時間がかかりすぐに始動できません。

当車はオプションでキセノンヘッドランプ（いわゆるHIDライト）が装備されているため、マニュアルレベライザーが装備されています。

シートリフターはラチェット式です。

オーディオは純正だと1DINに近い（というか中身は1DIN）専用サイズのオーディオが装備されますが、当車はパイオニア製社外1DINオーデイオが装備されています。

2DIN用のオーディオパネルに交換すれば2DINナビなども装着可能ですが、上部のコンソールボックスが非装備となります。

灰皿、シガーライターは非装備です。

トランスミッションはフロア4ATです。
軽やコンパクトカーはCVTで溢れかえり、トルコンATは珍しい存在になってしまいました。


シフトレバー前方、後方それぞれに格納式カップホルダーが装備されています。

運転席サンバイザーを開くとバニティミラーとサングラスホルダーが出てきました。


ルームランプが凝っており、カバーを回すとスポットランプとして運転席側、助手席側のみ照らすことができます。

FFでセンタートンネルが無いため、後席足元は思ったほど狭くありません。

分割式リアシートは通常の12cでもオプション装着可能ですが、その場合はサイド&カーテンエアバッグとセット装着となっており、前席のみのエアバッグとの組み合わせは特別仕様車専用です。

エンジンは直列4気筒1200ccのCR12DEです。
車重が930kgと比較的軽いので、動力性能に不満はありません。

当時は3ドアも設定されており、それのMT車となると更に40kg軽い890kgです。