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YXS10のブログ一覧

2018年05月22日 イイね!

タク上げクラコンを見せてもらった話(4)

タク上げクラコンを見せてもらった話(4)エンジンルームです。

エンジンは直列4気筒DOHC2000ccLPGの1TR-FPEです。

OHVガスミキサーの3Y-PEの後継で2008年から搭載されています。

3Yと比べ性能は大幅に向上し、インジェクション仕様でペーパライザーが凍る心配が無いことから寒冷時の始動性も向上していますが、エンジン構造が複雑になったため、整備性や耐久性では3Yの方が優れているとも言われています。

3Yのエンジン音は好きですが、1TRの重厚感あるサウンドも嫌いじゃありません。

ボンネット裏の遮音材はデラックスのみ装備です。

コンフォートシリーズは関東自動車工業で生産されていましたが、2012年からトヨタ自動車東日本(TMEJ)で生産されています。

TMEJのステッカーは初期車しか貼られていないようで、私の車やその同世代の車両には貼られていませんでした。

コーションラベルです。

色名は不明ですが、東京無線指定色の緑色にはA63というカラーコードが与えられています。

トランクルームです。

LPGタンクにはカバーが装着されており、燃料計以外は見えないようになっています。

LPG充填口です。

フューエルリッドオープナーはトランクルーム内左側に装備されています。

LPGタンクに装備された燃料計です。

車内にも燃料計はありますが、精度が低いため、充填はタンク側の燃料計を基準に行います。


充填用バルブです。

タンクに貼られた確認証です。

トランクルーム下にはスペアタイヤとして車両装着タイヤが収まっていますが、15インチではなく他車から外したと思われる14インチが入っています。

銘柄がマイレックスなのがいかにもタクシーらしいです。

内外装を一通り見終えたところで、公園内を試乗させていただきました。

試乗といっても今回は代車のため後席での同乗のみです。

タクシーで客として何度も乗っていますが、最近は乗る機会がありません。

静粛性が高く、シートはホールド性がありませんがコンフォートより足が伸ばせるため、リラックスして乗車することができ、車名の通り快適な車でした。

いつか自分でハンドルを握ってみたいです。


最後に愛車と並べて撮影しました。

内房特快さん、当日は貴重な機会を与えていただきありがとうございました。

大変勉強になりました。
Posted at 2018/05/22 18:10:00 | コメント(1) | 日記
2018年05月22日 イイね!

タク上げクラコンを見せてもらった話(3)

タク上げクラコンを見せてもらった話(3)間が空きましたが、引き続き内装を見ていきます。

助手席サンバイザーはデラックス系のみ標準装備でスタンダードは何とオプションです。

運転席サンバイザーはグッドケアセレクションを選択するとバニティミラー付きとなりますが、スタンダードの場合助手席サンバイザーとの同時装着は不可となっています。

スタンダードには全席パワーウインドウの設定が無いため、助手席、後席右ドアは手巻き窓となります。

運転席以外のドアにはドアの開閉方法を示した開放表示が表記されており、かつては営業登録では必須事項でしたが、2015年の保安基準緩和で不要になり、後継のジャパンタクシーでは表記されていません。

ルームランプです。

後席です。
コンフォートよりホイールベースが10cm長いため、後席足元は広々としています。

助手席シートバックに装着された広告入れです。

後席左ドアです。

カーテシランプは後席左のみ装備されています。

パワーウインドウスイッチはアームレスト一体型ではなく、ドアトリムに直接装備されています。

夜間の安全のためLEDテープが装着されています。



後席左ドアにはトーシンテック製機械式自動ドアが装備されています。

運転席右側に装備されたレバーで開閉するタクシー用自動ドアとしては最もポピュラーなタイプです。

客からすれば自動ドアですが、機械式は運転手の人力で開閉するため手動式とも言われています。

車両側で機械式自動ドアの設置を前提とした構造となっており、ドアロックされた状態でも開閉可能です。

このほかエンジンの負圧を利用したバキューム式も存在します。

機械式は人力のため開閉するのに力が要りますが、バキューム式と比べ微調整が可能なため、個人的には機械式の方が好みです。

また、人力なのでエンジンオフでも開閉可能です。

後席右ドアには反射板が装着されています。

リアウインドウは元々一番下まで下がらない仕様ですが、自動ドア装備のためか、左側のみ開閉面積がさらに狭くなっています。

ハイマウントストップランプの上に装備された、バックセンサー本体です。
ルームミラー越しに確認可能です。

リアバンパーに装備されたセンサーが人や物など障害物を検知すると、ブザーで警告し、距離も表示されます。

リアドアのチャイルドロックは最終型だとピクトグラム表記ですが、この世代だとまだ文字表記です。

続きます。
Posted at 2018/05/22 16:18:04 | コメント(0) | 日記
2018年05月16日 イイね!

タク上げクラコンを見せてもらった話(2)

タク上げクラコンを見せてもらった話(2)外装の次は内装を見ていきます。

パワーウインドウはオプションで、開閉頻度の高い運転席と後席左のみ装備されています。

パワードアロックもオプションですが、当車は非装備のため、スイッチが盲蓋で塞がれています。

デラックス系は全席パワーウインドウも装着可能です。

インナードアハンドルはスタンダードが無塗装で、デラックス系がメッキです。

インパネです。

コンフォート乗りの私にとっては見慣れたデザインですが、愛車とは細部が異なります。

ステアリングはエアバッグレス仕様の2本スポークや3本スポークがありましたが、TSS系でエアバッグレスオプションが廃止されたため、4本スポークに統一されています。

助手席エアバッグは非装備で設定自体ありません。

インパネ左側にスピーカー装着スペースが確保されていますが、コンフォート教習車の助手席エアバッグ装着車とはメッシュ部のデザインが異なります。

キーシリンダー右側には日報灯スイッチが装備されています。

かつてはLPG燃料カットスイッチが隣に装備されていましたが、インジェクション方式の1TR-FPEに変更されたTSS系から廃止されています。

キーシリンダー下部に穴が空いていますが、防犯灯スイッチの装着跡と思われます。

リモコンミラー装着車ならその右にリモコンスイッチが装備されますが、当車は手動ミラーなので非装備です。


日報灯は運転席のみ照らす構造になっています。

オーディオスペースはかつて1.5DINでしたが、TSS系で2DINとなりました。

オーディオはAMラジオ+1スピーカーが標準で、AM/FMラジオ+2スピーカーがオプションです。

デラックスは逆にAM/FMラジオが標準で、AMラジオにダウングレードも可能です。

その上には料金メーター装着スペースが確保されていますが、綺麗な状態を保っているので別な場所に設置されたかコンパクトなメーターが装着されていたと思われます。

エアコンはクーラーの温度調整ダイヤルが緑ゲージの間の場合、Nレンジでアイドリングストップが作動し動作が停止します。

アイドリンストップシステムは車内にキャンセルスイッチがありませんが、ボンネットを開けた状態でエンジンを始動すると無効化されます。

シガーライターは2010年に廃止されており、それ以降はソケットカバーが装着されていますが、撮影時は借り主がUSBソケットを装着していたため、カバーが残っているかは不明です。

デジタル時計はオプションで、非装着車はカードなどの収納スペースとなります。

オドメーターは36万km台で、車両のタクシー会社は50万kmまで使用するそうですが、社用車に転用するため早めに退役させたのでしょうか。

メーターパネルは左側にアナログタコグラフ装着スペースが確保されているため、タコメーターは非装備です。

タコグラフ装着スペースにはアナログ時計がオプション装着可能です。

2013年の改良でタコグラフ装着スペースは廃止され、クラウンセダンと共通のタコメーター付きメーターパネルとなっています。

キー抜き忘れ警告音とエンジン始動音です。

ハザードスイッチはウインカーレバー先端に装備されており、ハンドルから手を離さずにハザードが出せます。

あまりにも使用回数が多いのか三角形が消えています。

シートはビニール張りで、YXS系はベンチシートの設定もありましたが、TSS系は全車セパレートシートです。

デラックスは肌が触れる部分のみ布張りのセミファブリックとなります。

ヘッドレストは2012年の改良で大型化されています。

上下のみ調整可能で、コンフォート教習車のフルファブリックシートみたいに前後調整はできません。

運転席にはランバーサポートが装備されています。

YXS系はコラムシフトも存在しましたが、TSS系は全車フロアATで、レバー式のサイドブレーキが装備されます。

その後には日報入れとフタが料金トレイを兼ねたコンソールボックスが装備されています。

続きます。
Posted at 2018/05/16 19:46:16 | コメント(0) | 日記
2018年05月15日 イイね!

タク上げクラコンを見せてもらった話(1)

タク上げクラコンを見せてもらった話(1)みん友&Twitterフォロワーでコンフォート教習車に乗られている内房特快さんが諸事情で某タクシー会社社用車のクラウンコンフォートをお借りしたと聞き、見に行ってきました。

なぜこのような車が借りられたのかと言いますと、内房さんが東京都内を走行中、不幸にも東京無線某社のタクシーに事故を起こされてしまい(過失割合は10:0)、タクシー会社側が自前の整備工場で修理することになり、代車を用意してもらうことになりました。

社用車にはガソリン車もあったそうなのですが、内房さんたっての希望で元タクシーのクラウンコンフォートが代車として貸し出されることになりました。

今回借りられたのは2012年12月登録のスタンダードで、ヘッドレストが大型化された直後の型となります。

スタンダードは最廉価グレードで、無塗装ドアハンドルにドアモール非装備となります。

白ラインと黄色い矢の模様は緑で塗りつぶされたかカッティングシートが剥がされていますが、緑単色でも非常に目立ちます。

クラウンコンフォートはカタログカラーは白と黒しか設定がありませんが、特注で各事業者が指定した塗色(指定色)が選択可能です。

出荷段階では緑単色となっており、その後残りの部分が塗装されるかカッティングシートで貼られ、東京無線カラーが完成します。

フロントグリルはコンフォートだとシルバー塗装仕様も存在しますが、クラウンコンフォートは全車メッキ仕様でボンネットモールが装着されます。

王冠エンブレムは年式により金メッキと銀メッキが存在し、最初期型と2008年以降のTSS系は銀メッキとなります。

上級仕様のクラウンセダンは年式問わず金メッキです。

フロントバンパーは無塗装が標準で、デラックス系はカラードバンパーも選択可能です。

フォグランプはオプションで、単独装着のほか、カラードバンパー装着車はセットで装着されます。


フェンダーミラーは無塗装タイプで、タクシー専用の幅広仕様です。
当車は標準の手動式ですが、オプションで電動リモコン式も選択可能です。

デラックス系はメッキ仕様となります。

ホイールはTSS系の場合15インチが標準ですが、当車は2008年以前のYXS系と同じ14インチが装着されています。

タイヤはタクシー用スタッドレスのブリザックTM-02LSが装着されています。

ドアバイザーは後席右ドアのみ換気機能付きバイザーのファインエアーが装着されていますが、左側は他車に移植されたのでしょうか。

フロントドアバイザーは同社では元々非装備です。

屋根にはおにぎり型のルーフウインカーが装着されていますが、LEDのように見えて実はハロゲン球です。

屋根には無線アンテナと行灯の吸盤がまだ残っています。

TSS系にはアイドリングストップシステムが標準装備されており、本来ならトランクリッド左上に葉っぱ形のエンブレムが装着されますが、当車は非装備となっており、事故って修理時に撤去されたのか、トランクリッドごと旧世代のものに交換されたのかは不明ですが、塗装にムラがあるため、前者の可能性が高そうです。

リアバンパーにはバックセンサーが装着されています。

リアガラスにはポケモンのながらスマホ撲滅ステッカーが貼られており、比較的最近までタクシーとして現役だったことが分かります。

TSS系は平成17年規制の4つ星の低排出ガス認定ステッカーが貼られています。

当初は平成22年燃費基準達成ステッカーも貼られていましたが、2012年の一部改良で廃止されています。
Posted at 2018/05/15 02:08:48 | コメント(0) | 日記
2018年05月12日 イイね!

Y31営業車オーナーとお会いしました(4)

Y31営業車オーナーとお会いしました(4)エンジンルームです。

エンジンは直列4気筒SOHCのNA20Pで、ガスミキサー(ガソリン車で言うところのキャブレター)方式のLPGエンジンです。

2010年の改良で、同エンジンをベースにインジェクション化されたNA20PEに変更されています。

クラウンコンフォートだと廉価グレードはボンネット裏の遮音材が省略されていますが、セドリックは全グレードに装備されています。

ただし、ボンネットの形状が変更された2009年以降は省略されている模様です。

銘板(コーションプレート)です。

車体番号の下に日産車特有の18桁のフル型式が記載されており、これでグレードやオプションなどが判別可能です。

今まで見た限り、後付のアナログ時計以外オプションらしいオプションは見当たりませんでしたが、下5桁がハイフンで続いているため、出荷段階でメーカーオプションが一切装備されない個体となります。


ダッシュボードに設置されたニッコー製のスーパーサイン(空車表示器)です。

都市部ではLED式が主流ですが、郊外ではまだ写真の幕式も多く活躍しています。

LPG車をアピールするお手製の幕が表示されていますが、撮影用ではなく、普段からこの状態とのことです。

実は他にも撮影用にシガーソケット接続で動作するよう改造された物もお持ちでした。

コントロールボックスに装備されたダイヤルスイッチ(一部表示は本体裏のスライドスイッチ)で幕を切り替え可能です。

私の車にも載せたかったのですが、残念ながら長さが足りませんでした。

撮影を諦めかけていたら、何と配線が切られた3台目のスーパーサインが登場し、無事撮影させていただくことができました。

そして今回、特別にセドリックを試乗させていただけることになりました。

コラムMT車の運転はこれが初めてです。

エンジンは低回転から粘りがあるので発進はそれほど難しくありませんが、何速に入っているのかがよく分からず、シフトアップするのが怖かったです。

いつか自由自在に乗りこなしてみたいですね。

ねすぎさん、当日はお付き合いいただきありがとうございました。

貴重な体験ができ、大変勉強になりました。
Posted at 2018/05/12 11:43:47 | コメント(1) | 日記

プロフィール

「本日コンフォートのローンを完済しました。契約上はあと1年残っていますが、多めに入金していて繰り上げ返済しました。」
何シテル?   10/01 17:25
HNは2006年からHPで使用しているもので、クラウンコンフォートの2008年以前の型式から来ています。 愛車はそのライバルだったりしますが、いくつもHNを増...
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