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気づいたら前回の記事から3ヶ月も経っていました。

カーナビの動作不良がようやく解決したので一連の経緯を書きたいと思います。

愛車のコンフォートには新車時にクラリオンのNX717というカーナビを装着したのですが、ある日気づいたら、データ用SDカードが読み込めなくなっていました。

具体的にはSDカードをスロットに挿し、所定のフォルダにデータを保存してもナビからデータが見えず、音楽再生やオープニング画面、ルート案内音声の取り込みが出来なくなっていました。

ちなみに地図更新はPCでダウンロードしたデータをデータ用SDに保存し、読み込ませるのでそれも出来ないことになります。

それと同時に、画面上にチルトボタンが表示されず、画面を任意の角度に設定できなくなっていました。

まずSDですが、スロットに埃が溜まっているかもしれないと思い、エアダスターで掃除してみたものの、変化無し。

カードに問題あるかもと思い、手持ちの他のカード数枚に加え、新品でも試しましたが読み込めず。

自力ではどうにもならないので、メーカーに問い合わせたところ、チルトボタンについては取付状態によっては表示されないという回答を頂いたものの、SDカードについては有効な回答は得られませんでした。

ここまできたら、もうメーカーに直接診てもらうしかなく、納車後初めて販売元のディーラーへ行きました。

契約時はちょうど建て替えの最中で、コンビニ居抜きの仮店舗でしたが、建て替えが完了し、ホテルのラウンジみたいな空間に生まれ変わっていました。

高級過ぎて場違い感すらあります。

ナビはディーラーで取り外してメーカーに送られました。

年明け後、ディーラーから診断結果の連絡があり確認したところ、不具合は無く、SDスロットも音楽データが問題なく再生できたとのこと。

しかし、ディーラーで再び取り付けてもらうと、何も変わっていませんでした。

チルトボタンについては、ディーラーで画面がオーディオスペースのフェイスパネルに干渉して表示されなくなることが判明しましたが、SDについては分からず終いでした。

チルトボタンが表示されることを確認したいため、フェイスパネルを画面に干渉しない程度に外し、そのついでにSDのデータも読み込んでみると・・・

あっさり読み込めました。

つまり、ナビの画面がフェイスパネルに干渉していたことにより、チルトボタンとデータ用SDカードの読み込みが無効化されていたということです。

そりゃメーカーの工場では車から外されていたわけですから何も起こりませんよ。

これは不具合ではなくメーカーの仕様ですよね。
チルトボタンはともかく、なぜSDを読めなくしていたのは疑問ですが。

コンフォート教習車のオーディオスペースは、最初期型を除き2DINですが、フェイスパネルは社外2DINナビの装着を考慮した設計になっておらず、機種によっては画面が干渉するのです。

納車直後は普通に使えていましたが、この後色々と改造されたのでその間におかしくなってしまったのでしょう。

こうなったやることは一つです。

フェイスパネルをヤスリで削りました。

これで画面が干渉しなくなり、チルトボタンも表示されるように、データ用SDも読めるようになりました。

ここまで来るのに長い道のりでしたが、これでようやく解決です。