
さて、日曜日の作業の続き
タペット調整する為にはカブはキャブレターを外さなければなりません。でキャブレター外す際にドレーンのホースを触ると

中々エグい。はい交換しました。やはり古い車やバイクのホース交換は必須ですね。
でフライホイールカバーを開けてヘッドにあるポイントカバーを外します。

で

フライホイールに付いているFが点火の場所でTが圧縮上死点です。
先ずはフライホイールにメガネレンチかけて回しますが、、、
ポイントが開かない、、??
こりゃエンジンが掛からない。かかったとしてもかかりにくい、、
って事で基準値の0.35に調整。
因みにクランクをクルクル回して1番開く場所で調整します。
または、ポイントカバー内の真ん中のポイントに接しているところがカムになっているので1番高いところがポイントが開く最大の場所なんでそこでポイントギャップを合わせます。
続いて本番?点火時期の調整。
フライホイール回してFの位置でポイントが開き始める様にポイントベースを微妙に回しって調整します。

上に切り欠きが有りますが、これが目安ですがだいぶ後ろ、、右に合わせマークがあります。かなり点火時期が遅いみたい。
で結果はかなり点火時期が遅く早めにと言うか正常に調整しました。
この調整が地獄なんです。ビスを少し緩めちょっとだけ動かして固定して点火時期の確認。
動かすのはコンマ数ミリの世界です。
最後の調整は動いたかわからないくらいで、更に固定の為にビスを締めると微妙にずれる、、この繰り返しで1時間位悪戦苦闘しなんとか調整が終わり、最後にもう一回ポイントギャップを調整して完成です。
ただ、今調整したのは静調整、これでも良いのですがエンジン始動のための調整です。この後にエンジン掛けて動調整をします。
因みにポイントギャップは400番の紙やすりで磨いています。
若干荒れていたので。
あとポイントのカム部分にブラシ?があります。このバイクはポイントの反対側に。ここにグリスやオイルを少しだけ給油しておきます。
これでポイントのカムを潤滑していますので。
因みに多分ポイントはいつかわからないですが交換されているみたい。また、ガバナーもcs90 の刻印なんで交換はされていますが、、
10年以上前から欠品なんでいつ交換されているかはわからない。
このバイク、直せなくてオーナーが何回か変わっている可能性が高いです。エンジンの調子が良くならなくて、、、、
まぁ、取り敢えずエンジンが不調の原因のひとつは点火時期が遅すぎた事ですね。後はガバナーのスプリングがちゃんとしていれば良いのですが、、ちゃんと進角してくれれば、、、
これは、動状態で点火時期調整しないとわかりませんので、また今度ですね。
Posted at 2025/09/10 07:42:44 | |
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