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ALPINA D5を所有してみて、今まで何度か感想を綴ってきましたが…






自然

と言う言葉に辿り着きました。



近年、擬似的な味付けが横行する中ではそれが際立って印象に残ります。

カタチもコンセプトも乗り心地も全く異なるのにZ4Mクーペと似た印象を覚えるのもこれが要因だと思います。



その後に乗ってきた趣味車は幾つかありましたが、手放した理由は幾つかありましたが、結局擬似的な味付けが何処か馴染めなかったというのありました。

ALPINA D5は各操作が重すぎず軽すぎず、ステアリングを切れば切った分、アクセルを踏みこめば踏み込んだ分、それに見あった自然な反応を見せてくれて、乗っていて気持ちがいいんですよね。

足回りも変に細工せずに自然に動いているからこそのあのサイズのタイヤ&ホイールにも関わらずあのしっとりと滑らかな乗り心地と走りを実現しているのかなと。

ザックスとの共同開発スプリング以外はダンパーはじめ通常のBMW5シリーズと同じパーツらしいですが…
スプリングレート柔らかくして電子制御のセッティングを変更するだけみたいなのに…



F10の売りだったアクティブステアリングや後輪の位相機構を取り外したこともあってか…

それは昔BMWに惹かれた時のあの印象と似ていて。



時代にあった新しいテクノロジーも取り入れられているのに、この自然なフィーリングが残っていて味わえる。

ALPINAはそういうクルマなんだなと感じました。



D5しかちゃんと乗った経験はないですし、ハッキリとは言えませんけど😅


G型のALPINAには乗ったことがありませんが、きっとこの味を大切にしているでしょう。

知ってしまうと、2025年以降にこのフィーリングのBMWが味わえなくなるのは、より残念に思います。