
ヌマジ交通ミュージアム(広島市交通科学館)の平成28年度夏季企画展,「思いのままに走る!トキメキのライトウェイトスポーツカー展」に行って来ました。
炎天下でオープン走行は出来ませんが,「ライトウェイトスポーツカー展」ですので,マツダのライトウェイトスポーツカーであるロードスターで行って来ました。
さて,ネットで「ライトウェイトスポーツカー」の定義を調べてみると・・・
「ライトウェイトスポーツ(Light Weight Sport)とは、自動車のカテゴリの1つで、比較的軽量かつ小型のスポーツカーの総称であるが、明確な定義は存在しない。」
・・・なんて書いてありました。
明確な定義が存在しないと言うものを敢えてテーマにするとは恐れ入ります(笑)
エントランスの正面に置かれているのは,
1937年式MG ミジェットタイプTA(トヨタ博物館所蔵)
イギリスのMG社は世界に先駆けてライトウェイトスポーツカーの源流となった,小型スポーツカーを製造を手掛けたメーカーです。
オースチン ヒーレー スプライト(通称カニ目)
英国では”The Flog Eyes”,米国では”Bug Eye”,日本では”カニ目”というニックネームで多くのひとから愛された。パワートレーンやサスペンションは基本的にモーリス・マイナーからの流用で、非力なエンジンながら軽量ボディによる、軽快なハンドリングや性能は当時クラス最高を誇った。
ロータス エラン
ケーターハム セブン
ロータス エリーゼ
有料展示コーナーに入ると,NDの実物大スケルトン図が
トヨタ パブリカスポーツ(トヨタ博物館所蔵)
通称「ヨタハチ」こと「トヨタ スポーツ800」の原型になったと言われるこのクルマですが,1962年に製作されたプロトタイプを当時製作に関わった方々が中心となって50年ぶりに復元したものです。
ここで見れるとは思いませんでした。
ホンダ S800(通称エスハチ)
トヨタ スポーツ800(トヨタ博物館所蔵)
トヨタ スプリンタートレノ(トヨタ博物館所蔵)
トヨタ博物館は前期型の所蔵車が多いですが,こちらはAE86の後期型です。
しかも,レアなトルコン(AT)車でした
トミーカイラ・ZZ(3代目)
トミーカイラ・ZZ京都府の自動車メーカーであるトミーカイラから販売されたクルマですが,この3代目は京都大学発のベンチャー企業「GLM」により電気自動車化されたものです。
トミーカイラ・ZZの向こうに写っているのが,マツダ株式会社のユーノス ロードスターですが・・・。
何じゃこのテキトーな扱いは?
ガラスも汚れたままで,車名の化粧プレートなどもなく,樹脂製のプレートホルダー剥き出し。
幌は閉めっぱなしだし,リアのスクリーンも変色している状態。
同行の相方さまも
「何これ?」と言ってましたが,これが一般人の正直な感想でしょう。
クルマはNA8Cシリーズ2の最終型ですが,車内を覗くとマツダスピードのセミバケが入っていたり,どこかで走らせていた適当なクルマを貸し出しただけのようです。
折角お客さまに見てもらうのだから,もう少しマシなクルマはなかったんでしょうかね?
ちなみに,本田技研工業さまからは,ビートのカットモデルが提供されていました。
会期は, 平成28年7月15日(金)~平成28年9月4日(日)です。
※会期中の休館日は7月19日(火)、7月20日(水)、8月29日(月)
Posted at 2016/07/18 13:10:29 | |
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