国内短期コロナ状況(2022/01/29)

陽性率という指標がありまして、検査で陽性反応が出た割合を百分率で表した数値。この数値として望ましい値は3%未満で、この値なら隔離されるべき人は十分洗い出せている。言い換えると、市中で偶発的に感染する可能性は低い環境であることを暗示します。

29日発表の新規陽性反応確認者数が84,933人とのことですが、厚労省が出している検査能力は386,328人/日。能力全開で検査したとして陽性率は21.98%と論外に悪い値になります。

端的に言って、自宅放置であろうとホテル療養であろうと入院であろうと、その前段である「隔離されるべき人の迅速で確実な把握」が「ぜーんぜん無理ぃ」なので、どこででも誰からでも流れ弾食らう恐れがある「大変危険な状態」が現在の国内です。


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