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目標:先進国全体でのEV、FCVの販売比率を2040年には100％

Hondaが掲げた目標との事で、メーカーとして生き残るためには必達目標でしょうね。

珍しい事に本邦を含む先進各国が一致した政策目標が「カーボンニュートラル」ですから、出来ませんとか無理ですとか間に合いませんとか内燃機関に比べて云々はもう議論になりません。達成するか消えるかです。

EVもFCVも課題山積ですが、内燃機関と同等以上の物を同額以下で作れなければ、「これからの車の使い方」自体を再定義してでも実現するしか選択肢の無い目標。大無茶な目標立て突っ走って何とかしちゃうのが伝統の会社ですから、期待しております。

2040年にワタクシがこの世に居るか怪しいですが、アイドルちゃんたちが立派なオバサンになる頃。今日生まれた赤子は、その年を超え22世紀まで生きるでしょう。だから、頼みます。

販社からご招待を賜ったので、とりあえず一回目。今日はホンダのみにして、トヨタは来週にするつもり。






【FIT4】
グレードというかパッケージというかお化粧というか。とりあえず5種類あるそうですが基本は大差なしでしょう。全部実車展示有で、見て触って座ってまでは可能です。

まずは話題の [リアブレーキ]
アルミホイール装備車は一目でディスクブレーキ。

鉄ホイール装備車はパット見判りませんが、

覗いたらディスクブレーキ。ここで見せたからには、いまさらドラムには戻せんな(笑)

[カーゴスペース]
営業の報告では「狭くなった」だったんですが、

確かに狭く感じますね。奥の段差、隙間から見た限り下のハイブリッド関係が大きくなった結果な感。

[外見]
※FITは奥です。
正面顔は「微妙」って報告でしたけど、眺めてたら慣れました(笑)

全体的にも5ドア道具車としてよくまとまった外観です。

無駄な飾りつけしないですっきりさせ、必要な空間は確保する。4輪のスーパーカブ目指したFITの原点に立ち戻った感じです。

[幅]
説明員さんに確認し「基本的に5ナンバー枠内」の回答でした。5cmも10cmも勝手に広げられた暁には、「企画した馬鹿ちょっとコイ」と悪態つく位面倒になるのがこういう車。

[ヒューマンインターフェイス]
また一気に近代化しましたね。

待ってましたITフル活用のマルチ画面、サイドミラーも室内モニたぁ…
…
…
すいません、写真間違えましたw

メーターは無いですね。中央液晶モニターと両側にパターン表示液晶でしょう。速度計は常にこの位置にして、その他は状況に応じて出す情報変えるんでしょうね。基本コレが正解で、あとは何をどう見せるかのセンス。
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ステアリングのスイッチ

ハンズフリー何処行った？
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サブのスイッチ

グレードで違うでしょうが、とりあえず8個は付けられますね。
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エアコン制御パネル

脇見運転誘発装置(タッチパネル)を捨てましたね。ピアノブラックと言う印刷で作れる安物やめ、指へフィードバックという運転中に操作するスイッチに絶対必要な機能へ戻した良心復活設計。ホメてツカワス。
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ナビ

出っ張らせたのは事故った時に怪我の原因を増やしただけなので減点。右側に直感操作出来るべき「現在地」ボタンを配置したのはホメます。

アクセサリーパネルは特記事項見つからず。

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シフトスイッチ

なじみ深いLは無くなりBになりました。ロー以前にギア自体ありませんから"シフト"と言う事自体大ウソ、ニュートラルも存在しなくてディスコネクト(笑)

呼び方はともかく、車の状況設定をブラインドで確認出来るレバーを復活させた良心復活設計。コレもホメてツカワス。
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パーキングブレーキ

話題の電動パーキングですが、このスイッチはレバーにしなかったんですな。もうこれスイッチ自体廃止して、シフトとキー連動だけでヨイ時期だと思いますけど。
BRAKE HOLDは超絶便利なので大歓迎。常時ONならなお宜し。
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ワイパーコントロール

特記事項なし。
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ライトコントロール

まだライトのOFFが出来るんですか(驚)、こんなの常時AUTOで良く、パーキングブレーキセット後に限りスモールにも出来るで十分です。
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【INSITE】はホンダブースに無いのですが、別なトコロにありました。

キャビンのサバイバルスペースは無傷。

こりゃ全損廃車確定だw

オフセット衝突試験に使われた実車だそうです。こういうのが技術の肝。
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さて【CONNECTED】
音声入力と文章解釈は、この数年でAIが急速に成長したのでカナリ良好。

何年たってもデモのネタが「この付近のレストラン」しかないのは笑いますが、「イタリアンで駐車場有りじゃないとダメぇ」まで一方的に喋られて対応出来たのは、まま順当。
ワタクシにやらせると、「着いたらすぐ食うから4人分予約出来て、予算二万円以内。予約と駐車枠確保して案内してちょ」まで一気にやります。違うサービスと切れ目なく連携出来ないとダメですよ。

実際はこんなの用意してるらしいですが、


車はフロントエンドと通信途絶時の自律機能だけAIで乗せれば良く、肝心なのはセンター側IT屋の発想力と実現力ですね。

【異色のメーカー参戦】

MaaSとかCognitiveは確かにワテらの商売だわ。

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新型【Lib-AID】
Lib-AIDのfor Music(金30万円也)とは何ぞ？

なので聞いてみたら、と言うか物も見たら

そーゆーことですか、"GTX-D NCF"を知ってる人にだけ意味が分かる特化品でした。

コンセントのみならずその筋の要求に答えるため徹底的にやったんだそうです。性能は全く同じという事なので、カップ麺のお湯沸かす場合は普通のLib-AIDにしましょう(笑)

【部品】
実際に未来を見ているのは、完成車メーカーよりも部品屋さん。

これは小糸のデモですけど、やってるのは照射範囲の自動調整能力がちょっとでも向上したらメリットは何か。

前走車にはロービーム、その両側はハイビームにする制御を向上させたら歩行者視認距離が24m稼げます。時間にしたら2秒以上早く発見できるので、こういう技術開発はやるべき事莫大に残ってるでしょう。

こっちは矢崎だったかな。

ハーネスの一部に光ファイバーが使われ始めているようで、5GでCONNCTEDとか4Kカメラ数台搭載し高精度自動運転とかやりだしたら、車内LANはGbpsの世界。
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という事で、5時間居て見た完成車はFIT4だけ(笑)

【帰り】
行きは地下鉄で豊洲へ行き、そこからゆりかもめ、帰りはリムジンで横浜駅へ。

ついでにカニカニチャーハンでお腹復元。

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本日の一番人気は多分富士山。

見事な夕焼けで、ほんの数分間だけ山頂へ沈む太陽が望めました。大人数がスマホ構えましたが望遠じゃないと多分写らん(笑)

でわ。(^^)/~

2019年05月08日の事業方針説明会見で、ホンダの代表取締役社長 八郷氏が述べましたので、決定事項ですね。

---発表抜粋。【】が新発表事項。
四輪車電動化の方向性

その為に２モーターハイブリッドシステムの【i-MMDをHondaのモデルラインアップ全体に拡げていきます】。現在、中・大型モデルに対応している【i-MMDに、新たに小型車向けのシステムを開発しました。この小型i-MMDは、今秋の東京モーターショーで世界初公開予定の新型FITから採用します】。

採用モデルのラインアップ拡大に加え、グローバルでの展開を行うことにより、【i-MMDのシステムコストは2022年までに、2018年に比べて25％の削減を見込んでいます】。
---抜粋ここまで。

新インサイトのi-MMD見て、

「FITに詰め込めるのかコレ」と思いましたが案の定そのまんまじゃ入らん様で、コンパクトにまとめた様です。

FIT4は今年の秋にお目見えというのに言及したのは初ですかね。あと半年程度の話ですから、出来ているべきモノは出来たと言う事でしょうね。
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シャトルは今でも結構な台数売れてるし、客層に指名買い的な雰囲気あるらしく、何もしないでモデル終了は無いでしょうね。グレイスは…年間7千台位だから難しいと思うのですが、i-DCDを新i-MMDに替えたダケなんての出たら面白いカモ。

でわ。(^^)/~

月夜猫です。

タイトル絵は本日買ってきた雑誌(新型インサイトのすべて:株式会社三栄書房発行)にあった同車の開発主要メンバーさん。
何方も存じ上げませんが(笑)、気になったのは男28人対:女1人という比率。ホンダという会社の従業員男女比率って、こんなに極端なのでしょうか？

理工系は確かに男性比率が高いとは言え、女性が少なすぎる気がします。米国系IT屋やってると、"主要メンバーに"もっと女性入りますよ。こっちの親分が女性とか、迎え撃つのが女性とか極当たり前。

「ダイバーシティ」は「期待も機会も責任も平等」を言い訳なしに貫くだけの簡単な事です。やってみりゃ痛いほど判りますが、頭使う仕事では男女年齢関係なく"出来る人は圧倒的に出来るし強い人は物凄く強い"、性別関係なく個人能力は雲泥・天地の差。

「期待も機会も責任も平等にやったらこうなりました」なら、とりあえず今はショウガナイですけど、実はバイアス掛けた評価してますなら早晩人材不足(人手じゃなくて)で行き詰まるから、株主様としては要観察ですかね。

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タイトル絵の皆様にはご無礼お詫び致します。

でわ。(^^)/^

グ：タマには帰って来いって、実家から手紙来たわよ。
猫：今時手紙って。こう見えても株主様だし。
グ：たかが100株のくせに。
猫：されど100株w

つーことで本日、グレイスの里帰りに付き合ってきましたw

【その前に昼飯】
横浜の元秘境から埼玉の寄居って所、下手すると名古屋に行く方が早い位に行くのが面倒な位置関係。道路で言えば関越道嵐山PAの西4km位。

大幅に余裕みて時間調整しながら行く事にしたので、昼飯は関越道の高坂SA。このSAは上り線と下り線のSAが隣接してるので、上り線のレストランでビーフカレーが昼飯。

デカいお肉が入ってお気に入り。

この後、"道の駅おがわまち"でもう一回時間調整し

寄居工場に着きました。

ちょうど黄色⇒のトコロで、向かうは赤で示したウエルカムセンターというレセプション用の建物。

自動車の大工場だとこういうレセプション用の建物あるのが多いみたいですね。

CIVICセダンとCR-Vはここの製品ですね。NSXは違うでしょw

あとF1も展示中。

この建物含め工場全体は招待もしくは事前の許可が無いと入れてくれませんのでご注意。

本日の見学者キット。

イヤホンはドンガン賑やかな工場内で案内役の説明聞く為、安全ゴーグルは万一鉄粉等飛んで目に入ったらエライ事なので工場内必須アイテム。頭はヘルメットではなく帽子で良いらしい。防塵上っ張りとか安全靴は要らないのが、昔居た他業種の工場とは違いますね。

本日のコース案内。

この工場はプレスと溶接でシャシ・ボディを組立て塗装して、なんだかんだと部品一式取り付けて完成車にする工場。本日は組立てと溶接がメインでテストコースの視察もありました。でわ参りま…とわ言っても

当たり前です。莫大な投資と苦労の成果である貴重なノウハウが漏洩したら意味無いですから、当然内緒で口だけw

本日はCR-Vの生産がメインのようで、途切れる事無くライン流れてました。最新のラインで見て関心したのは。

・ホワイトボディの一気溶接
フロアパネルが流れて来たら、ワラワラとロボットが寄ってたかってサイドと天井持って来て位置決めして一気溶接。

・アクスルとエンジンとボディの一気結合。
車体にパワートレインとアクスル結合するのもほぼ機械化されていて一気。前着けて後ろ着けてエンジン入れてとかじゃないんですね。

【株主として】
生産現場の整理整頓とお掃除はトテモ大事な事で、よく出来てました。
高度に自動化された設備で、とても生産性はよさそうです。ただ見方を変えたら莫大な資金が入っているのも明らかで、肝心の車が不人気だと固定費がエライ事になりますね。最新鋭の寄居が生産能力に余裕があるので、狭山を吸収していくのは当然の判断と思います。

・テストコース
飾ってあったNSX引っ張り出して皆さん一人一周…なワケない。観光バスで2週しましたw

最高速は120km/hだそうですがヘアピンは制限30km/h。途中に制限50,60,80とか出てましたが制限一杯で走らせる方がタイヘンそうなコースです。ナミの腕前だとコーナー周りながら120km/hまで一気に加速して制限30km/hへのフルブレーキ出来ないでしょうね。

仮にどうぞと言われても、グレイスで3週もやったらご馳走様な感。

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グ：ああ～ノンビリした。さあ帰るわよ。
猫：ちょっと秩父周るから。
グ：マタ酷道w
グ：で、戦利品は？

・ペットボトルのお茶は狭山茶
・ケンキってのは御茶菓子で狭山市で製造
・レトルトは"ホンダ社食のカレーうどんの素"
・帽子は使い回すワケに行かないのでお持ち帰り可
・白い筒が記念品のボールペン

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ご案内頂いた皆様、ありがとうございました。

もーちっと株買っときますw

でわ。(^^)/~