
月夜猫です。
タイトル写真のトースターみたいなパーツのレビュー閲覧数が急に伸びてました。考えてる方へのご参考。
【この子の任務】
私がコレ仕入れたのは、起因が何であれ広域長時間停電に見舞われた時、備蓄してあるカップ麺を作るお湯を備蓄してある水を沸かして確保する。かつ、外でやるのは難点が多いので、車でエネルギー補充し室内に持ち込みコッソリ出来るもの。と言う選定要件で探したら新発売がヒットしたから。
【実際に出来るか】
この子の出力は500Wを35分間だけ。500W以上の電気製品、例えば大きな電気ポットや早沸かしの電気ケトルは使えません。従って、任務を果たせるかは相棒になる電気ポットの選定で命運が分かれます。

実際、1リットル用430Wのを仕入れてあって気温20℃位なら10分程度で沸きます。これだけ有れば大盛のカップ麺でも余裕だと言うのが検証済み。
【この子のキャパ】
この子の重さは5.3kg。500Wを35分使える電源が片手で持ち運べるのは実は画期的。
例えば鉛バッテリー式の自家用UPSは12kgもあるのに、

500Wを保証できるのが7分だけ。つまりコレでお湯沸かせるのは500cc一回限り。
つまり鉛バッテリーと比べて、6倍の仕事を半分以下の重さでやってのける高性能ポータブル電源。
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この子の蓄電量は377wh。377Wなら1時間分という意味で、変換ロスを加味すると300Wで1時間が限界。
どの位の量かと母艦(グレイス)と比べてみれば。
グレイスの12Vバッテリー。

コイツの112%
グレイスの高電圧バッテリー。

コイツの43.6%
この子に充電したら、グレイスが蓄えてる電力のカナリを持って行かれます。

だから充電時は必ずPOWER SYSTEM ON。並の車はオルタネータがアイドリングで500Wグライしか発電出来ないですが、グレイスはアイドリングでも10000Wグライ発電出来るハズなので、時々エンジン回せさえすれば車の電力はビクともしません。
【計算づくで使うモノ】
500Wで35分だけの電源。使い方はよく考えましょう。ホンダが出している例ではこんな程度。
平時なら1リットルのお湯なんてスグに沸きますが、それが何日も出来なくなるのがインフラ崩壊です。今起きている北海道以外でも明日起きたら家庭で何が困るか、考えてみる事が備えに繋がります。
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ちっちゃいので大した事は出来ませんが、全く出来ないのとは天地の差になるカモ。平時は車載品として酷道での遭難に備えておりますw
でわ。(^^)/~
Posted at 2018/09/12 00:54:52 | |
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