
ホンダが鈴鹿8耐から撤退すると言う。
僕はホンダが撤退すべきは8耐ではなくスーパーGTだと思っている。
今年のNSXは特認で参戦と聞いた。
GTレースと言うのはフォーミュラと違って市販車に近い意匠の車が戦い、それが販売に結びつくと言うものだと思う。
なのでワークスは現行車で戦うものと言う僕の認識なのだか、ホンダはミニバンメーカーとなって久しく、新規スポーツカーの開発を怠り長い間NSXで戦い、NSXの生産中止後もそれは続いた。そして昨年末の次期車輌の開発中止。
いくら参戦できる車が無いからと言って、ワークスがいつまでも20年も前に発売された旧車で、しかも特認扱いにしてまで参戦するなんてどうかと思う。
トヨタで言えば時代的に、スープラやMR2で戦うようなもの。車が無いなら潔く舞台から去るべきと思う。
特認と言えばGT300、とにかく特認が多すぎる。ガライヤ、レクサスIS350、紫電、ヴィーマック…参戦車輌の半分が特認車輌だったかな。
ここまでくると特認って何?という感じ。
僕の認識では特認って「特別に認められた」って事だと思う、でも参戦車輌の半分が特認車輌と言う現状のどこが「特認」なんだろう?
第一特認規定は分かりづらくて明快でないのが問題だ。
昔のタイサンF40やラーク・マクラーレンF1GTRなどの特認は速すぎる車の抑制のための特認だったと記憶している。
今の特認は速くするための特認だ、ISやカローラをミッドシップで走らせるとかは、その典型だと思う。
そもそもISやインプレッサ、今年はカローラも参戦するようだが、これはGTカーなの?
昔JTCCと言うカテゴリーがあったけど、GTでなくツーリングカーの間違いなんじゃないかと思う。
僕が見始めた頃はタイサンF40が走っていて、96年のラーク・マクラーレンF1GTRが走ったあの頃は華があったしトキめきがあった。
今スーパーGTにISやカローラが走る様を見て心がトキめくだろうか?
オーナーさんには申し訳ないが、昔あったITCやDTMのマシンとしてならともかく、GTマシンとしては全くトキめかないし場違いな気さえする。
昨年のGT-Rの特認にも言いたい事はあるが、とにかく今のGTはこれでいいのか?と僕は言いたい。
FIA-GTのようにもっと分かりやすく、もっと市販車に近くしてレースをして欲しい。
昔のようにトキめくスーパーGTであって欲しいと切に思う。
Posted at 2009/01/24 22:47:55 | |
トラックバック(0) |
カーレース | クルマ