
今日、嫁さんから「事故を起こした」と電話がありました。
僕は仕事だったので抜け出す事が出来ず、帰宅後話を聞きました。
嫁さんの話では、相手はカブ(原付)に乗った80歳のおじいさんで、嫁さんが黄色いセンターラインの対面2車線の道路を走っていたら、おじいさんが(嫁さんから見て)右側にある自宅から出てくるのが見えたそうです。
嫁さんは「自車が迫っているので、まさか出てこないだろう」と思っていたら何と右折して本線に出てきたそうです、それでも驚きなのですが、もっと驚くことに「そのおじいさん、嫁さんと同じ方向に曲がったのに、反対車線を走り出した」そうです。
つまり、そのとき嫁さんは本線、おじいさんは反対車線を並走していたと…しかも黄色いセンターラインっすよ。
そして、おじいさんは突然ウインカーも出さずに左折してラクティスと衝突。
嫁さんも驚いてスピードを落としたらしいので、おじいさんは顔を少し切った程度で済んだのですが、警察が来ておじいさんは「何も覚えていない」と言ったそうです。
おじいさんは「わしが全面的に悪いから修理代は全額出す」と言ったそうですが、警察官が「老人の言うことだから息子さんとも話して」と言ったらしく、夕方息子さんの家にいく事に。
僕からすれば「おじいさんが反対車線を走って勝手に嫁さんに突っ込んだのに、何で僕がわざわざ出向かないといけないんだ」と言う思いもあり、「菓子折りを持っていく」と言う嫁さんに「その必要は無い」と言ってしまいました。
でも実際、菓子折りを持って行くと「過失を認めた」と取られる場合もあるので、持って行かないほうが良い場合もあるようです。
そして息子さんとおじいさんと話したのですが「謝罪はなし」、警察官の前で「おじいさんが全面的に非を認めた」言っても「おじいさんが分からないと言っているので」と言う事で結論は出ず。
とは言え警察も来て事故証明も出ているので事故の内容はハッキリしているんですが、今日ほどドライブレコーダーの必要性を感じた事はありません。
おじいさんは念のため整形外科に行ったそうで、月曜日には検査結果が出るようです。
看護士の嫁さんは「検査の時に医者が何も言っていないと言う事は問題はなかったと言う事だろう」と言っていましたが、嫁さんも「(初めての事故で)心労の性か頭が痛い」と言っているので、明日取り合えず医者に行かせようかと思っています。
実はまだ問題があって、おじいさんが自賠責しか入っていないようなんです。
自賠責は人身に関わる事しか下りないので、車の修理代には適用されません。
ラクティスのリペアを頼む予定の今回とは別の保険代理店を兼ねる板金屋さんの話では、嫁さんも走っていたので「当方の過失は1割が妥当だろう」と言って
いました。
相手は過失分9割を自腹で払うことになります。事実上の無保険と言う感じ。
相手が無保険の場合、保険会社は事故相手と交渉をしてもらえるのでしょうかね?
僕がTZM-50Rを走らせていた時は自賠責はもちろん、任意もファミリーバイク特約を付けていたんですがね。
そのおじいさんの息子夫婦は教師だそうで…教師、坊さん、医者には良い思い出が無いもので、今後の交渉が心配です。
大した怪我でなかったのは良かったけど、交渉次第では勝手に突っ込まれた上、修理代も自腹で、おまけに人身事故で罰金じゃ割に合わん!
Posted at 2009/06/27 00:56:07 | |
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