はいやぁー
インテグラ君帰ってきました…
いや長かったね。
実は3月5日には帰ってきてたんですよ。
ほんとはネタで、帰ってきたよ!いやっほぉぉぉう
とか書こうと思ってたんですが・・・
いろいろと大変な修正作業がありまして・・・
今に至ります。
まずは帰ってきた!お帰り!
んで、修正作業ってのがここ・・・
きったないねぇ・・・
というのも、今回オルタネータのレギュレーターが死んでたわけですが、そのレギュレーターで内部短絡も起きてたようでして・・・
持ち込むときは新品バッテリーでドキドキしながらディーラーへ持ってったんですが、当然内部短絡してるんで、診断待ちで2-3日すると新品バッテリーも即死したわけです。
もぅひどい有様でした。どうすんだこれっつーくらい希硫酸が・・・
そのあとめっちゃクリーニングした。
とりあえずオルタ治って帰還したら速攻で、バッテリー他周辺取り外してクリーニング、磨き、部品交換といろいろ作業をしていたわけです。
でも3/5中には終わらず、トラブルにも見舞われ3/19-20と本日までかかったわけですよ。
希硫酸に侵食されたバッテリーステー
あぁもぅこれだめだ…とか思いましたが、結晶がボロボロとれたので磨き入れるしかねぇ!となり
ここまでどうにか磨いて
シャシブラぁぁぁぁぁぁぁぁ
これで勘弁してください。これから大変な作業があるというのにここで疲れました。
んで、そのバッテリー周辺クリーニングとかステー関係の修正をして、さあ大本命
バッテリーカットオフ回路の診断&再構築
のはじまりはじまりー←冗談じゃないくらい疲れた。
まず、ことの発端ですが、
バッテリーが過充電されてもうたので、バッテリー液がふっとーして希硫酸飛び散りました。
そんで、最初のバッテリーについてたターミナル類はすべて汚染されて死亡待ったなしでした。
(正直、ちゃんとしたケーブルで再構築したい願望はあった。)
しかし!この車の純正アースケーブルは欠品。
ということでこれ
SEIWA工業製ハイパワーアーシングケーブル 20sq(画像右のやつ)
何がハイパワーなのかは知りませんが、20sqのわりに普通の自動車用低電圧線(AVとかAVSとか)の配線と比べて許容電流値は気持ち低めです。
そんだけ伝導性が良すぎるんですかね?わかりませんけど。
ちなみに20sqなんて電線は車ではバッテリーケーブルでは見ますけど、加工なんて基本しないし、普通皆さんがやるのはせいぜい大きくても2sq程度だと思います。
何が言いたいかって?
切ったり圧着する工具はこんだけヘビー級になるっつーことです。
軽く枝切りばさみですよこれ。写真だと小さく見えるかもしれませんがだいぶでけぇだす・・・
ちなみにそういう極太線用被覆剥きカッターもあります。ロブスターから出てますね。
いや太いなー(何やってんだ俺)
そんな切った圧着したで出来上がったのが
じゃじゃーん。NEWカットオフスイッチ回路ー!!!
(宅内作業ですでに虫の息)
カットオフスイッチは名門AUTO LEC製です!
(ま、これが後の俺を苦しめるわけですけど。)
このスイッチですが、3年くらい使ってた中古品です。でもスイッチなんてそうそう壊れんし、別にリレーじゃないんだからそんな頻繁に回してもないしダイジョブっショー
とか思ってたら見事に問題発生しました。
えーバッテリーマイナス側にご注目ください。
僕の車両にはオートクラッチシステムが積んであります。僕が足使えないからです。
なので、車両に元からあるアースラインを今回作成したケーブルでリプレイスしプラス、そのオートクラッチシステムも専用のアクチュエーターを駆動させる関係で、ボディアースを使わず、バッ直アースにしています。
なので、バッテリーマイナスのケーブルには、ハイパワーアーシングケーブルとオートクラッチのアースが共締めにしてあって、
ボディーアースライン→カットオフスイッチでオンオフ
オートクラッチシステム→ヒューズで物理的オンオフ(抜き差し)
という構成にしています。
すなわち、カットオフスイッチをオフ、マイナス側ヒューズを抜くとすれば物理的にアースラインは切断されるわけです。
ただし、オートクラッチシステムは一応アースラインが独立してますが、結局ボディーアースにも落ちちゃってるようなので、システムを完全カットするには、プラスとマイナス両方の回路をカットする必要があります。今回はとりあえず、プラスマイナスそれぞれに回路上にヒューズを設けて、使わないときには2つのヒューズを抜いています。
事件発生の経緯
NEWカットオフ回路をインストール
↓
動作確認でOK
↓
オイル交換に持っていく
↓
帰宅し、カットオフスイッチオフとヒューズを抜く
↓
なぜか室内灯点灯
お・か・し・いwwwww
んなわけねーじゃん!
アースおちてないんだよ!
室内灯どころかブレーキランプまでつくし、極めつけはキーシリンダーに鍵差し込むとピピピってなるじゃん!
これアース落ちてんじゃん(錯乱)
え・・・どういうこと・・・・
すかさずテスターで導通確認したところ、見事に導通してる。
あれおかしい・・・スイッチオフなのにね・・・
とりあえず外してスイッチの単体試験をすると問題なし。
しかし、車両に取り付けると導通してしまう・・・
うーん、カットオフスイッチの内部構造しらんけど、特にどこかの配線が接触してる雰囲気もなく、というか絶縁キャップほか接触しないようにしてるからね、そんなはずないんだけどね。でもバッテリーアース外してもスイッチの前後で導通しちゃってるんだからしかたねぇよね。
一応、オートクラッチシステムのヒューズホルダーも疑ったけど白だった。
疑うとこもうカットオフスイッチしかないじゃん。この間の過充電の時に損傷しちゃったかなぁ・・・
っていう、ことを想定して、注文してありました。
AUTO LEC製ではなく、RS コンポーネンツさんで注文した、DURITEってメーカーのカットオフスイッチ。値段はAUTO LEC製よりちょっと安い。
DURITEってゴードン機器のブランドの一つらしく、信頼性はそれなりに高いようですが、メーカーサイト言ったら、
外国版エーモン
的雰囲気漂ってました。ただ、物はドイツ製でAUTO LECのと同じ生産国でしたね。
強いて言うなら
すべてプラスチック製。AUTO LEC製だと溝にはまる凸部は金属製なのですが、
こいつは・・・(折れないよね?)
そんなこんなで
DURITE製カットオフスイッチに交換し、動作テストと走行後テストしてみましたが、ちゃんとカットされてました。
ただ気になるのは、このDURITE製でも、単体テストはちゃんと非導通なのですが、組み込むとやはり導通反応は出ます。ただ、テスター的にはオーバーレンジと導通を行き来するので、実質カットされてるんだと思います。
電荷が残った状態では、AUTO LEC製は導通しちゃってて、時間がたつとしっかりカットされてましたが、内部の作りがわかりませんけど、過充電の影響あったのかなぁなんて思いました。
ちなみに作業環境ですが、ガレージとはいえ
外気温3-4℃で朝6時30から12時までぶっ通しで2日間です。
体全体がやばいことになっています。
そしてこういうことしたい日に限って天気悪いです。
なんですか?どうしてですか?
ちなみにですけどオートバックスPBのGAIAっていうバッテリーの60B19Lがオルタ死亡と同時に道ずれにされた新品バッテリーでした。
んで、今回、BOSCHのHighTech Premium 60B19Lにしましたが、見た目一緒でラベル違うだけなんできっとBOSCHのOEMなんだと思います。
豆でした。