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2011年12月05日 イイね!

伝統あるロータリー・パトカー

伝統あるロータリー・パトカー宅配便で届けられては溜め込んでいた新たなミニチュアカー・コレクションについて、そろそろ整理をしながらコレクション・ノート代わりにフォトギャラリーとしてもご紹介していきたいと思います。
まずは本ブログではお馴染みの「RAI'S」から11月下旬にリリースされた新製品。このシリーズは実在の警察車両をモデル化していますが、時に今は存在していない懐かしい車両を再現した商品をラインナップに加えてきます。今回の新製品もそんな流れを受けたもので、初代のマツダサバンナRX-7が2タイプ発売になりました。

最初にこちらでご紹介するのは、島根県警察に1979(昭和54)年度に配備された車両。当時、島根県には高速道路が開通していませんでしたので、県警にも高速道路交通機動隊は存在しておらず、交通部交通機動隊への配備となっていました。

サバンナRX-7と言えば、RX-3や往年のコスモ・スポーツの血統を受け継ぐピュア・スポーツモデル。初代のSA22C、1985年にモデルチェンジを受けて2代目となったFC3S、そして1991年のモデルチェンジで3代目へと進化し、結果的には最終モデルとなったFD3Sに至るまで、一貫してロータリーエンジンのみを搭載してきました。そして、警察車両の世界においても、数は非常に少ないものの3代に渡って制服パトロールカーとして導入され続けたのです。

もちろん動力性能に優れるスポーツモデルのパトロールカーは、高速道路交通機動隊や交通機動隊に配備されて、交通取締りや事故処理などを主な任務としています。しかし、実用性という面ではコンパクトなキャビンや硬めのドライビングフィールが、決してその任に最適と言えるものではないでしょう。
ただ、この十年ほど前までの価値観で言えば、高性能を見た目でも表現しているスポーツカーをパトロールカーとすることそのものが、違反や事故の抑止効果を生んでいた面もあったでしょうし、交通安全啓蒙活動などでは広告塔的な役割も持たされていたようです。

ベースとなるべきスポーツカーそのものが絶滅状態にありますので、今後はなかなか2ドアボディのスポーツタイプ・パトロールカーが登場することは無さそうです。しかし一説によるとその昔にはランサー・エボリューションを導入していたという噂もある島根県警察、その真偽のほどは確かめようもありませんが、高速道路の延伸が続くという背景もある土地柄ですから、そのうちに興味深い車種選定を行ってくる可能性もありそうです。

MiniCar|RAI'S マツダサバンナRX-7 (1979) 島根県警察交通部交通機動隊車両
MiniCar|RAI'S マツダRX-7 Type RS 1998 千葉県警察高速道路交通警察隊
MiniCar|RAI'S マツダRX-7 Type RS 1998 群馬県警察高速道路交通警察隊
MiniCar|RAI'S マツダRX-7(FC3S)1989警視庁高速道路交通警察隊車両(速11)
MiniCar|RAI'S マツダRX-7(FC3S)1989警視庁高速道路交通警察隊車両(速30)
 
Posted at 2011/12/17 23:51:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2011年11月22日 イイね!

新たな潮流を生み出した存在

新たな潮流を生み出した存在ドタバタとした慌ただしい日々を送っている間にも、ついつい深夜に仕事の合間で“ポチッ”としてしまったミニチュアカー達が、続々と宅配便で届けられています。なかなか整理する時間もなく、最近ではコレクションノート的に使っているブログのアルバムに載せるための写真すら撮れていない始末。
そんな状況ではありますが、先にコレクションに加わった一台、それの久しぶりに“フツーの乗用車”のミニチュアカーをご紹介していきましょう。

そのモデルとは、インターアライドが展開する「Hi-Story」のラインナップから、1989年型の日産セドリック・4ドアハードトップ・グランツーリスモSVです。
このシリーズは、ちょっと懐かしい車種の中から、渋いチョイスのモデルをミニチュア化していますが、ダイキャストではなくレジン樹脂製の少量生産モデル。しかし、細部に至って精密に作られており、完成度も高いのでコレクションとしての満足度も充実する内容です。

さて、日産セドリックは1960年に初代が登場、最終モデルのY34型が2004年に生産を終えるまで、日産自動車の高級サルーンの顔と言えるモデルとして君臨してきました。実は現在も営業車としては地味に生き残っているのですが、一般需要としては2004年に新しく生まれたブランドであるフーガにその座を譲っています。
セドリックといえば、その歴史はトヨタの高級サルーンとして誰もがその名を知っているクラウンと、常に宿命のライバル関係にありました。歴史的にはスピンドル・シェイプを採用した6代目のクラウンが先鋭的なデザインでユーザーが離れてしまった時期に、販売台数で逆転した時期もありました。しかしこの限られた時期を除いてはクラウンが圧倒的な強さを見せ続け、セドリックのコンセプトやテイストもやや一貫性に欠ける嫌いがあったと言えるでしょう。

そんなセドリックにとって、1983年に登場した6代目のY30型はひとつの大きな転換点でした。この代で主力の6気筒エンジンを直列からV型に置換、当時のパンフレットには「ヨーロッパの高級車と同じV6エンジン」を高らかに謳っていました。
そして、続くY31型が1987年に誕生。日本はバブル景気の入り口といったタイミング、ゆえに高級車市場の拡大が見込まれた上に、それまでよりも若年層の新しいユーザーも増加傾向にありました。そんな中でY31型はY30型から一変して、当時の国産高級サルーンとしてはシンプル&クリーンなデザインを採用。基本的なテイストは430型から続くものでしたが、一気に近代化を図った上で、4ドアハードトップと4ドアセダンをラインナップしていました。

さらに注目を集めたのが、走りを訴求する若々しい「グランツーリスモ」シリーズの登場。排気量2,000ccのターボエンジンを搭載する「グランツーリスモSV」とノンターボエンジンを搭載した「グランツーリスモ」をラインナップ、専用のフロントエアダムバンパーや3本スポークステアリングが、高級志向のブロアム系や量販類別のクラシック系とは一線を画す存在感を見せていました。
当初は4ドアハードトップボディのみでしたが、1988年には4ドアセダンも追加。そして1989年のマイナーチェンジではグランツーリスモシリーズも大幅に商品力を高めます。まずエンジンはVG20DETで変わらないものの、インタークーラーが追加され、タービンの軸受部をボールベアリング式に変更。シリーズ中で唯一のハイオクガソリン指定とされ、最高出力は前期型の185ps/6800rpmから215ps/6800rpmへとアップされました(ネット値)。
また、トランスミッションもターボエンジン車には量産乗用車で世界初となる5速オートマチックを搭載。ワイドレンジとハイパワーエンジンの組み合わせは俊敏な走りを実現し、ライバルのクラウンには無い個性が高い支持を集めました。

その結果、「グランツーリスモ」は、旧来からの「ブロアム」と双璧を成す存在となり、以降のY32型では丸目4灯ヘッドライトを採用してブロアム系との差別化をさらに拡大。Y33型でも同様に設定され、幅広い客層から人気を博しました。
一方でクラウン陣営もこれを黙って見過ごすわけにはいかず、1991年に登場した9代目では走りを訴求した「ロイヤルツーリング」を設定。これに加えて同年「アリスト」も登場、若々しい走りを前面に押し出した高級車市場に本格的に打って出たのです。クラウンについてはさらに、1999年のデビューとなった11代目で現在につながる「アスリート」シリーズが誕生。

これほどまでにトヨタを本気にさせた存在、そのルーツがY31型の日産セドリック(グロリア)・グランツーリスモだったのです。

MiniCar|Hi-Story 日産セドリック 4ドアハードトップ グランツーリスモSV
Posted at 2011/12/06 23:43:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2011年11月13日 イイね!

生命を救う先駆者

生命を救う先駆者2011年11月9日付のエントリでは、先代の日産マーチをベースとして横浜市消防局に配備されている「救命活動隊車両」のミニチュアカーをご紹介しました。今度は、このモデルと同じタイミングで発売された、日産キューブをベースとした同車両のミニチュアカーをご紹介していきましょう。

マーチは2008年度に導入されましたが、その翌年度に配備されたのが今回ご紹介するキューブをベースとした車両。「救命活動隊」は119番通報に対していち早く臨場して、初動救命活動を展開することが任務であり、そのために道が狭い住宅街などでも高い機動性を発揮できるコンパクトカーをベースとした専用車両が配備されています。車内にはAED(自動体外式除細動器)などが搭載されており、この車両そのもので要救助者を搬送することは出来ませんが、まずは資機材を用いて救命活動を現場で行い、その上で高規格救急車で臨場する救急隊に引き継ぐという流れになっているようです。

そもそもこの車両が導入される契機となったのは、2008年10月1日に「横浜市救急条例」が施行されたことにあります。この条例に基づいて「横浜型新救急システム」が導入されたのですが、その目的は増加の一途にある救急件数にありました。横浜市の人口は369万人ほどですが、救急出動件数は年間で15万件を超えています。これは1日あたりで420件ほど、3分26秒に1回は出動している計算になります。
横浜市そのものの人口も増加傾向が続いているのですが、その増加率を上回る勢いで救急件数は伸びを示していました。しかし、全体の出場についてその内訳を見ると、実に60%近くが軽症であり、重症や重篤は8%ほどとなっているのです。ゆえに限られた人員や機材で活動している救急隊が、たまたま軽症事案に出場していたために、重症や重篤事案への臨場が遅れてしまうことが危惧される状況にありました。
当然ですが救命活動は時間との勝負。1分1秒、救命活動の開始が遅れてしまうと、それだけ生存率は低下してしまいます。このため、より緊急性の高い重傷・重篤事案に的確に対応出来るようにすることが「横浜型新救急システム」の大きな目的とされています。

具体的には「コールトリアージ」と「新指令システム」が柱となっているこのシステム。阪神淡路大震災などを契機に導入が進んでいる「トリアージ」は、治療の優先度を症状や緊急性に応じて判断する仕組みですが、コールトリアージでは119番通報に際して得られた情報を識別フォームに入力すると、緊急性や重症度が計算されて、直近にある救急隊が判別されるようになっています。この際、計算結果に基づいて出場する救急隊の編成も決定され、当然ですが重症度や緊急性が高くなると手厚い体制で臨場することになります。
この計算において「レベル2」と判断された場合、2名編成の救急隊に加えて、救命活動隊が出場します(もしくは3名編成の救急隊)。ちなみに救急隊は基本的に3名編成と定められていますが、構造改革特区「よこはま救急特区」として平成19年に申請して認められたことから、運用が特例的に認められているものです。

こうして臨場する救命活動隊の車両、そのうちの1台がミニチュア化された日産キューブをベースとしたもの。マーチに比べてスペースユーティリティが圧倒的に優れていますので、必要な資機材を効率的に積載することが可能ですし、現場での活動においても必要なものを即座に取り出せるというメリットは大きいことでしょう。その上で車体そのものはコンパクトなのですから、道の狭い住宅街などでの機動性に優れ、要救助者の直近に部署することも難しくはありません。

消防組織は基本的に市町村単位。地方では予算や人員が限られているケースも多く、実は消防・救急の地域間格差というのが、これから高齢化社会が進んでいくにつれて大きな社会問題になるのではないかと心配しているところです。
総務省消防庁でも消防装備の進化や、自然災害、化学物質災害などに対応する研究開発を進めており、全国の消防力を高いレベルで均衡させるための装備開発を行った上で、例えば近年では災害時に力を発揮する支援車両を全国の都道府県に各1台ずつ配備出来るように貸与するといった取り組みを行っています。
しかし、まだまだ地方で先行する高齢化に起因する消防吏員や消防団員の不足など、解決すべき問題点も少なくありません。国と地方が一体となって取り組んでいくことが求められることになるでしょう。

MiniCar|CAR-NEL 日産キューブ (2009) 横浜市消防局救命活動隊車両
MiniCar|CAR-NEL 日産マーチ (2008) 横浜市消防局救命活動隊車両
 
 

 
Posted at 2011/11/29 14:27:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2011年11月09日 イイね!

生命を救うマーチ

生命を救うマーチ今回ご紹介するミニチュアカーは、私のコレクションでは比較的数の少ないジャンルに属する車両です。
実在する警察車両をモデル化した「RAI'S」シリーズをリリースしているHIKO7が、従来から展開している「CAR-NEL」というシリーズで新たに実在する消防車両のモデル化をスタートさせました。

その第一弾として選ばれたのが、横浜市消防局が導入している「救命活動車」。2車種がモデル化されましたが、まずご紹介するのは先代の日産・マーチをベースとして仕立てられた車両です。

警察車両の場合は警察庁の予算で導入されて全国の本部に配備される"国費導入車"と、各都道府県の予算による"県費導入車"の2種類が存在しています。その比率は全体で見た場合、数としては"国費導入車"の方が多く、ゆえに全国で同じ車種が多く見られる結果を産んでいます。
一方、消防車両の場合はほとんどが各消防組織の予算による導入車両。ここで消防車両の仕組みについてちょっと詳しく記すと、一定の基準を国が定めており、その内容に沿った仕様の車両については国からの補助金が支給されます。消防組織は市町村などを単位とした自治体がベースとなっており、大規模な市であれば単一の消防本部がありますし、地方では複数の市町村が共同で消防組合を組織して効率化や組織力の強化を図っています。こうした中で東京消防庁が予算の面でも圧倒的な規模を誇っており、基準に則した車両のみならず、完全な独自予算で独特の車両を導入しているケースも多く見られます。

もちろん予算には限りがありますから、基本的には国の指針に沿った補助金対象車両が多くを占めています。
しかし消防活動は地域性による面も無視できません。工業地帯を抱える地域と農村部、沿岸部と山岳地帯、域内の道路整備状況(広い道が主か、狭い道が多いか)などによって、画一的な車両では使い勝手に難がある場合も少なくありません。
そこで基準の範囲内で各消防本部で車両の調達を行う担当者は、消防車メーカーと共に知恵を絞っているのが実情です。しかし、どうしても基準を満たす仕様では満足出来ないこともあるわけで、そうなると独自性の強い車両を製作、導入するという流れになるわけです。

今回ご紹介する「救命活動車」もそんなケースの一例と言えるでしょう。
今年の11月1日現在で369万人もの人口規模を有する横浜市。近年、都市部を中心に救急を要請する119番通報増加が問題となっており、緊急を要さない事案からの通報も多くを占めているそうです。一方で救急隊や救急車の数には限りがあるわけで、当然ですが緊急を要する事案への迅速かつ的確な対応も強く求められます。

1991年には救急救命士制度も発足して充実化が図られた日本の救急救命体制体制。近年ではAED(自動体外式除細動器)の普及や、市民の救急に対する意識の向上も見られるようになってきました。しかし119番件数の増加に対応しきれていない部分もあり、消防では初動救急を消防ポンプ車で行い救急車との連携をはかる「PA(=ポンプ&アンビュランス)連携」などの取り組みも展開されるようになってきました。

こうした中、横浜市消防局が導入した「救命活動車」。コンパクトカーをベースに緊急走行に必要な装備を備えるとともに、車内にはAEDなどの救命装置を積載しています。
119番通報があった場合、状況に応じてこの車に救急資格者が乗って出場します。そしてコンパクトな車体による機動力を活かして道の狭い住宅街などでも、要救助者の直近に部署して迅速に初期救急救命活動を展開。その後、この車には搬送機能がありませんので、高規格救急車などに引き継ぐという連携スタイルを確立しています。

全国的にはこうした専用車を配備している事例は稀ですが、今後の救急体制に向けて注目を集める事例であると言えるでしょう。
もっとも、不要な119番通報が増加している問題は、これからの超高齢化社会において一層大きな社会問題となっていく可能性も高く、官民挙げての啓蒙活動など何らかの取り組みがより求められるように思います。
 
MiniCar|CAR-NEL 日産マーチ (2008) 横浜市消防局救命活動隊車両
 
Posted at 2011/11/23 02:03:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2011年11月02日 イイね!

やっぱり導入されました

やっぱり導入されました昨今、一般的な白黒ツートンの制服パトロールカーで定番の車種といえばトヨタ・クラウン。中でも180系、俗に言う"ゼロクラウン"は、警ら仕様から交通仕様まで、とにかく全国至る所に配備されて圧倒的な多数派となっています。しかし、それでもなお、都道府県によっては独自の予算でちょっと珍しい車種を導入しているケースも見受けられます。もっとも、別にウケ狙いで導入される筈もなく、用途や目的に応じて入札が行われた結果、たまたま全国規模で配備されている車種とは異なるものが選ばれた、という結果に過ぎません。
しかし、そういった背景を承知した上で、「ひょっとして、故意にこの車種を選んだのでは?」と思わせるような導入事例も見受けられます。その最たるものが、埼玉県警察に導入されている日産スカイラインです。

同県警にはこれまでに、GT-Rをはじめとしたスカイラインが多く導入されてきました。さすがに"スカイライン"の冠が外れた現行型のGT-Rこそ導入されていませんが、R33型では2ドアのGT-Rに加えて、オーテックジャパンが仕立てた422台限定の4ドア仕様までもを覆面仕様で採用。大きくキャラクターを変えたV35型についても、なんと3,500ccエンジンにエクストロイドCVTを組み合わせた「GT-8」を白黒ツートンの制服仕様として導入するなど、貪欲なまでにスカイラインを配備し続けてきているのです。
もっとも、今回ミニチュア化された個体は無線のコールサインが「952」。これはV35型の、まさに「GT-8」で使われていたもので、要するに代替に充てられたことが想像できます。

そんな埼玉県警察ですから、V36型にスカイラインがモデルチェンジされても、交通取締用のパトロールカーとして採用されるのは時間の問題だろうと思われていました。
そして2007年に、まずは覆面仕様が高速道路交通警察隊に配備されます。それから2年弱遅れて2009年初頭に確認されたのが、白黒ツートンの制服仕様。こちらは北海道で採用されたものとは異なり、マイナーチェンジを受けた後の後期型がベースとなりました。ゆえにエンジン排気量は200cc拡大された3,700ccとなり、ミッションも5速から7速に多段化されたオートマチックとなっています。

このほか、細かいところでは首都圏の高速隊車両ということで速度取締用レーダーの搭載は無し。ゆえに無線アンテナも通常のルーフ中央に備えつけられています。北海道仕様との違いで言えば、あとは目立つ所として前面警光灯にLED式が採用されたことと、助手席の相勤員用ナビミラーがドアサッシ取り付け型ではなくドアミラーに載せるタイプとされていることが見受けられます。

その昔は、トヨタのクラウンと日産のセドリックがパトロールカーの世界でも双璧を成していましたが、今では日産車は捜査用車両への導入例は多いものの、一般的に街中で見かける機会の多い警ら車両や交通取締車両の制服仕様としては稀少な存在になりつつあります。車格的にはセドリックの後継はフーガとなりますが、さすがに価格的には折り合いがつかないのでしょう、全国的にも初代フーガが埼玉県警察の警護車両として導入された程度に過ぎません。

このように全国的にも稀少なV36・スカイラインの制服パトロールカーですが、導入年次から考えればまだ3年くらいは第一線で活躍してくれるものだと思います。


MiniCar|RAI'S 日産スカイライン370GT V36 埼玉県警察高速道路交通警察隊車両

MiniCar|RAI'S日産スカイライン350GT-8 埼玉県警察高速道路交通警察隊車両
 
Posted at 2011/11/14 09:26:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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