
では先日の続きを!
スタートラインに車を止め、待つこと3分弱!
「前に移動してくださ~い!」と検査員からGoのサインが ・ ・ ・
こちらの心の準備が出来ているいないに関らず、無情にも事は淡々と進みます。
先ずは第一クール、ここでは「同一性の確認と概観検査」が行われます。
車検証の記載内容と相違が無いか?
目視と音で確認する訳でしてでは実際どんな事をやているか、と言うと
ボンネットを開けて車体番号やエンジンを確認、ホイルをミニハンマー(?)で叩いてユルミが無いかをチェック。
次に保安装置の確認
「はい、ウインカー右、次は左、ライトオン、ハイにしてくださ~い!」
「ウインドウウォッシャー出してくださ~い!」
ここで検査員のお兄さんが後に移動し
「はい、ウインカー右、次は左、ブレーキ踏んでくださ~い!」
「ギアをバックに入れてくださ~い!」
考える暇も無く、言われるままなすがまま!!(笑)
それでも、ここまでは順調にクリアー♪
が、ほっとしたも束の間
ここまで実にリズムカルに聞こえていた検査員の声が ・ ・ ・
・
・
・
・
止まった!
・
・
・
・
「マフラー、社外品ですねぇ~!」
と、変わらぬ口調で明るく仰るのです。
「保、保安適合品ですが・・・」 と一応説明する私。
(この時ばかりは神頼み!)
「問題無いと思いますが、念の為近接排気騒音測定を受けてください!」
(??? 何、それ?)
幸先良いスタートを切って、一騎に乗切るつもりが ・ ・ ・ 早くもコースアウト!
「はい、前に移動してくださ~い!」
(ほらほら後が痞えてんだから、行った行った!)
はい! めけずに次行ってみよう!(笑)
第二クールは「サイドスリップ、ブレーキ、スピードメーター」の検査です。
天井から吊り下がっている掲示板の「前へ!」の指示に従い移動、
前後のタイヤがローラーに載ったところで 「止まれ!」
この後前後左右に車が揺れたと思ったらサイドスリップの検査終了 ・ ・ ・ 「○」
( よ~し! )
次はプレーキ検査
「はい、40kmまでスピード出してくださ~い。はい、ブレーキ踏んで!」 ・ ・ ・「×」
( What? )
「もっとゆっくりでいいですよ!」 と検査員のおいちゃんは言う。
(ここの検査員はおいちゃんだった。検査員から見ればドライバーもまたおいちゃんだった。笑)
40kmと言ってもエンジンが唸るだけでスピード感覚は0km、
どうやら踏力が強すぎて計測不能 ・ ・ ・ だったらしい! (爆)
気を取り直して再度挑戦 ・ ・ ・ 「○」
次にスピードメーターの検査 ・ ・ ・ 「○」
サイドブレーキの検査 ・ ・ ・ 「○」
これで第二クールをクリアー、第三クールへ移動します。
第三クールは「ヘッドライト」の検査
指定の場所に車を止めると、掲示板は「ライト点灯」を表示 ・ ・ ・ スイッチオン
と同時に光軸計測機が平行移動してライトの前でストップ!
計測部分が上下左右に動いて光軸の位置を探索 「計測中」 ・ ・ ・ 「左○」
次は右側に移動して探索 「計測中」 ・ ・ ・ 「右×」
( うそっ! )
「再検査します」 ・ ・ ・ ・ 「右×」
( うそ、じゃない!! 汗 )
もし問題があるとしたら、恐らく光軸だろうなぁ~! と思ってましたが・ ・ ・
当って欲しくない予想程、不思議と良く当る。 (爆)
「右のライトがダメですね。調整して再検査してください。」
そう言って検査票を機械に通して検査結果を記録し、検査票を返してくれました。
(注:本来は自分でやらないとダメです。)
予想していたとは言え、これでテンションは2ランクダウン!
次の第四クール「下回り検査」と第五クール「排気ガス検査」は難なくクリアし
これで一通りの検査が “取り合えず” 終了です!
( ふぅー! )
スタートしたのが9時19分ぐらいでゴールは9時46分ぐらい
という事は「初ユーザー車検」の公式タイムは “ 27分 ± α ” でした! (笑)
一息付いた後、マフラーの近接排気騒音測定の場所に移動します。
マフラーの後方右45°距離50㎝の位置にマイクの付いた測定器がセットされ
エンジンを○○○○回転
( 忘れた! ) まで上げます。
エンジンの回転と共に測定器の数値が
ピィッ ピピィッ
ピピピィッ ・ ・ ・ ニヤリ♪
( 小さくガッツポーズ! )
これで、残るは光軸調整のみ!
車検場近くのショップで調整してもらい(1575円)再検査へ ・ ・ ・ 「○」
検査表を検査員に渡し、検査申請書に捺印してもらえば晴れて検査は終了です。
今回初めてユーザー車検に挑戦して見ましたが、事務所の方を初め検査員の方は皆さんとても親切でした。
特に第二クールの検査員のおいちゃん!
車が気に入ったのか ・ ・ ・
同世代から来る親近感か ・ ・ ・
あるいは戸惑うことを見越していたのか ・ ・ ・
真実は定かで有りませんが、持ち場を離れて最後まで付き添ってくれました!
( 多謝x2 )
お陰さまで私は、ドライバーに専念していた! だけです。(汗)
もし一般の方と同じように、一人でやっていたら ・ ・ ・
『 検査員のおいちゃん、ありがとう~♪ 』
「ユーザー車検にチャレンジ!」 おしまい
Posted at 2007/11/23 23:51:27 | |
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