
こんばんはHTです。
と書き出しつつ、夜は疲れて寝てしまいました。
なので書いているのは翌朝です。
今回は前回の整備の続きで、FRショックを交換します。
RRショックは、以前変えた時に結構効果あったので、FR側も楽しみです。
楽しみなのと、今回こそ早く作業を終わらすという決意のもと、苦手な早起きも頑張ったわけですが、頑張ったおかげで(?)、早朝の高速Pでかっこいいポルシェに遭遇。

930ターボ、いいですね。ブラックバード。
そんなこんなで今回もくろやん邸にお邪魔しまして...さっそく作業に入ります。

交換するのはこいつ、KYBのNew SR Specialです。
まずは前回取り付けたMKキャリパーを取り外してから、、
ストラット下部のボルト2本を緩め、

ストラット上側(アッパーマウント)のナットを3つ緩めると、

なんとそれだけでこのストラットの塊が外れます。

こちらは、さもそれらしく作業しているかのような私。
結構重いので、実は腕がプルプルしています。
外した後のホイールハウス内はスカスカです。
この状態からスプリングやアッパーマウント等々を外して...

最後に硬いロックナットを外すと、

するとそれだけで、ショックが外れます。
腕力は必要ながら、全般に意外と簡単な構造でした。

濃い青が古い方、KYBのSR Special
薄い青が新しい方、KYBのNew SR Special
名前の通りですね。
取り付けは逆の手順...ストラット本体に油を多少入れて、差し込むだけ。
硬かったロックナットは、やはり同じようにある程度の力で絞めないといけないらしく、何やら締付トルクの計算をしつつ、体重を乗せてうまいこと締めておられました。

という感じでショックの交換自体はあっという間に終了。
次いで、外した周辺部品を見てみます。
スプリングはメーカー不明ですが、長さ255㎜のGC10用でした。


このサスペンション上側の皿に付いているジャバラ(写真右上)は、破けて大部分が消失していましたので、そのうち交換する必要がありそうです。
ストラット上部に取り付いてたベアリングは、しっかり清掃した後、特殊なガンを使ってグリスを詰め直しました。

ちなみに今どきの車はベアリングついてないらしいです。
ストラット本体は、最低限の掃除だけして黒く塗装。

センス無さ過ぎて塗料が垂れまくりましたが、見えないのでヨシ。
これらパーツを組んで、、

ストラットが取り付く部分には液体ガスケット塗布して、、

重い重いストラットASSYを頑張って上げて取り付け、

完成形はこちら、といいつつショックは見えませんね。

見ての通り、この外観だけ見ても構造がわからなかったので、今回バラせてよかったです。
その後は、前回時間切れで出来なかったブレーキの調整。
踏んだ一度目は、ペダルが奥まで行くけど、間髪入れず2度目を踏むと、手前でブレーキが効くという現象があったんですよね。
FRブレーキは、上の写真で見る通り、再度エア抜きをしました。右側だけ少しエアが出たらしい。
しかしこのブレーキの踏みしろ変化の原因は、どうやらRR側が原因だったらしいです。

乗りっぱなしで調整しないと、こういう現象が起こるらしい...。
そうだったのか。。。
そしてさらに、ブレーキ調整の際にサイドブレーキを引いてもらったら「重い」というフィードバックも頂いたので、、各所に油を差してもらいました。

メンテ後は確かに軽くなりました。びっくりです。。
その後は箱根1周のドライブ、兼テスト走行へ。
ブレーキはバッチリ効きます。問題なし。
ショックに関しても素晴らしい。
街乗り時は段差を超えた時の動きがまろやかになったのはもちろんですが、
特筆すべきは、高速コーナーでの安定性が段違いに良くなったこと。
身体が振り回される感じが無くなりました。乗りやすい!
ショックアブソーバーの重要性がよくわかりました!
今回もまたありがとうございましたー!
走る曲がる止まるがokになったので、いよいよ乗りすぎツーリング参加にも参加できるかもしれません💪
Posted at 2022/12/18 08:33:46 | |
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