伊勢のブログ一覧

内宮お参りやっと行ってきました(外宮は参拝済み)。両宮に行かれた方は【白鷹】が伊勢神宮の御神酒＝御料酒(神様にお供えされます)に気付かれたと思います。大正１３年(1924)全国の酒蔵から西宮の白鷹が選ばれ唯一のお酒として毎日朝晩神様にお供えされています。

別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけのまつり)のために白鷹は毎日外宮の御饌殿に献上されています。
↓ 内宮(1/7)の御神酒も白鷹

↓外宮(1/3)の御神酒も白鷹

白鷹の歴史を簡単に
日本酒の産地「灘五郷」のひとつ「西宮郷」の中にあります。
西宮の酒蔵「白鹿」の婿養子【辰馬悦蔵】が28歳で独立、いち早く蒸気船を購入して東京に進出し「白鷹」の名声を高め３代目【悦蔵】のとき伊勢神宮の大御饌(おおみけ、神様の食事)に選ばれて９３年となります。
↓三重県だけでもこれだけの酒があります
伊勢志摩サミット乾杯酒も揃ってます。
ワーキングランチ乾杯酒【作】鈴鹿
ワーキングディナー乾杯酒【半蔵】伊賀
ワーキングランチ２日目【灘自慢】名張
１位半蔵 ２位【三重の寒梅】四日市３位【鈴鹿川】鈴鹿

白鷹のお米は「山田錦」
兵庫県吉川町の田中新三郎が酒米に適し、草丈が高く穂の大きい一種を伊勢詣りのとき伊勢山田の近くで発見し持ち帰り、初代悦蔵が奨励金を出して品種改良を重ねて【山田錦】が酒米としての王座を確立。
伊勢神宮は伊勢の山田と宇治にあり山田から持ち帰ったので山田錦と呼ばれました。因みに私は宇治山田市の生まれで伊勢の市内に行くときは「山田に行く」と今でも言ってます。
【伊勢錦】は山田錦の母と言われ1860年品種改良の末に多気郡勢和村で生まれてます。
↓神代餅 茶房 太助庵

伊勢神宮に一番近い宿泊施設神宮会館前にあります🅿🚗なし

おかげ横丁のどん詰まりを行くと御幸道路に出てすぐ。店内いつもjazzが流れています

伊勢神宮と白鷹の繋り
皇学館の初代館長 中田正朔は伊勢御師(おし)の家に生まれ伊勢神宮を経て館長となり、その後 廣田神社の宮司として西宮に来て白鷹を気に入り辰馬悦蔵と知り合う。
神職を辞した後 伊勢に戻った中田正朔は酒屋を始め白鷹の三重県の取り扱いを一手に引き受け…この関係が御料酒を選ぶ決め手になったとか…定かではありません。

三重サンアリーナ🅿🚗からシャトルバスで内宮に向かいました。菓子博覧会が今年開催される会場です。

【参宮の木札】を提げて伊勢志摩を巡ると見て・食べて・お土産にささやかな楽しみがあります😊【五色の座玉(すえだま)】のロマンに触れながら

伊勢神宮外宮前の観光案内所で木札を無料で受け取れます。

(平日限定 8:30から先着１００名、一人一個)
みえ食旅パスポートも一人一冊もらいます。
(木札とパスポートくださいと遠慮せず言う)
↑↓📷リーフレットとパンフレットをもらいます。

外宮参拝に向かいます(早朝５時から参拝できます)。
表参道又は🅿🚗に近い北御門口のどちらから入っても構いません。伊勢市駅ができる百数十年前までは北御門口が入口でした、どちらにも手水舎はあります。
外宮は３０分もあればお参りできますので早々に伊勢詣りの定番ルートの二見興玉神社(夫婦岩)に向かいその後は内宮へ(時間に余裕あればパールロード経由で)。
昨年参拝者数ベスト３
①内宮５７９万人 ②外宮２９５万人 ③二見興玉神社(夫婦岩)約１９０万人
協賛店で「おもてなし福袋」を木札を提示してもらいます。

外宮近辺にもたくさん協賛店あります(人気観光スポットでは福袋がない場合もあります)内宮の宇治浦田観光案内所(Ｂ市営🅿🚗近く)はいつも福袋あります…たぶん😊
↓📷以外も色々の何れか数点が入っています…ささやかな福袋の中身ですがチョッといいものも😊

みえ食旅パスポートもスタンプ集めてください。
木札の五色玉は食事やお土産で500💴以上で一個もらえます(注:5000💴でも一個です)
【五色の座玉】とは

五色玉は神社の格の違いを表しているともいわれます。

籠神社本殿では見ることができます。

「伊勢に参らば元伊勢参れ」と謡われ伊勢と元伊勢が特別の関係があることが分かります。天照大神・豊受大神が一時的に祀られていたとされます。この由来は別の機会に…
【五色の座玉】とは
伊勢神宮の正殿と京都府宮津市の籠(この)神社しかありません。高欄の上に飾られていますが伊勢神宮は一般の参拝者は見ることはできません。
中国の陰陽五行説(思想)に由来した五行の色は「木・火・土・金・水」を象徴し次の意味があります。
木＝東・青龍・青
火＝南・朱雀・赤
土＝中央(天位) 黄
金＝西・白虎・白
水＝北・玄武・黒
一週間は月と日を足して作られています。
五行説も説明は省略😓
日帰りのお伊勢参りで五色玉を揃えるのはチョッと難しいかも…

明日(1/10)から木札の配布に並んできます。

仙台を出発し福岡に向かう途中に伊勢神宮(外宮)に参拝に立ち寄られた みん友さんと🏪ですが何とか出会えました😊共に内宮目指すも激渋滞で🅿🚗までたどり着けそうになく諦めたあとハイドラ頼りに追跡し捕獲😏

陸路を大平洋に沿って九州まで一般道をボッチＴＲＧされているとのこと((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ😅
酉年の木札はまだ手に入らないので申年の参宮木札を福岡までの安全を願いながら🎁…後ろ姿を見ながらちょうど外宮前交差点でお別れしました。

その帰り自宅前なのに図図しく境内に止めて今年早くも３回目のお参り

右手は何処の神社にもある手水舎ですが

左手は 石造水船 水盤…用途は同じです
今から200年前の1817年に第34代山田奉行 高井山城守源實徳が奉納されたもの
皆さんの御近所の神社にも同じような石造りの水盤があるかも

因みに 大岡越前守忠相は第１８代山田奉行です(1712年当時は大岡能登守忠相)
↓📷山田奉行所記念館

1717年 41才の若さで徳川吉宗に江戸の花形 町奉行に抜擢され山田奉行から栄転したのはご存知の通り
最後はいつもの昔話となりました😊

木札は神宮が販売する御札ではありませんが毎年十二支が刻印された木札が配布場所・時間・数量・期間限定で無料でいただけるので秘かな人気があります。
500💴で販売もしています。

配布場所
伊勢神宮外宮前の観光案内所のみ(赤福外宮前店の隣)
↓📷の左側に信号交差点角に観光案内所があります。専用🅿🚗ありませんので外宮🅿に駐車してください…徒歩数分。

配布期間・時間・個数
1/10 ～ 3/末日の【平日限定】 8:30 ～先着 １００人
土日(平日も)は市内各所で500💴で販売され購入できます。
↓📷購入と無料の違いは木札の歴史の説明文と紙袋(無料配布は木札のみ)

参宮の木札のいわれ(有料の木札に添付されている説明文丸写し😓)
参宮の証
その昔、お伊勢参りをする旅人は、筒状に丸めて背負ったゴザの先に、１文無しの印「ひしゃく」さえ差しておけば、白米のおにぎりやお風呂、水、わらじなどな提供してくれる伊勢の人々の「施行」に支えられていました。
そのことから「お伊勢参り」を「おかげ参り」と呼ぶようになったと言われています。
【参宮の木札】はその「おかげ参り」の「ひしゃく」に代わる「参宮の証」、現代版の施行(おもてなし)として、毎年ごとに十二支をあしらえ配られています。
この木札を持って伊勢志摩を巡るとプチ良いことがあります。
良いこと＆五色玉の紹介は近日中に😊

↑ 1/2 外宮さんに初詣お参りし神宮でお守り買わず観光案内所で【伊勢開運手帳】買ってきました😓

↑ S-660中部オーナーズクラブ新春定例会が木曽三川公園で開かれ５４台も集まりました。寒かったです😞

神宮を参拝された方は放し飼いの鶏を見かけたと思います。式年遷宮の儀式の始まりに宮司が「カケコー カケコー、カケコー」と鶏の鳴き声の真似を３回行う【鶏鳴三声】にも由来する伝説から神鶏と呼ばれています。
1/2初詣兼ねて外宮さんに神鶏の撮影に…出会えず😓


鶏📷ないので自宅の玄関下駄箱の上のお飾り

今日は神馬（しんめ）もいなくて…午前中はいつもいないですが…外宮に国春（くにはる）と笑智（えみとも）、内宮に草音（くさおと）と空勇（そらいさむ）の４頭に去年は数回 御厩（みうまや）で対面できました。
鶏の前に馬の説明を少し…空勇は雅子様の愛馬でしたが2011年に皇室から贈られました。国春は唯一鹿毛（茶色なので）外宮は一目で笑智と区別できます。内宮は共に白馬なので見た目では分かりません。
名札がかかっていたと思います。
１日、１１日、２１日の朝８時前にお参りすれば必ず会えます。神馬が菊花紋章の入った馬衣を羽織って参道を歩いて正宮まで進み大御所に見参します。

↑ 町内老人倶楽部の力作です
神宮の神鶏には名前はありませんが「尾長鶏」「尾鷲鳥」「小国鳥」の種類が見られます。
有名な神話なのでご存知の人も多いと思います（かなり省略してます）
「天照大御神は弟の須佐之男命の乱暴な振る舞いに心を痛め天の岩戸に閉じこもります」

須佐之男命は注連縄では良いお話しで登場しました😓天の岩戸は内宮から伊勢道路に進むとあります。

「天照大御神が引きこもったため真っ暗闇の世の中に」
困った八百万の神が天の岩戸の前で
「朝が来たと長鳴鶏に鳴かせて祝詞（のりと）に合せ天宇受賣命（あめのうずめのみこと）が舞い踊る姿に」
八百万の神たちが大笑いしている声に天照大御神が驚いて天の岩戸を開いたところ、力自慢の手力男神（てじからおのかみ）に外に連れ出されて世の中に光りが差しました。
暗黒の世界から蘇らせた鶏が【神の鳥】と崇められる由来という長いお話しでした。