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がく@323のブログ一覧

2018年11月20日 イイね!

CBAEPフロントブレーキ顛末

CBAEPフロントブレーキ顛末過日の広島25周年ミーでお話ししたブレーキ整備問題ですが、完璧純正状態への修復とは行きませんでしたが、先週末にとりあえずはオーナー氏が納得できる状態へのリペアが完了してお手元にお返しすることが出来ました。

        【 ご注意!!】

以下に書きます事は決して某正規ディーラの整備事情を云々するものじゃないって事を承知くださいね。
ディーラのサービス担当者も一個人としては最大限の整備をしたいのは山々でしょうが、色々な法規や内規の為に断らざるを得ない状況だというコトなのでしょう。

そして、もうそれくらい古いクルマゆえに取り巻く状況を十分に理解して、(覚悟を持って)末永くランティスと付き合って行って欲しいというのが私の願いです。




さて・・・・何の事やら判らない方の為に大まかな経緯を書きますと、、、

新車購入以来、東海圏・地元正規ディーラで車検・整備してきた機体にブレーキ不具合発生

赴任先の某関東圏・正規ディーラに修理入庫
(摩材失滅で裏金がローターに当たり異常摩耗。キャリパ検査、パッド、ローター交換要請)

純正新品のフロントキャリパアッシーが製廃、中古部品も手配出来ない、との理由でキャリパの分解整備不能との回答

       〈・・・・・ここらへんで共通の友人を通して私に連絡アリ〉

状態の確認と必要部品の洗い出しの為に直接某ディーラ担当者へ電話

色々とお話を伺うも何とも歯痒い、、、まぁ電話の先からは正規ディーラという立場を忖度して欲しいって感じ、、、疲

必要と思われる部品を集め分解清掃して再度担当に電話するも、、、こりゃナケナシの手持ち部品送ってもチャンと整備出来無さそうな印象が濃厚に、、、疲疲
     (ピストンリペアキットの部番・在庫さえ確認して無いとは、、、うぅぅうううん、、)

オーナー氏に、部品は全て揃うが、動くなら整備途中でも引き取って地元まで何とか回送して付き合いの長いディーラに整備依頼するか、たとえ町工場でもしっかり整備できる所に持ち込んだ方が「吉」と伝える

キカ、赤コマのブレーキ整備実績のある工場を紹介して欲しいと返事が来たので工場とのスケジュールを調整して愛知までオーナー氏自走にて入庫





         あっさりOH完了



純正状態に復旧出来なかったのは・・・・・(広島で私が騒いでいた件ですが、、)

1 ピストンに付く〇型に十字爪の付いたシムの片方が完全に型崩れして再使用不能

      オーナー氏の許諾の下で両側取り外し (無くても法規上は車検問題ナシ)

2 左右で四つあるパッドの座り用の座金が一個紛失していた

      現行86用座金を加工して取り付けて機能回復 (無くても法規上は車検問題ナシ)



分解清掃OHしたピストンとシリンダーは一切の傷・腐食無く私の手持ちの中古部品より格段に状態が良いモノでした。


今回のリペア作業で見つかった不具合、、というか不適切・不親切な状況としては

1 削れた鉄粉がABSセンサーにビッシリ、もう本当にビッシリと角出した状態で付きまくってたそうな

    (これじゃ最悪の場合、勝手にABSが誤作動しかねないっす!)

2 今回せっかくなのでフルードの全取り換えをしたのですが、そのついでに汚れ切ったメッシュホースの洗浄をした折にボディ側のナットがユルユルなのを発見とのコト

    (ココが外れたら、、、、、おぉ怖ぃ!!)





そんなこんながありまして・・・・機体は整備先から私が拙宅に試験走行がてら連れ帰りました。

翌日、朝から御子息を伴われてオーナー氏来宅

この日モモンガ師は連絡が付かず、私のアドバイスでは作業手順が不安でしたが、親子お二人で仲良く力を合わせてガタガタになったシフトロッドを交換し、運転席窓のグラグラも修繕!
本当に素敵な光景でございましたw




今回の事象から私なりに考える問題点です、、、(どれも年式からいって当たり前なのですが)

1 完全純正状態での修理修繕を求める事が難しくなった

2 担当者・社内規によっては正規ディーラでの分解修理を受けてもらえない

・・・ということは、、何かの間違いか勢いで中古のランテ買っても、正規マツダディーラに持ち込めば安心な整備が出来る年式じゃなくなったって訳で、それなりの覚悟と整備入庫先を確保せねば、どなたにも気安くお勧めできるクルマじゃ無くなったってことです。

日常使いをいつまで続けることが出来るか不安は募るばかりではありますが、一日でも長く一台でも多くのランテが走り続けることができるように様々な対策を考えて行かねばなりませんな、、溜息



画像はMFCT累積10シーズン30戦完走を果たして「グレイト・マツダファンサーキットトライアラー」に表彰された通称「お茶ラン」

(現在3人が認定されておりますが、唯一この機体だけが一度の機体変更もナシで全てのレースを走り切った真に偉大なランティスで、なんと!オーナー氏以外のドライブでも2戦完走という無敵のリザルトを残しておられます)


今回、ランティスの優れた走行性能と耐久性を10シーズンに渡ってサーキットで実証した、この素晴らしい機体の窮地を救うお手伝いが出来たことを、私は嬉しくも誇りに思っております。
Posted at 2018/11/20 20:45:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 再生産・廃番 | 日記
2014年11月22日 イイね!

コントロールロッド実測 3

コントロールロッド実測 3もうこの事柄に関しては誰も興味無いのは判っているんだけど、恐らくCBA*P系マニュアル・コントロールロッドに関しては今回が最後のエントリとなるんで備忘録的に記しておきます。
先月、組立工殿が愛機のシフトレバーアッセンブリ交換をされたということだったので、手間をお掛けしちゃいましたが実物をお調べ頂いた。(組立工殿 多謝!)

組立工殿の愛機は車台番号3~始る後期型で、経緯や部品自体の状態から、今まで修理・交換はされていないと思われるとの事で、降ろされたロッドはラインオフ時の純正状態のものと推察された。
EPCで検索すると車台番号2~始る中期型以降のコントロールロッドは「BC1D-46-060」であるのだけど、今まで手元に保管してあった銀線のロッドとばった氏の吟撰号から降ろしたロッドの場合はラインオフ時の純正状態では前期型と同じ「B01D-46-060」が装着されていた事を現物確認している。 この2台は中期型の中でも初期の生産で車台番号も近かったから、もしかしたら製造ライン上で初期型のシフトアッセンブリーが何台分か在庫していて、平たく言えば「問題無いから有るうちゃ使っちゃえよ~~」的なノリで製造されちゃったのかも・・と勝手な想像をしていた。

・・・・っで、組立工殿の後期型のコントロールロッドなのだが形状とロッド刻印を確認してもらったところ、、、コレも初期型と同じ「B01D-46-060」が組み付いてた。
この事実からKFを搭載したMTは生産期間の間は一貫して「B01D-46-060」が組み付けられてラインオフしていたと推察される。
そして修理用としては(管理を簡素化するためだと思われるが)、BP用のコントロールロッドを代替品として部品の統合をしたんだと思われる。
ただし、EPCで検索を掛けた場合、何故だか初期型だけがラインオフ時のコントロールロッドである「B01D-46-060」を表示するのだが、もうコレに関しては手元に有る資料などでは判らない。
印刷物のパーツカタログの各版を丹念に調べるとまた新しい経緯も明らかになって来そうではあるが、さすがにコノ件を調べるだけの為に買い集める情熱は持ち合わせていないので、何方か生産期別のパーツカタログを複数お持ちでしたらお調べ頂き、こっそり教えて頂けたならとても嬉しいのですが、、、、そんな酔狂も居ないか、、、凹

さて、このエントリが組立工殿の調査からひと月程も遅れた理由はですね、、、、もう一台のロッドを現物確認してからにしたかったからなんですよね。

、、、という訳で、今日は朝から陽気もイイのでヒイこらとジャッキと馬持って確認してきました。

画像はBP前期型マニュアルトランスミッションに勘合する後期型コントロールロッド

やはり後期型BP・MTはEPC通りに「BC1D-46-060」が組み付いておりました。
後期型ロッドでも前期型ミッションを完全に変速できるのはガタガタが実証してるんで、結論としてはKFでもBPでも、ぶっちゃけどのロッドをどのミッションに組み付けようが実用上の機能は十分果たしますってコトです。


           あぁ~~~なんてツマンない結論だコト、、、、凹



今回の件に付きましては様々な御方に調査と情報の確認・提供でご尽力いただきました。 とても一人では調査しきれませんでした。ここにあらためて御礼申し上げます。 ありがとう御座いました。
Posted at 2014/11/22 14:03:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 再生産・廃番 | 日記
2014年10月11日 イイね!

コントロールロッド実測 2

コントロールロッド実測 2どうやら中・後期用コントロールロッドの切迫した需要は無かったようで、週中に在庫確認したらまだ残っていた。
なんだかねぇ、本当に中・後期型のロッドって短くなったのかココまで来ると白黒はっきりさせたいっていう気持ちが日増しに募って、そんでもって今、現物をツモっとかなきゃ海底なんだからコノ謎は永遠に解けないんだぜぇ~って悪魔のような内なる声に踊らされて発注してまった、、、あぁ、、どうでもイイことに拘るってのは悪しきA型気質だわねぇ。。

・・・・っで、残数2だったBC1D-46-060の1本(恐らくラス一)が手元に来た。

並べて実測してみると、、コレが予想だにしない設変がされていた。

何とですね、、、アクスル側の接続金具がまるで反対の鏡写しになってるんですよ!
画像の真ん中が中・後期2000/1800共用品だが、旧来品がロッドの中央線上から左にオフセットした状態でアクスルに接合していたものが、より直線的に接合する形状になっている。車台上で考えればロッドが車体中央線上から見ると僅かながらとはいえ斜めに取りつく事になるはずだ。
そして問題の長さは前期1800用と同じで、よく見てみると2000前期用の長いロッドの上面に「B01」と刻印があって、短い前期1800用と今回入手した中・後期2000/1800共用品の下面には「BC1」と打刻してあった。

これでKF用は前期型のみ長さが違うっていうのは証明されたんだけど、コレだけではチョッと説明不足で真実は短くなって取付金具が反対向きに改められてKFとBPの共用になったというのが正しい。

だが、、これだけでロッドの不思議は終わらない。

ばった氏からオリジナル銀線の車台番号を教えてもらい、EPCでラインオフ時の部番を当るとBC1D-46-060を表記するのだが、実物はその刻印と金具形状から見ると明らかにB01D-46-060なのだ。もしかしたら20~始まる中期型の初期ロットにはラインに在庫していた初期型用ロッドが使われたのかもしれないのだけど、、、ねぇ。
新・ばった号も20~の中期型で車台番号だと銀線よりも丁度90台若いので、恐らくは初期型用の長いロッドが使われているはずなんだけど、コレに関しては実物を見られるので答えが出るだろう。

(金具の向きと刻印から先日整備手帳に上げたロッドは正しくはB01D-46-060の海賊版となります)

もうこんなロッドの話なんかランティスに乗ってる物好きさんたちだって全然興味なんかないんだろうけど、思い込んだら命がけってのがどうやら終生直らぬ性分のようで、自分自身でも困ったものだと辟易としながらも、明日、新・ばった号に下に潜るのをワクワクと楽しみにしている自分がここに居る。
Posted at 2014/10/11 10:13:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 再生産・廃番 | 日記
2014年10月04日 イイね!

コントロールロッド実測

コントロールロッド実測昨日入って来た BC1F-46-060(前期型1800用コントロールロッド)とB01D-46-100(前期型セレクトレバー・アッセン品)の実測をしてみた。
前期型2000用と1800用ではロッドの全長が違っているとのコトだったのでカシメからボルト穴中央まで測ってみると・・・
1800用 74.2mm   2000用 76mm でダブクラ氏の情報通り確かに長さが違っていた。

手元にある他のロッドも測ってみると、、、ありゃりゃ、、、な結果になってしまった。

ハネツキは11~始まる前期型なんだけどエンジンは2~始まる中期型の銀線号のモノを積んでいる。ただし、ジムカーナを走っていたことと走行距離を考えてMT(トランスアクスル)はハネツキのオリジナルを組み付けている。そして確か銀線号のシフトレバーはショートタイプの社外品が付いていたのでロッド類は銀線のモノを移植していたんじゃないかと薄く記憶していたんだけど、丁度今日、元のオーナーのばったさんが「何してる」でつぶやいてくれたんでハッキリとさせることが出来た。
倉庫の隅っこからハネツキのオリジナルのセレクトレバー・アッセン品を引きずりだして来て見ると、薄くヒビが見られるがまだブッシュは健常でまだまだ十分に使用できる状態だった。ばったさんによれば購入後23万㌔走行時まで一度たりとロッド類の交換修理はしていないとのコトだったので、この健常なロッドは銀線号のものじゃなくてハネツキのオリジナルだと思われる。だとすればこのロッドが初期型の筈で、ハネツキから先日下したガタガタなロッド類が中期型のモノだといえる。

・・・で、ですね、、、何がありゃりゃって言いますと、ロッド長の実測値が同じ76mmだったんですよ、前期型のハネツキのも中期型の銀線のも、そして前期型用のセレクトレバー・アッセン品に組まれたロッドもね。

もうね、何が何だか訳判りませんが、、、前期型MT(トランスアクスル)に中期型コントロールロッドを組んだままでもハネツキの運行には支障無かったので前期型にも中・後期用のコントロールロッドが使えんじゃないか?ってのが私の考えです。ただし、、ハネツキのこの組み合わせには社外品のショートストロークシフトレバーが使われていたんで純正品だけでバッチリ嵌合するかってのは保証できませんので悪しからず、、、m(__)m

あぁ、、CBA系の嵌合問題って、、、疲れます、、、凹
Posted at 2014/10/04 13:44:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 再生産・廃番 | 日記
2014年10月03日 イイね!

ダブクラ氏は正しかった!私、大嘘をついておりました!!

さっき1800用のエクステンションバーとコントロールロッドを引き取って来たんですが、再度パーツカタログで確認していてえらいミスに気が付きました!!


1800用 エクステンションバー   BC1D-46-020  在庫数3

1800・2000共用コントロールロッド BC1D-46-060 在庫数2

間違っていたのは2000の中期・後期MTに関してはこの共用コントロールロッドを使えばガタツキ修理が出来るってコトです。
2000用のエクステンションバーは製廃で新品は入手不可なのですが、こちらはカシメじゃなくブッシュも別の部番で問題なく修理はできます。

残念ながらこの共用コントロールロッドはKF搭載車でも2~始まる中期型と3~始まる後期にしか嵌合しないようです。

まとめますとね・・・

1800は全期通じて両方新品にできる。

2000の中期・後期はコントロールロッドは新品にできる。

2000の前期は両方の在庫ナシ。

、、、、ということになります。

部品呼称をごっちゃにしてしまった私の大きなミスでした。
ダブクラ氏の情報が正しくて私のエントリーが間違っておりました。
ダブクラさん、ごめんなさい。

ダブクラ氏にはお詫び申し上げ、エントリーを訂正いたします。
Posted at 2014/10/03 18:14:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 再生産・廃番 | 日記

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「今年は走らせなきゃですねw 各部に無理掛けない試走ではありますが、油圧のステアリングもワイヤーリンクのスロットルも、、、乗ればやっぱり素敵ですわ♪」
何シテル?   03/07 16:39
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