先のブログでアップしたとおり、
C3は既に、手元を離れました。
2018年5月に納車されて以来、
5年と3ヶ月、一緒に暮らしたわけですね。
走行距離は75000KMに少し届かず、
特にトラブルも経験することなく、
忠実に働いてくれました。
そんなC3についての感想をツラツラと書かせてもらいます。
C3と言えば、やはりスタイルからですよね。
正面と真後ろからみると、ヒョロっとしてて、内股に見えますね。
しかしながら、斜めからみると、なかなか存在感があります。
アタシのお気に入りは斜め後ろからのこのショット。
ルーフからのラインとウィンドーの下端のラインが交わる、
Cピラーの存在感が結構でかいのと、
後ろに向けて狭まるウィンドーグラフィックが結構スポーティーなんですよ。
ちょっと目立った、二段構えのライトを備えたフロントマスクも、
その後、フォロワーを結構生み出して、
大きく言うと、クルマのデザインのトレンドの一端を担ったと思います。
あとエアバンプですね、これがないとちょっと締まらないでしょうね。
インテリアは割と落ち着いた感じです。
インパネの赤い縁取りと、助手席前のテキスタイルの処理がお気に入り。
ちなみにフロアマットは車外品に交換済みです。
シートはこのクルマの隠れたセールスポイントの一つ。
フワフワではないですが、当たりが柔らかくて、包みこまれるようで絶品。
リアシートはそれに比べると平坦で少し包まれ感が弱いですけど、
長距離でも耐えうる座り心地かと思います。スペース的も許容範囲。
ドア内張のデザインもオシャレですよ。
このクルマはディスプレィ装備。
インパネデザインのスッキリ化には貢献してますが、
エアコンを切るときは少々不便。
画面のファンスイッチのマイナスのとこをファンが止まるまで押し続けないと
いけないです。ここは物理スイッチが欲しいなぁ。
普段、携帯をつないで使用してましたが、時々反応しなくなったりする以外は、
特にトラブルとか、よく言われているブラックアウトはなかったですね。
メーターパネルは見やすいのですが、
時間帯によっては、光の反射が映り込み見にくくなることがあります。
エンジンは、特にスポーティーではありませんが、
常識的な速度の範囲では、なかなか速いです。
ディーゼルのような感じで、低速トルクが豊富。
音もオーディオを普通のボリュームで聞いていると気になりません。
燃費は街乗り中心で14km前後、高速で17km前後といった感じ。
但し、エアコンを使うと3割くらい悪くなります。
全体的に、アクセルの踏み方や、エアコン等の負荷で燃費が変わりやすいです。
乗り心地は、よく言われているように快適です。
フワフワではないのですが、シートと同じく当たりが円くて、
ストロークが長くてショックをフワッと処理してくれている感じ、
ダンパーも強力なのかフラット感も強いです。
ただ姿勢変化が大きいので、同乗者も含めて快適に移動するには、
丁寧なペダル/ハンドル操作が必要です。
ブレーキを抜くさいもゆっくりと、です。
タイヤは標準のプライマシー3のあと、プライマシー4に。
4万キロくらいは乗れると思います。
バッテリーは結局交換せずに持ちました。
ディーラーで交換すると工賃込みで6万弱ですから、大きいです。
とまぁ、ざっーとレビューしましたが、
総論として非常に良く出来た小型車です。
夏場の燃費の悪さはどうにかならんか、とは思いますが、
他は特に大きな欠点もなく、楽しく暮らせました。
あと申し添えるとすると、やはりクリア層が逝ってしまったルーフの塗装ですね。
日本の気候が特殊なのは理解しますが、ちょっと寿命が短すぎます。
写真を撮り忘れましたが、売却まえはもう酷い状況でした。
グリルのメッキのくすみも発生してましたし、
外装部品の耐性は少し弱いかもしれません。
機関系が優秀なだけに少しもったいない気がします。
まぁ、そう言ったところもありますが、
機会があれば一度乗って見て欲しい、と人に勧められるクルマでした。
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シトロエンC3 | 日記
Posted at
2023/08/27 10:13:16